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No music No life #8 アディショナルメモリー

結月視点

翌日、時雨ちゃんがあまりにも喋らなかったので、話しかけてみた。すると、突然、怒り出した。「なんで!なんで、涼香が死ななきゃいけないの!なんで、結月じゃないの!」あまりにも突然だったのと、目も、表情も、怒ってはいたが、
いつだって、時雨ちゃんの瞳の奥にあったはずの優しさは、なかった。まるで、機械のように、取ってつけたような表情をしていた。
僕はそんな時雨ちゃんを、突っ立って見ていた。そして、同様に、時雨ちゃんの異変に気づいて美月と玲が時雨ちゃんをなだめていた。すると、突然、時雨ちゃんは倒れた。その後、医務室に運ばれた。
僕達は、時雨ちゃんについて話していた。
「何があったんですかね?時雨さん。」
不安そうに、美月が言った。
「でも、一つ言えるのは、結月さんに怒っていたということですね。」美月に続けて玲が言う。

「でも、時雨ちゃんは怒ってなかったよ。」
僕のその言葉に二人は目を見開いた。

【続く】

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私、イカとにゃんこは先週金曜日、無事に小学校を卒業しました!ここまで頑張ってこられたのは、みなさんのおかげです!ありがとうございます!そして、これからもよろしくお願いします!


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元人間は吸血鬼(仮)になりました。 #0

手を引かれてついた先は、洋館のダイニングのような場所だった。
「で、なんであんたがここにいるのか知りたいんだよね。」その言葉に、私は頷いた。
そのあとには、信じがたい、言葉が聞こえてきた。
「多分、それは、あんたが吸血鬼だからでしょ。」
「は?」
「は?、じゃねえよ。」
「そうだよ〜。見た目完全に人間だから、吸血鬼とルシフェルぐらいだよ〜。今の姿のまま生きてたら、美味しかったのかな〜。」
「おい、変態キョンシー。」
恐ろしい会話が続いた。
「人間って怪物になるんですか?」
「生前に、よほどの、大罪を犯さない限りはならない。それか、怪物の血を吸うとかしないと、ならない。」
マジか。
「と、ところで、お二人の名前を教えてほしいのですが、いいですか?」
「じゃあ、それぞれ自己紹介すっかー。まずは、私から。私の名前は、風花ーーふうかーー。見ての通り、ゾンビ。魔法は一応使えるけど、そこのキョンシーほどじゃない。」
「これでも、風花は、上級のゾンビだからね〜。
私は、キョンシーの雨月ーーうづきーーだよ〜。大抵の魔法は使えるよ〜。」
「雨月も上級のキョンシーだからね。」
「私は彩月ーーさつきーーです。多分、吸血鬼です。魔法はわかりません。これからよろしくお願いします。」
夢か現実かわからないが、とりあえず、この場の空気に合わせることにした。

【続く】

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帝国少女/R Sound Design

「はぁ…」
もう何回目だろう。
何回目か分からないため息をつく。
東京の街の雑踏の中息衝いた。

ふらふらと歩く。
ふと横を見た時に路地裏に繋がる道を見つけた。
ここなら誰にも邪魔されない…
私は彷徨って行き着いた路地裏の闇夜に溶けた。

あまり街の灯りがあたらない場所だった。
ここだけ違う街のようだ。
どうせ何も起きることのないこの夜だ。
私だけ特別になったっていいだろう。
今日ぐらいは。
朽ちゆく身体と心を連れて1人当てなく漂ってゆく。
例えこの都市を這い回るゾンビになったとしても、どんなにどんなに夜に堕ちても、
明日の光が世界を染めてく。

あなたは今頃どうしているのかしら。
違う人とあの部屋で夢を見ているのでしょうね。
私の身体と心を傷つけた罪を償って欲しい。
本心はこれだけど…もういいや…
最後に1回泣かせてね…

「…あっ…」
泣き疲れてぐったりしていた。
そこに1枚の花びらが落ちてきた。
桜だった。
夜桜が綺麗に咲いている。

こんなにこんなに愛した場所よ。
何度も何度も歩いた道よ。
私の身体と心の傷、あなたの笑顔も声も全部
ここに置いてゆくわ。

さよなら。


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fLactorさん!
リクエストありがとうございました!
あまり上手に出来なかったんですがいかがでしたか?
またのリクエストお待ちしております!(´ω`*)