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here,  ~RN 紙面上のレオネッサ 様~

私の言葉で誰かを揺るがせてみたい、と
背伸びして書く、そんな日々の中で。
あの人には追いつけない、と
背中を見て読む、そんな日々が続く。


私の拙い言葉でも、
少しは「ここ」を彩れているのかな。


感性のお花畑みたいで、
宝物でいっぱいの秘密のお菓子箱の様で。
美しくて、わくわくして、
ぐっときて、舞い上がる。

いつも誰かが彩りを加えているこの場所を、
私たちは「ポエム掲示板」と呼ぶのです。

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幽閉

私の苦しみばかり続く。

それは
地平線より長く
寿命より短く

駆け足を始めた痛みが、そのまま、鎖骨から心までを一気に貫く。

この痛みを誰かに叫ぶこと
それはきっと誰かを苦しめるでしょう
秘密の共有は苦しみの楔
私はそう知っている

だからこの不遜で最低な痛みを
私だけが感じることに意味がある
苦しみを私の中に幽閉する

私は世界のヒーローなのだから。

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きっかけ

1 : えっ、なんか…かっこいいかも(?)

2 : すごいなぁ。。。

3 : この人面白いなぁ笑

4 : わ…かっこいい……

5 : こんなかわいい表情するの?

6 : 好きだなぁ…。

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エピソード1後編

『あっ!ありがとう。あとで読んでみます。おやすみなさい。』『うん、おやすみ。』キノノは寝るらしいのでおやすみとかわし、私はご飯を食べ終わったので、手紙を読んでみることにした。そこにはこう書いてあった。
“やあ!元気か?わしはあんたのおじいちゃんじゃ。元気かのう。わし、実は前から、キノコだったんじゃ。でも人間の姿にずっと化けておった。
でもいつからか、孫の顔が見たくなって、魔法のキノコの森から手紙を出したんじゃ。郵便局に、この手紙だけ送って欲しいとな。
じゃが郵便局の人は新人だったから、間違えて聞き取ってしまって、孫のあんたを連れてきてしまったんだ。しかもその新人が連れてきたから少し記憶が消えておる。申し訳ない。わしは魔法のキノコの森の奥の方におる。よかったら遊びに来てくれ。  ソルトより。”
私は少しずつ思い出してきた。そうか。ソルトおじいちゃんは、キノコだったんだ。会いに行かなくちゃいけないな!
私の冒険が始まる。

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エピソード1。前話。

昨日のざわめきは何だったんだろう?
考えても考えてもわからない。
でも少しだけわかったことがある。それは、昨日の魔法のキノコ、少し見たことがあるということだ。
今まで、キノノの家では見たことがなかったから、どういうわけか、ここの魔法のキノコの森で見たことがあるようだ。
思い出せないけど多分そうだ。
とりあえず、考えている暇はない。朝食を食べに行かなくちゃ!もうキノノが起きているはず。そう思って私は下に降りた。
やっぱり、キノノは起きていた。『あぁ、君か。朝食ができているよ。今日はしいたけ焼いたから。私は少し休むから、ゆっくり食べてね。』
『ありがとう。大丈夫ですか?』彼女は少し疲れてるようだったから、聞かずにはいられなかった。私は昔から、いや、人間界にいた時から、
ずっと人に気を配るのが好きだった。だからそれの名残で聞かずにはいられないのだ。いや、もしかしたら聞かないと気が済まないのかもしれない。
すると、キノノが言った。『大丈夫だよ。ちょっと疲れただけだから。』『本当に。。。?』キノノは私が家に来た時から、ずっと元気だったから、
疲れたところを見たことがない。私は思わず聞いてしまった。『本当に大丈夫だよ。君は心配性だね。でも、心配してくれてありがとう。早く食べておいで。朝食が冷めてしまうよ。』『あっ!ごめんなさい。今食べます。』『うん。それがいい。。。あっ!それと、君!2つ質問いいかい?』
『あっ!はい。なんでしょう?』キノノが質問するなんて珍しい。どうしたのだろう?『君はなんていう名前なんだい?それを聞いてなかったなぁ。。。と思って。あと年齢は?』『私の名前は。。。イオリって言います。年齢は13歳です。』私は少し、言い淀んでしまった。急に聞かれたもんだし、
自分の名前を少し思い出せなかったから。年齢だけは覚えていた。『そうなんだ。イオリちゃんていうんだね。私は知っている通り、キノノ。年齢は、1000歳。人間で言えば、20歳だよ!』私はびっくりした!1000歳だなんて!てっきり10代だと思っていた。
『ふふっ!びっくりしているようだね。まぁ、それは初めて聞いたら、びっくりするわね。それでイオリ。君の洋服に、何か手紙が入っていたよ?少し読ませていただいたけど、魔法で書いてあったから、人間言葉に直しておいたよ。後で読んでみな!』

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桜月

風に吹かれる毛並みに
唇をのせる唄に
恋焦がれる盲目を紡ぐ
いつか昔の天使の輪っか

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自信

苦しいって手を伸ばしたって
今の僕には救いの手も神の加護も見えないから
結局自分しか居ないんだって
諦めて苦笑い
今日もふらふらと前を探して歩くしかないんだ