パステルカラーの淡さが好きなんだ 言っても君は分かんないだろうけど 何者にもなれない僕に似てる気がする 綴った日記に眠る曖昧な感情や プロローグにもならない青春を携えた ルビコン川を渡れない僕に 酢豚のパイナップルって何者なんだろうな
罵詈雑言に耐えるのはこの世界では常識 泣き言は一銭にもならねえぜ なんてキザな言葉 一皮剥けたら言えるかな
大袈裟な言葉を口にしてしまうのは 恋愛に慣れてないからで ごめんね 自分の言葉なのに思うようにならないの 夕陽が綺麗だね
昭和を回顧する時代としての平成 お伽話との差異としての現実 戸惑いや不安を助長する社会機構 敬虔な信者なんだ皆 何を信じてるかは知らないが 笑みを浮かべたあの子は今日が誕生日 煌めくあの子の命は美しい こんな世界においても
邪魔なのよ むやみに自分に色を塗ってるあんたが
プラトニックな愛なんていう 輪郭がぼやけたものを追い掛けてる 二人でプリンを食べる幸せとか、さ
右手が黄色くなった 簡単に染まってゆく私は軽い女ですか
君に嫌われたくないから見栄を張るけど 嘘をつくのは慣れないから いつも後になって舌が痺れるような気がするの
どこにもいけない私は ラジオの前に今日もいる やがては大人になることが怖い 汚い大人になることが怖い こんな私の人生にも甘い幸せが詰まってるのかな
片道切符を手に入れたんだから 擦り切れた靴は無駄ではなかったのかな 手には母親がくれた地元の銘菓 落書きでしかなかった約束を今から果たしに行く
四畳半の部屋の記憶 臆病者の自殺未遂 ぐず、のろま等という呼称からの逃避行 縷々として続くこの生への抵抗 陶器もしくはヨーグルトのような白 病室の天井
不揃いな個性を統制しようと 同調圧力がそこかしこに蔓延る 鬱陶しい 粒がみんな同じ大きさの葡萄と一緒にすんな
貴方が好きだった 突き詰めればそれだけだった プライドは無いというプライドが 類を見ない狂気になってた パソコンに映る画面の向こう側に貴方がいる 異物である僕はそこに行くべきでないと知ってる アップルパイに林檎はいらないと思ってるから
冷静になれない 何をやっても手に付かない 悶々とした気持ちをどうやって落ち着かせよう 誰だよ、ファーストキスはレモン味とか言った奴
絆創膏では防ぎきれない心の穴を隠したかった 虚ろな僕の明証たりうるそれを隠したかった 無駄に何層も作った私的な領域は 空虚なその衝動を満たすための砦だったが 憂さ晴らしにもならなかったんだ 変化を嫌う僕の怠惰を、どうにかしてくれないか
魔法なんてものがあっても 種々の悩みが解決されるかは疑わしいが 魔法が使えたら、なんて ろくでもない妄想に本気ですがってる 絶望は、押し込んでも潰れやしないのに
ただいま 留守にしててごめんね 遠くに行くつもりはなかったし 助けてくれた君には感謝してるけど 単純に僕は君の前から消えるべきだと思ったんだ この現実をひっくり返す気力もなかったんだ
わくわくを ためてためて、 愛の底 目に浮かぶ、滴はきっと、夢の中
チェックメイトの数手前 輪廻を意識し出した僕に 1個だけ願いがあるとすれば 凡庸な僕を愛してくれたあの子についての 凡庸な記憶だけはこの身に纏わせてくれないか 懐かしいあの味をどうか覚えたままでいさせて
子供の頃から 好きだった もう少しだけ 好きでいようかな
わすれたくない たいせつな、 あい あい あい が メガ盛りです。
わたしにとって たいせつなのは あなただけです めをみていって
醜態をこれでもかと晒してきた 嘘を必要以上についてきた くそったれ、と空に呟けば 理性が、それはお前だろ、と返した 痛みを甘さで中和できるものか 無に帰することなどできるものか
道徳って必要ない みんなでどうでもいいこと話し合う謎な授業 通常の授業とは違う あの授業は将来に一番必要ないと思う というか使わない
一体この気持ちは甘いのか酸っぱいのか 小さな疑問はきっと青春によくあるやつで 午後になって眠気が来たら忘れちゃうやつで
お婆ちゃんの家に行くのが楽しみだった 流行りのお菓子は無くていつもおはぎだったけど ぎいい、と軋む蝶番の音を聞くとなぜか安心した
漫画みたいなどんでん返しは来ないってこと 重々承知しています、御心配なく うるさいから少し黙っててもらえますか そこにある饅頭でも口に入れたら?
描いてた将来とは程遠い 黒みがかった腕の痣をなぞる 冷蔵庫にあるものでいいや、今日は 甘い物があったらいいな
もっと早く気付いてたら君を失わずに済んだかな なかなかどうして後悔ばかりで 足踏みばかりで 買ってきた手付かずの最中は僕には甘すぎた
なんでもできるよ なんでもできると おもっていれば
私こんなに幸せになったこと無いから ただ幻を生きてるみたいで あなたがいつの日か突然 目の前から消えませんようにと願う毎日です
ぐらつく足元 味方はいない 不安定な世界 みんなみたいに色鮮やかな甘い未来が欲しいな
これは答えが無い問題だから 答えが無い以外の答えを出してはいけない あんたが求めてるのはそういうことだろ? あんたの淹れるコーヒーよりココアが飲みたいね
君が乗った一本早い電車に乗れなくて、 最後尾に顔を殴られた気がした。
砕け散った 呆気なかった 君との生活が終わった 続きは来ない 永遠に来ない 物語としては拙い 君はよくクッキーを焼いてくれた 未だにそんな些細なこと思い出してる
大体あいつはろくでもないのよ いつもあたしに迷惑掛けてるくせに 二人ならなんだってできると思う、とか 口では大層なことばっかり語って 大きな福とか言って騙すなんて、あいつと同じね
心ない人の言葉に 踊らされる毎日はもううんざりだ 楽になりたいって最近それしか言ってねえな 人生の刺激は炭酸で十分だっての
愛してるから、心配だから、 何でもしていい、何でも言っていいって 思っているんでしょう。 そんな単細胞で古くさいあなたがやっぱり大嫌いだなぁ しみじみと改めて思ったよ。 口だけ達者で、綺麗事しか言わないその口を今すぐぱちん、としてやりたい。 自分の思う通りの世の中へ!自分の思う通りの娘に! そんな人間の娘だなんて一生の恥。 だから死にたくなるんだよなぁ。 論理の飛躍?勝手に言ってろ。 こっちはこっちで進もうとしてるのに邪魔するな。
あんまり四六時中 いつも一緒にいるもんだから たまに3日間会えないだけで いつも以上に 早く会いたい なんて思っちゃう 早く明日になーれ。
くだらない話に上手く笑えてるか不安になった 冷静にこの世界を見下す自分がどっかにいた 駅前にみんなで遊びに行ったときに撮った プリクラの自分の顔が別人みたいで笑えた 本当の気持ちは包み隠しておこうかな
「どうなの?あいつのこと好きなの?」 臆病な私は嘘をつく。 「何とも思ってないよ」 疲れてる。心の穴を埋めるのに必死で。
我慢できないことくらい、生きてたらあるよ 無理せずに吐き出したいならそうしたらいい ほら、飲み込んだらいけないものもあるわけだし
明日になったらちゃんとするから 今は口うるさく言わないでよ すぐに溶けるこの一瞬を後悔したくないんだよ ああ、頭痛くなった
飽きちゃったから舐めきる前に噛んじゃった 面倒臭がりなこういう自分は好きになれない
君が嫌い 泣けばいいと思ってんだろって言うところとか 子供みたいに自分が正しいと思い込んでるところ もっと言おうと思えばいくらでも挙げられるけど 小さな恨みが積もり積もって喉に詰まった
他人を傷付けるくらいならいっそ自分をってさ いつでもあなたは優しすぎる やるべきことなんてさ,やらなくても何とかなるの 気まぐれで生きててもいいのよ あんこの多い頭を私に,とか考えなくてもいいのよ
違うという事実にずっと苦しめられてきた。 言えない秘密をその度に作った。 狡い人になれたらもう少し楽になれるかな。 けど性格なんて今更変えようもないし。 エゴっていうのかな こういうの。 君はどう思う? チーズケーキは甘くない方が好き?