楽しんで努力したい。
でも努力はして、頑張ってしかできない。
楽しくを忘れてる。
多分、友達が頑張っているから、私もって。
目標を見失い、人に出会いまた蘇りの繰り返し。
あの輝く瞳に戻りたい。
「あの犬耳野郎を、探しにいくべきなんじゃないのか?」
別にアイツはお前に気にかけてほしくない訳じゃないみたいだし、とナツィはピスケスを見やる。
「お前だって、内心アイツの心配をしてるんじゃないのかよ⁇」
その言葉に、ピスケスはどきりとしたように目を見開いた。
「…」
ピスケスは黙って手元に目を落とす。
違うのか?とナツィがピスケスに問いかけると、少し間を置いてからピスケスは、そうかもしれないわねと呟いた。
「私も、意外に情が移ってしまったのかもしれないわ」
「じゃ、じゃあ、露夏ちゃんのこと探しに行くんだね‼︎」
嬉しそうにどんっと音を立ててテーブルに身を乗り出すキヲンに対し、ピスケスは、まぁそういうことねと笑った。
「で、どうやって探すんだ?」
地道に魔力の気配でも追いかけるか?とナツィは頬杖をつく。
しかしピスケスは、あと声を上げた。
「それに関しては1つ考えがあって」
「?」
ナツィ、かすみ、キヲンの3人は不思議そうにまばたきした。
好きな食べ物は肉じゃが、唐揚げ、コロッケ、
…etc
だけど1番の好みは、好きな人が食べ物を口いっぱいに頬張るのを見ること