大人から言われたこと
中学生のときに、全校生徒の前で作文を読むことになったときがありました。
でも、自分の書いた文章を読み返すのがニガテだった私は
本番が近づいてもなかなかやる気になれませんでした。
そんな様子を見かねた学年主任の先生が、私を呼び出して
どんなことでも、今やっていることは必ずお前の力になる。だからがんばれ。
と言葉を掛けてくれました。
その先生の言葉に背中を押されて、作文を読んでみようと決心できました。
実際にやってみたら、案外マイクを使って話すのが楽しくて。
それが、高校で放送部に入るきっかけになりました。
大好きな仲間や先輩・後輩に出会うことができ、
部活の時間は高校生活の何よりの支えでした。
いつの間にか、部活を通じて興味を持った「ことば」について学べる進路を次の目標としていました。
そして、去年の春に大学も無事合格。
これから、目指してきた目標を達成していこうとしているところです。
何か自分にとってのターニングポイントでは、
いつもこの言葉を思い出していました。
私が今いる場所までたどり着けたのは、先生のおかげです。
あのとき、悩んでいた私と向き合ってくれて、すごく嬉しかった。
1つの作文がどんどん新しいものとつながって、全部が私の力になっています。
先生の言っていたことは間違ってなかったな、と思う今日この頃。
次に先生と会えたら、必ず感謝の気持ちを伝えます。