「近い」を知れば知るほど
「遠い」は遠くなって
「遠い」を知れば知るほど
「近い」は近くなって
ずっと繰り返すこの感覚
繰り返せば繰り返すほど
「近い」と「遠い」が大きくなるのに
時間が過ぎれば過ぎるほど
君への「想い」が大きくなる
近く感じたその日の夜は
さみしくて「遠い」を大きく感じる
遠く感じたその夜の次の日は
うれしくて「近い」を大きく感じる
ずっと繰り返すこの感覚
繰り返せば繰り返すほど
「近い」と「遠い」が大きくなるのに
君と過ごす時間が経てば経つほど
君への「想い」が強くなる
さみしさがあるからこそのうれしさ。
「遠い」があるからこその「近い」。
君がいるからこその私。
どうか「さみしい」も「うれしい」も
「遠い」も「近い」も、そして君も。
いつまでも感じていられますように。
当たり前だったはずなのに…
君の席は私の後ろで、
私の席は君の前。
君が困ってたら、
私が手伝う。
私が困ってたら、
君が手伝ってくれる。
君が話しかけてきて、
私も振り向いて言葉を返す。
…それが「当たり前」の日々。
そんな日々「だった」。
「席替えしまーす」の担任の声
目に見える世界が真っ暗になった
同じ班だから縦列は一緒。
自分に言い聞かせて一覧を見る
次の席は…
君は私の後ろの後ろで
私は君の前の前
…ちょっと離れた…
「ちょっと」だと思ってたのに
ちょっとはちょっとじゃなくて
目に見える何十倍もの距離を感じた
次の席替え
近づけると願い 一覧を見る
君の席は私の前の前の前の前
私の席は君の後ろの後ろの後ろの後ろ
…だいぶ離れた…
「ちょっと」の2倍は
さらに大きかった
あの「当たり前」の日々が
恋しくて 恋しくて 恋しくて
ずっと願っている
次こそは 次こそは
次こそは…君の前に、いれますように。
君が後ろにいてくれますように。
チャイムがなって、授業が終わった…らしい。
誰の声も何の音も耳に入ってこない。
ずっと、ずっと、心のなかで祈っている。