つんと、鼻をつくような淋しい夜。 瞬きの隙間は、 いつの間にか涙でいっぱいになる。 今日は何があったっけ。 点滅し始めた信号機、 前髪を揺らした冷たい風、 久しぶりに作った焼きそばと、 好きだと思った曲の歌詞。 淋しがりやは柄じゃないけど、 今日だけ、今日だけ。 涙くん、サヨナラなんて 上手に手は振れやしないけど、 今日だけ、今日だけ。 ちょっぴり泣かせて。
色づかない季節が、ひらりとゆれて、鮮やかに、穏やかに、色彩を帯びていく。 何時から此処に立っていたのか、どうして此処に立っていたのか、もう思い出せないけど、それでもまだ、翔べるらしいよ。 次の季節には、あの色に。 次の季節には、もっと遠くのあの街まで。 僕は、翔んでみる。
夢を観て、悪い夢を観て 目を醒ましたのは 果たして今朝のことか それとも昨夜か、一昨日だつたか それさへも思ひ出されず ぼくはまた、重たい掛け布団の下で微睡みながら また早起きの明日の朝を夢に観ては 首を振り 首を振り えも云われぬ違和感に顎を浸しては またぬるい微睡みに沈んでゆくのだ きつとこの世界は、 ぼくの儚い夢に過ぎぬのかと また首を振り 首を振り 確かなものは ただ 手頸に波打つ己の脈だけなのか それさへもおぼつかぬ手つきで そっと息を吐(つ)くのだ
風邪をひいた日 なんか生きてるって分かる そんな冬の朝だった
カーテンの要らないこの部屋で 端っこに座って 微笑んだ君の横顔 そっと思い出す 書架の空気に押し固められた 今日の夕日はオレンジ模様 君はソファで本を開き 僕は瞼を閉じた
がんばらなきゃ って思うたびに 道が見えなくなる気がしていたの ひと休みしたい、なんて ふりだしに戻る魔法の呪文だって だれに言われたわけでも ないのにね 笑えなくても泣かないよ 泣きたくても笑わないよ じぶんの足跡が見えなくなっても 心臓はとまっていないから 大丈夫だって うたってくれて ありがとう
貴方が弾いたベースギターの 指遣いに見惚れてた 知らない間に積み上がった心の 温かいような 寂しいような 幸せなような もの瓶に詰めた 貴方が失くした ピックを 手のひらに乗せている チョコレートなんて贈れない (お久しぶりです!今年、初書き込みです…。少々、良い言葉が浮かばない時期でした。また、よろしくお願い致します!)
「願えば叶う」は嘘だけど。 学校行ってなくても、塾に通わなくても、障害持ってても、病気になっても、ひきこもりでも、勉強する力さえなくても、他人と違っていても。 案外なんとかなるものよ。 (大学一つ受かりました。どうするかまだ悩んでるけど、よかった。本当によかった。) 昔の自分、 案外なんとかなったよ。 生き延びてくれてありがとう。
もうすぐ時計が、またひとつ、かちり、動くよ。 時においてかれないように、なんて、なんだかたのしくないね。 僕が自転するように、僕のセカイを自転させたい。君が笑っていたように、いつかの道端の花が咲き誇っていたように。 またひとつ、もうひとつ。
きっと、14日は 骨董に囲まれた喫茶で チョコレートはあるかどうか訊いて どっちにしろ 一番奥のソファーに座って 珈琲を飲むんだと思う