いつからだろうか、新しい朝を希望とともに迎え喜びに胸を開くことができなくなったのは。 日暮れなんてものに心を踊らせ、夜を待ちわびるようになってしまったのは。
失敗した。嘲笑が聞こえた。 失意の中カフェオレを口に含んだ。 甘ったるくて、温かかった。 日々の営みの意味を考えた。キリがなかった。 だから、とりあえず、カフェオレのため生きることにした。そんな1日だった。
明日はクリスマス。君にはもうパートナーがいるのだろうか。そうじゃないならまた会いたいな。西口の夜景も、イルミネーションも、独り占めはもう飽きた。 「メリークリスマス。」 また会ったとして、それ以上僕には言えないだろう。天使がいるのなら、この気持ちを届けて欲しい。どうしようもない僕の当面の願いごと。
駅の西口から街の夜景を見下ろした 「今年のイルミネーションは独りかな」 ふとそんなことを思った 今はただ十月の気まぐれに身を任せていたい そうすれば冬が君を連れてくる気がした こんな格好悪い俺を笑っておくれ
惰性で授業受けて きれいごと流して 一人電車に揺られて ホームの雑踏に消える 無意識にあなたを探している 無論見当たらない 空は青いだけ 星は明るいだけ 恋しいのは体温だけ
あなたに言えなかった言葉を数えようとした。その時気付いたのは「好き」って伝えられたらまだあなたを想えた、たくさん話せたってこと。
汚れても、踏まれても、枯れても、散っても 晴れでも、雨でも、喰われても、摘まれても 胸を張れ、花のように
ある春の日のこと。灰色の空の下 降りしきる雨に打たれながら 凛と咲き誇る一輪の花は白い輝きを纏い 私の湿気た顔を正面から見つめそして 語りかけた。「まだ子供ね。」
定番の単語を使わずに恋を表現してください。 ご参加お待ちしております。 思い至った経緯 今まで何度か恋に関連する詩を書き込もうと思ったのですが、どこかで聞いたことがあるような言葉しか浮かんでこず、どうしても安っぽくなって しまうのです。なのでネタの補給も兼ねて。
掴み損ねた裾に手を伸ばし空気を握り潰す ぼやけた視界にあなたを描き瞼に刻む 作り上げた偶像を愛でては実像を見失う 何と情けなく、やるせないことか