俺は人を傷つけた。俺は人を傷つけることしか知らないみたい。 人を傷つける度に泣いて後悔するけど、また違う人を傷つける。 俺に色なんていらない。 だって俺は人間の心を持ってないから。 自分の言ったことを最後まで責任取るべきだ。それができないから人を傷つける。 俺に色なんて似合わない。
ベッドの左側で眠るのが癖になった。 雨の日は左の肩が濡れてしまう。 あなたはもう、いないのに。 そのことに慣れることはなく あなたがいない街であなたを探してる。 右側の愛を。
君は優しい。 君は強い。 そんな君に憧れて 僕もそうなろうとした。 でもそれは自分を傷付けて 涙を隠すことだった。 君は優しい。 君は強い。 そして誰よりも弱い。 そんな君を守るためなら 僕は強くなるよ。
君が歌っていた歌を 口ずさんで寂しくなって。 そのことに気付いてバカらしくなったり。 君がいない日々でも 時に世界は美しく見えて。 そのことに気付いて虚しくなったり。 こんな僕の毎日を君は想うこともなく 遠い空の下で今日も笑っているのだろう。 そんな君だから愛しいんだ。 でも時々でいいから僕を思い出して泣いてね。 たとえその涙を拭うのが僕じゃないとしても その時だけは誰よりも君の心の側にいるから。
いつだって思い出すのは私の方。 私だって誰かの心の中で生きてみたい。 君の心の中で。
夕陽が僕らの背中を赤く染めて 二人の時間の終わりを告げた。 影が手を繋いでて 離したくなかったけれど 小さな影が遠ざかってしまった。 あれからどのくらい経ったかな? 今日も西に日が傾く。 僕の影法師が一つ。
愛のうたを歌うとき 思い浮かべる人が変わった。 でもね、 「誰かを愛すること」 その幸せを教えてくれたのは君だから。 ありがとう。さようなら。
あなたとの想い出は私を孤独にする。 だから、思い出さない。 でも、忘れない。
たった一人、あなただけに 届けたいと紡いだ言葉が たくさんの人の胸を打つならば たとえ一番伝えたいあなたに 届くことはなくても 私は歌う。言葉を紡ぐ。
「僕は汚い」って思えるだけ きれいなんだと思う。 本当に汚れているならば そのことに気づくことはないし 悩んで涙することもないんだよ。 だから今、一人泣いている君は とても人間らしくて。 そんな君のことを僕は愛おしく思うよ。