「この白熊を できるだけ遠くへ運んで!」 「どうして、そんなことしたら君の青組は負けてしまうのに」
バスが光を置いていく 君に手紙を、ずっと書きたい 月もこなごなに砕けた夜に あなたからの手紙を 永遠に待ちたい
計画性が1mmもないのは今日も君がまぶしいからだよ
メロン味選んでとびこめば あなたがいた朝
きみは自転車に乗っている きみは席で本を読んでいる きみは、廊下を進んでいく きみのいない廊下を僕は
はじめて映画館に行った日、 音は身体を伝うのだと知った。 きみと話した日から、 きみ以外が騒音になった夏を。 あなたの音を頼りに また会えますか、 僕の全身にはきみが響いているのだけど。
あなたに対してかっこよくありたい。 かっこいいわたしで、あなたに会いたい。
夜が煮干しになるよ 君が望んでいなくとも
つかんだはずのわたしの呼吸やあなたの言葉の体温を真似て涙をながすこと
本屋へ行くと時間が止まる。 今日も君のこと、忘れられずにいる。