「―」
謎の人物はばたと倒れる。
いつの間にか目を光らせるのをやめたネロはりいらちゃんに向き直った。
「…アンタ」
りいらちゃんはうつむいたまま、何で…と呟く。
「何で! 何でりいらの邪魔をしたの⁈」
どうして⁈とりいらちゃんはネロに掴みかかった。
「お、落ち着け…」
耀平は慌ててなだめようとするが、りいらちゃんはい気にせず続ける。
「折角! 折角上手くいくと思ったのに!」
何で、何で…とりいらちゃん目に涙を浮かべながら言う。
その目はネオンイエローに輝いていた。
「まぁまぁ落ち着きなさんな…」
わたしの目の前に現れたお巡りさんは、見覚えのある姿に変わりながら少女達に近付く。
「…え、師郎⁈」
わたしは急に目の前に現れた人物を見て驚いた。
「何やって…」
わたしが言いかけた時、不意にりいらちゃんと謎の人物がこちらに駆け出している事に気付いた。
「マズイ!」
耀平はそう言ってこちらへ走り出す。
わたしは突然の事にその場で立ちすくんでしまった。
そして気付いた。
謎の人物の目がまるで意識がないかのように虚ろな事に…
どうしよう、と思った時わたしの目の前に誰かが駆け込んできた。
謎の人物はすんでの所で立ち止まる。
わたしの目の前にはお巡りさんが立っていた。
「ひっ」
りいらちゃんはおびえたような顔をする。
「今だ!」
耀平がそう叫ぶと、具象体を投げ捨てたネクロマンサーが2人に突っ込んだ。
そして謎の人物を突き飛ばした。
ココロがまだあおかっただけなんだ
せっかく白く焼き付けたのに
身体中から染み出して
青と同化する
私の青写真はまだ
未完成のまま
みなさんでポエム掲示板を盛り上げましょう!
これは10月から11月ぐらいまでやりたいです!みなさんもやりましょう!
どんなタイトルでもOK!どんな内容でもOKです!平日に1日1個ポエムを作るだけ!めっちゃ大変かもですけど!
それを1日1ポエム運動、としてやっていきます!
わからないことなどがあったりしたらレスにお願いします!
なるべくタグに1日1ポエム運動って書いて投稿してください!お願いします
まとめを初めて作ってみたいと思っているので!
好きです!付き合ってください
僕は君にこう言ったよね
ありがとう、僕と付き合ってくれて
こんなに頼りないけど
君を幸せにするって約束する
そんなこと最初は言ってたよね
君を幸せにできなくてごめんね
僕は君にそんなことばっかり言って
君が女子たちのLINEのグループで散々文句言ったりしてるの知ってるよ
お金使ってくれる〜!彼氏にご飯代払わせるの最高〜!だとか
君ってそんな人だったんだね
前までは可愛かったのにね
いつから変わったんだろうね
他の男にめっちゃ告って
失敗したらグループで文句言って
君って最低だね
今までありがとう
と言って僕は彼女と別れたら
そこから
僕は他の人と付き合っている
今の彼女は顔も可愛い!
中身も最高!僕は人生で一番いい人と付き合っている
これからは君を幸せにする
一回他の人と別れた僕が言えないよね
でも今回は絶対に
君をこれからもずっと幸せにする
って心に誓った
弥彦氏に連れられ、例の部屋に入る。玄関には大小さまざまなサイズの靴が全部で6組。
「めっちゃいるじゃん……」
「いや、もう少し多い日もあるし、このくらいなら割と平均的な感じっすよ」
「マジか。結構デカい集まりだったりする?」
「そっすね」
「わーお」
弥彦氏に続いて居間に入る。家具が一つも無いのにはビビったが、それを無視すると最初に目に入ったのは、部屋の隅に腕を組んで立っている20代半ばくらいに見える男性だった。さっきのトモちゃんと違って、ストレートに怖い目つきでこっちを睨んできている。
周囲を見回すと、続いてさっきのトモちゃんを発見。隣の部屋であの女子二人組と何やら遊んでいる。
「どうも、新入り連れてきました」
弥彦氏がそう言って俺を指差した。最初に反応したのは、トモちゃんだった。
「あれー、さっきの人じゃん。新入り? でもその人って……」
「おっと、まさか俺の力を疑っているんですかい? そいつは心外だなァ」
トモちゃんの言葉を遮り、ハッタリを開始する。
「聞いて驚け。……俺には、降霊術ができる」
飽くまで自信満々に。すると意外や意外、反応したのはあの二人組だった。
「降霊術……?」
「それ、本当ですか?」
「お、おう勿論。みんなも名前くらいは知ってるでしょう、『コックリさん』ってんですがね」
あの二人が、警戒しながらもこっちにやって来た。
「やってみてください」
2人組のうち、目つきの悪い方がそう言った。
「ねえ君、本当の幸せって何だと思うね?」
「何かをしようと思い立ったときに躊躇しなくて良いくらい金と時間に余裕があること」
「……」
「……」
「ノリが悪いなぁ」
「ノッてほしかったらせめて正確な文言くらい暗記しとくんだったな」
「…………」
「…………」
「ん、次終点だってさ」
「終点はその更に3つ先なんだよなぁ」
「………………」
「………………」
「……………………」
「…………何か言えよ」
「大丈夫、私は消えたりしないからさ」
「知ってる。僕のポケットには生憎ハンカチしか入ってないしな」
「さて、そろそろ目的の駅だ。準備は?」
「できてる。じゃあ、行こうか」
すぐにご褒美があれば食いつく人間たちは
まるでネズミを追いかける猫みたいだ
「いい子ね」って喉撫でられりゃ それで満足かい?
ゴロゴロ喉鳴らして一生歌ってな、かわいい子猫ちゃん
キャットタワーのヒエラルキー争いが勃発中
そんな所で争っても、すぐに落下するのがオチだろうさ
こんな皮肉しか言えない俺は かなりひねくれてるね
もう少し素直になりたいモンだな、なんて嘘だよ
大宮で快速とも言うべき電車へ
東京に行くのか、新宿に行くのか
みんなはわちゃわちゃと盛り上がる
浦和…南川口…
荒川を渡るとだいたい半々に別れてしまう。
どっちつかずの私は
赤羽で月を見上げる。
今宵の月に身を任せてどっちに乗るかを決めるのだ
私は今日も
2線に揺られて帰るのだ