机につけた頬、携帯電話の振動 その紅い震えが、僕の秋。
ふと 好きなひとが以前、眼鏡をかけていたことを思い出す まあ ぼんやりとしか思い出せないのだけど。 いつからかけなくなったのだろう その境目を見つけようする僕の帰り道を、照らす灯りがぽつぽつ
太陽がまぶしい席に座った。 これはきみの木陰だと思う。
あの日、うみに浸したぼくの心は、もう真っ赤に染まってしまったよ。 あの日、みずに映したぼくの瞳は、もう真っ黒に濁ってしまったよ。 いつだって睡らないままで誤魔化していたのに、きみに。 かたちのない泪を噛み締めて、まぶた。
永遠に 宙ぶらりんでいることを 決めこんだ どっちを選んでも、 泣く僕がみえるから。
君の街では どんなふうに街がきらきらしてますか 君の毎日も きらきらしてますように
完璧な詩が描きたかった。 海を鎮め、目玉を抉るほどにただ、美しいだけの。いつだって夢のような夢を観ながら泥臭いことばをこねくり回しては放り投げて、諦めたのはみんなぼくだった。 こんどは手加減なしだよ… (本気で素晴らしい詩、自分も納得できて誰にも文句は云わせないぜってぐらいのものが描きたいです。本気でやります…)
帰り道 夜道 月の軌道、云々 ガチャガチャを回すため 100円玉の貯金 ぽっと照らす白色に 機械的なぬくもりが欲しくなって缶コーヒー 姿を変えた金属を両の手でつつむ 角錐でも立方体でもなくて 円柱だから良いのだな、と ぽっと染まるその頬に マフラーを巻くのなんて、簡単
放課後が薫る、風がふいて 吸い込んだ、ぼくの吐息で せかいは黄色く暮れていく ね。
ラップトップ閉じて、おいでよ ゆらゆら 感情優先船 つまらない嘘は投げすててきて ちゃんと僕は傷つくんだから