ふわり ふわりと 頬を 撫でる 冷たくない 風 ちょっと きつめの 炭酸水 しゅわっと 弾ける 半月と 一番星だけの 夜空 駅で ギターを かき鳴らす シンガー 次々と 散っていく 花びら すぐそこの 優しい風を 抱きしめて 聞こえるのは 春の音色
価値観は人によって違います。 そんなことは、はじめからわかっています。 私は、普段あまり怒りの感情を抱かず、不満も自分なりに消すことが出来るのを自負しています。 しかし、久しぶりに苛々してしまっています。それは、価値観のズレによる食い違いで。 何かアドバイスを頂けないでしょうか。私にしては珍しいことで、自分でもこの気持ちをどうしたらいいのかわからないです。
家から逆方向の チョコレート屋まで 行って 奮発して 高いチョコレート 買って 勇気を 振り絞って 連絡した それなのに 渡すことも 会うことも できなかった 1カ月後まで 時間はないらしい 賞味期限は きれないけど 持ったままはなぁ… さあ 高級チョコレートの 行く末は?
ぼくの在り方に重なる景色を、いつも探してた。 なのに見つけたのは出来合いの絵葉書ばっかりで、 だからぼくは目を瞑って、窓を薄くひらいた。 忍び込んできた、風は乾いた冬の匂いで 伸びかけた前髪にそっと触るように顔をなでて そのまま何処かへ流れて、消えた。 (なんだか久しぶりにこんな感じの。)
それは海が見えたから。それは肌寒くなってきたから。それは空が淡く、きいろの葉が舞っていたから。それは少し、少し、私が 変わってゆくから。 ありふれた景色のなか。 あふれだす心のなか。 移りかわる季節を知ったのよ、
自分が持ってないものを、みんなは持ってる。 運動ができる子。 頭がいい子。 カッコいい子。 歌が上手い子。 楽器演奏が上手い子。 絵が上手い子。 みんな、僕が持ってないスキルだ。 そんな子を見ていると、自分がどうしようもなく低レベルでちっぽけな人間に思ってしまう。 そんなスキルが凄く欲しい。 狂おしいほど欲しい。 羨ましい。 気がつくと、こんな汚い嫉妬をしている自分が更に嫌いだ。
毎日 期待してるの 今日は 会えるかな この間までは 知りたかったら 会える日を 知ることができて でも もう違うから 毎日 期待するしかない 結局 会えなくて 歩きながら 夜空を見上げる 帰り道 曇り空? 星が見えない 今宵は 星に願えないね
ひとりにしてほしい帰り道。心にさされた針で、僕はなにを縫うのだろう。気分はまちまち。 (一人で決める時間は寂しい。崩れるのがこわい。でも、決めるのは自分なのだ。自信を持たねば。)
苦くて 飲めなかった コーヒーが 好きになった 街の あちこちに 染み付いた あの人との 思い出 もう 自然には 思い浮かばない 何もしなくても やっぱり 時間は 経つもので 苦手だったものが 好きになったり 好きだったものが そうでもなくなったり 変化は 止まらない カフェで コーヒーを 飲んで 新しい 恋を 待ちながら 少女は 女性へと 変わっていく (ポエム掲示板はリニューアルしてから初です。これからもよろしくお願いします)