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最終決戦の幕開け

気が付けばあっという間にこの時期でございますね…… 時が経つのは早いなあ。
今年度は新型コロナウイルスによる一斉休校から始まり、その後も影響が尾を引く異例の年。そしてセンター試験から大学入試共通テストに切り替わる未知の年。色んな意味で、今までにない年になりました。
かくいう僕自身も、新型コロナウイルスの影響で2月~7月ごろまで学習支援ボランティアが全面休止。去年の受験生たちのサポートに影響が出ました。そこからはいつも以上に気合を入れて今年の受験生たちをサポートしてきましたが、ここに来て感染拡大の影響により、大学からの指示で課外活動が制限されることに。今も感染が拡大している関係で、しばらくは制限が解除されないと思われるため、結局今回も最後まで受験生をサポートすることはできなさそうです。
……正直、無念しかない。去年は県立高校入試直前、そして今年は私立高校・共通テスト直前という重要な時期なのに、サポートはおろか、応援の一言もかけてやれない。
そんな今の自分にできることは、受験生のみんなを信じること。短い時間ではあったけど、確実にみんなは成長していた。それを信じて、みんなの合格を祈るのみです。

受験生の中には、いよいよ本番が近づいてきたこともあり、不安を感じている人もいるかもしれません。
だけど、今まで頑張ってきた分、確実に力はついています。だからきっと大丈夫。受験生のみんなの健闘を、心から祈っています。

さて…… 最後くらい力強くいきますかね。
さあ、最終決戦の幕開けだ!今までの努力を信じて、全力で挑んで来い!!

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最後に。

こないだ、大学のゼミがありました。同級生が、「居場所」に関して発表をしました。そのあとのディスカッションの際に、「ゼミ生みんなの「居場所」ってなんだろう?」とか、「現実だけじゃなくって、ネットとかにも「居場所」ってあるんじゃない?」みたいな話になりました。そんな中で僕が「居場所」として挙げたのが、このSCHOOL OF LOCK!でした。その話をした時、ゼミの先生が言いました。「私それ知ってる~!え、今もとーやま校長なんだ!」みたいなことを。
そう、まさかのゼミの先生がSOL!の元生徒で、しかもとーやま校長世代だったという。世代を超えて、SOL!が愛されてるんだな……と思いました。

10年間って、それだけ長いんですよ。とーやま校長。あなたはそれだけの期間、校長としてSOL!を引っ張ってきたんですよ。SOL!の歴史に残る、偉大なことをしたんですよ。
だから最後は胸を張って、笑顔でさよならしましょうね。涙で終わるんじゃなくて、いつもみたいに笑顔で「また明日!」って言いましょうね。
……大丈夫ですよ。これは永遠の別れなんかじゃないですから。またいつかどこかで、ひょっこり会えるかもしれませんから。
だから笑顔で、最後の授業をしてください。校長への、最後のお願いです。


10年間、本当にありがとうございました。

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顧問と前顧問の力を、貸してください

久々にネコ……じゃなかった、あしざわ前教頭の声が聴ける!と喜び勇んでいた先週。でも今は……正直、そこまで喜べる気分じゃないのです。

新型コロナウイルスの影響で、全国的に臨時休講の要請が出ています。新潟も例外ではなく、今週中には県内ほぼ全ての学校が休校に突入する見込みです。
この余波を受けて、僕が関わっている子ども食堂や学習支援ボランティアなどが、全て開催中止や一時休止を余儀なくされました。
特に学習支援ボランティアについては、本当であれば一昨日と昨日もやる予定でした。なぜなら、今週の5・6日が、新潟県の公立高校入試だからです。入試直前だからこそ、何としてもこの2日間はやりたいというのが、自分や上の人たちの思いでした。
ですが、県内でも感染者が出たことから、昨日の活動は取りやめになり、少なくとも今月中は活動休止になりました。受験直前というこのタイミング、最後の最後まで生徒たちをサポートしたかったのに、それができないのはとてつもなく悔しいです。

突然の事態に不安になっている受験生はたくさんいると思います。もしかすると、県外にもいるかもしれません。
そこで、校長・前教頭……いや、とーやま顧問、あしざわ前顧問にお願いです。この3月に受験を迎える生徒たちに、エールを送ってもらえませんか?
どうか、力を貸してください。

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学校には……

ボランティアで勉強を教えている子どもたちに、折に触れて話していることがある。

「学校には行った方がいい、とは思う。きちんとした生活リズムが取れるし、友達もできるし、いろんな意味で社会に出てからの練習にもなるし。
だけど……それがものすごく辛いなら、めちゃくちゃ苦しいなら、無理して行く必要はない。学校に行かなくても勉強はできる。友達だって、今や学校以外でもできるようになった時代だ。
他の人に合わせる必要はない。学校に行くか行かないかは自分で決めていい。どちらを選んだとしても、俺は今までと変わらずに全力でサポートする。」

不登校は問題だ、不登校の子を何とか学校に復帰させよう、って学校側は思っているかもしれない。でも本人が学校に行きたいのに不登校になっているならともかく、本人が不登校を「選んだ」のであれば、そこまで大事にしなくていいんじゃないか?と常々思うのですよ。
学校に行くことを「選ぶ」子がいてもいいし、学校に「行かない」ことを選ぶ子がいてもいい。どちらの選択も、その子が「自分の意思で」選んだのであれば認めてあげて、その子の選択に沿ったサポートをする。それこそが今の時代に求められているのでは?