ねえ、本当に こころのねつがさめるとお思い? めがあったような気さえする ゆらゆら せっかく冷静を装っても あなたの前じゃ そ んなの役にたたないの せんせい、僕はどうしたらいいですか いちからじゅうまで 教えてください 様 へ
くるぶしまで浸す「明後日が嫌」の波に 3ヶ月さきに聴くあなたのうたを灯そう
「君が好きなんだ」 そう口にして初めて、僕は“好き”という感情が何かを知った気がする 他の誰にも代えられないたったひとつ、 素直に君に伝えたいと思った言葉 我が儘だと思った 片想いだと思った また嫌われるんだと思った 違った。 僕が思ってるよりずっと、君に愛されていたんだ もう誰かに愛されることなんて、 許してもらえないと思っていたんだ。
言葉に愛が溢れているこの場所が、いまもここにあって本当に良かったなあ。
白く染まる日の向こうで ふたり手を繋いだままで、歩いた道を振り返る この前くれた 開いた紙の匂い 乗り込んだ江ノ電 浮わついた気持ちすら 確かめるのは切なくて 苦しくて。
好きって、言えなくなったな。
こんなこと言うのなんだけど、 僕は馬鹿だ 好きなだけで、こんなに馬鹿になる なんなんだ。全く。 大人になりたい。
雰囲気になるために笑顔を売るの 誰も僕のことなんて見てないけれど 気になんかかけないけれど 楽しい!って雰囲気の中で 楽しい!って顔してるみんながすきよ 今日、僕を呼んでくれてありがとう。
帰り道が分からなくなって 歩いて走って歩いて、ふらつきながら 迷ってやっと、帰りついた場所 まだ僕は弱いみたいだ 強くなろうと背伸びばかりした代償だ 君は言葉の魔法使いで 僕はそこに一匙の砂糖を添えるだけで十分だったのに 果たして何を望んでしまったんだろう? そんな分からず終いの物語にも答えは隠されてるんだから、焦らなくていいよって言えたらなあ さあ、行こうか 言葉の旅に。
「何故貴方は物語を書くの?」 女は私に問いかけた。 つまらない質問だ。 その答えを教えても、書かない者には解るまいよ。