バスが光を置いていく 君に手紙を、ずっと書きたい 月もこなごなに砕けた夜に あなたからの手紙を 永遠に待ちたい
計画性が1mmもないのは今日も君がまぶしいからだよ
メロン味選んでとびこめば あなたがいた朝
きみは自転車に乗っている きみは席で本を読んでいる きみは、廊下を進んでいく きみのいない廊下を僕は
はじめて映画館に行った日、 音は身体を伝うのだと知った。 きみと話した日から、 きみ以外が騒音になった夏を。 あなたの音を頼りに また会えますか、 僕の全身にはきみが響いているのだけど。
あなたに対してかっこよくありたい。 かっこいいわたしで、あなたに会いたい。
夜が煮干しになるよ 君が望んでいなくとも
つかんだはずのわたしの呼吸やあなたの言葉の体温を真似て涙をながすこと
本屋へ行くと時間が止まる。 今日も君のこと、忘れられずにいる。
無計画で切った前髪 開けた視界に目が眩む 首筋にあたる風が汗をつれてゆく 整然で生真面目 乗り過ごせない電車を降ります 雑然で不真面目 本当の私をあなたは知りません 四次元の鞄 絡まった音楽 やさしく解く 大人な指先 ( 褒めて 褒めて 髪も 生活も ) 次の汗が風を待っている