夕方、午後6時頃。
日が暮れかけた寿々谷公園は、たくさんの人でごった返していた。
「なぁ、何で着物なんだ?」
「え」
わたし達はちょうど寿々谷公園の片隅で合流した所だった。
「別に良いじゃん浴衣でも…」
1人だけ浴衣姿のわたしは、師郎に突っ込まれてそう返す。
「うーん屋台ガンガン回るなら普段着の方が良いと思うぜ」
「うんうん」
耀平とネロはそう言ってうなずく。
黎はわたしに冷ややかな視線を送っていた。
「えぇ…」
言われてショックを受けていると、背後から聞き覚えがある声が飛んできた。
「あら、皆お揃い?」
振り向くと、ミツルと浴衣姿の唯似が立っていた。
「あ、浴衣!」
わたしが思わず声を上げると、唯似はうふふと笑った。
学校 会社 心が休んでない人 誰かをいじめている人へ
キャットタイムを送ります 猫は気まぐれで 日向ぼっこしていて みんなの心が温かくなるかもしれないから
心が温まったら 今度は 誰かに送ってください だれかが休まるように
お金はいりません 無料でお送りします
少しでも休まるように 悪意がなくなるように
全部行き渡ったらわかります 戦争がなくなっているはずだから
なくなっていなかったら それはよっぽど嫌な気持ちが溜まっているのでしょう
嫌なことがあったら このポエムで 掲示板で休んでいってくださいね!
アイシーカラーのような光ががやく色で みんなを照らしたい
暗い考えやモヤモヤを 全部明るい色で塗りつぶして みんなの気持ちを晴らしたい
そんな人間にワタシハナリタイ。
しんどいんだよな
つらいって言ってたもんな
分かってやりたいけど
分かりきれないからさ
じゃ さ
テレビでもつけてさ
カフェラテでも飲んでさ
しばらくぼーっとしてみな
そのうち
何に悩んでたんだろってなるよ
もしそれでも無理だったら
もう一度ここにおいで
いくらでも聞いてやるさ
いくらでも聞いてやるから
な
吐き出すことも大切だけどよ
しぼませることもアリなんだ
たまには しぼませてみろよ
ずっと吐き出すのもつらいだろ
雨のしずくが落ちた
ポチャン
ポタポタ
君が泣いていた
カンカンカン
踏切が鳴って
無人電車が走った
走っていた 僕も
アルバムがパラパラとめくれて、白紙のページで止まる
9/26
そう僕は書いて、君と向かい合う
君が笑ったような、そんな気がした
墓場に残った香りが
キラリと光って 僕の目におちる
空のペットボトルを持つと
今日はもう朝
眠い世界、の、君が触れていない部分に
腕時計を贈りたい 僕の身勝手で
僕は誰?
見失う自我 自分の持つ考えがわからなくなる
意見の波に呑まれそうになる日々
「忘れるな、自分の意思を強固に持て」
自分自身に言い聞かせる
僕は僕 キミはキミ
ただ、それだけのこと