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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 13.リャナンシー ⑥

夕方、午後6時頃。
日が暮れかけた寿々谷公園は、たくさんの人でごった返していた。
「なぁ、何で着物なんだ?」
「え」
わたし達はちょうど寿々谷公園の片隅で合流した所だった。
「別に良いじゃん浴衣でも…」
1人だけ浴衣姿のわたしは、師郎に突っ込まれてそう返す。
「うーん屋台ガンガン回るなら普段着の方が良いと思うぜ」
「うんうん」
耀平とネロはそう言ってうなずく。
黎はわたしに冷ややかな視線を送っていた。
「えぇ…」
言われてショックを受けていると、背後から聞き覚えがある声が飛んできた。
「あら、皆お揃い?」
振り向くと、ミツルと浴衣姿の唯似が立っていた。
「あ、浴衣!」
わたしが思わず声を上げると、唯似はうふふと笑った。

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キャットタイム

学校 会社 心が休んでない人 誰かをいじめている人へ
キャットタイムを送ります  猫は気まぐれで 日向ぼっこしていて みんなの心が温かくなるかもしれないから
心が温まったら 今度は 誰かに送ってください だれかが休まるように 
お金はいりません 無料でお送りします 
少しでも休まるように 悪意がなくなるように 
全部行き渡ったらわかります 戦争がなくなっているはずだから
なくなっていなかったら それはよっぽど嫌な気持ちが溜まっているのでしょう
嫌なことがあったら このポエムで 掲示板で休んでいってくださいね!

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アイシーカラー

アイシーカラーのような光ががやく色で みんなを照らしたい 
暗い考えやモヤモヤを 全部明るい色で塗りつぶして みんなの気持ちを晴らしたい
そんな人間にワタシハナリタイ。

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 ふぅ

しんどいんだよな
つらいって言ってたもんな
分かってやりたいけど
分かりきれないからさ

じゃ さ

テレビでもつけてさ
カフェラテでも飲んでさ
しばらくぼーっとしてみな

そのうち
何に悩んでたんだろってなるよ

もしそれでも無理だったら
もう一度ここにおいで

いくらでも聞いてやるさ
いくらでも聞いてやるから



吐き出すことも大切だけどよ
しぼませることもアリなんだ

たまには しぼませてみろよ
ずっと吐き出すのもつらいだろ

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夜明け

雨のしずくが落ちた
ポチャン
ポタポタ
君が泣いていた

カンカンカン
踏切が鳴って
無人電車が走った

走っていた 僕も













アルバムがパラパラとめくれて、白紙のページで止まる

9/26

そう僕は書いて、君と向かい合う
君が笑ったような、そんな気がした

墓場に残った香りが
キラリと光って 僕の目におちる

空のペットボトルを持つと
今日はもう朝

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non title

眠い世界、の、君が触れていない部分に
腕時計を贈りたい 僕の身勝手で

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What am I?

僕は誰?

見失う自我 自分の持つ考えがわからなくなる

意見の波に呑まれそうになる日々

「忘れるな、自分の意思を強固に持て」

自分自身に言い聞かせる

僕は僕 キミはキミ

ただ、それだけのこと