知る 散る 満ちる 書く 描く 語る 探す青い鳥 追う理由 春似合う花 風に揺らる 見る 聞く 光る 挿す 去る 可惜る 拾う赤い実 香る鼻腔 夏に会う花 風と出会う 率く 往く 振り向く 立つ 経つ 笑う 沈む白い日 眩しがる 秋に咲く花 風は染まる 秘す 傷ず 癒える 待つ 明日 明る 探す黒い瞳 輝きぬ 冬知らぬ花 風が歌う
ちょこっと焦がしたバターと煌めく林檎 からめてきゃらめて キャラメルきゃらめる あかいろ きいろ オレンジいろ 葉っぱのグラデーション 落ち葉蹴っ飛ばしてるわたしの横で たのしそーにわらって また 木漏れ日浴びてはしゃいで また こんな素敵な日に また 秋になったら また、ね。
乾いた地面に安堵して うるさい雨音にうんざりして 雨が好きになれないのは きみがいないから
涙が出ると思ってたんだ うれしくて、あるいはさびしくて でも何も変わらない笑顔と声が ふたりが並んだその姿が 泣いてる暇なんてないと思わせて ただ幸せに浸かるしかなくなってしまった 夢かと思った 今までのなによりも夢だと思った 何年経っても 何歳になっても 大きすぎる思い出は私の中で膨らんで こんなに言葉を紡ぐのが下手になったよ また、夢を見るんだ また、夢を見たいんだ 唯一じゃなくても特別じゃなくても 私はまだ未来が創れると信じたいよ
さびしい、も あいたい、も 全部一緒に抱えて来てくれるきみと たのしい、も しあわせ、も こうやって作っていくんだ 振り返れば思い出で溢れていて また前を向けばきみの笑顔が輝いてくれる きみがいるからわたしが辛くないように わたしがいるからきみのつらさを飛ばせるように またふざけて笑っちゃうから またきみはそれを横で見ていて
思考回路、全部私じゃ動かせなくなって 気づけばくるくる君が回る ほんと日常上手くいかなくなっちゃう 返して欲しいなんて思わない ずっとこのまま何も変わらなきゃいいって それだけ望みながらもただ未来は怖い
りんごは自分じゃ自分が見えないから いま、どんな色をしているのかわからない 周りの色が眩しく変わっていく中 わたしだけ、なにもわからないまま あなたの背中を追っていたはずだった あなたとの夢を共に迎えるはずだった 時間はいつも口約束をさらって わたしだけをひとりぼっち置いていく 約束はわたしだけじゃ叶えられない すべての、あなたが そこにいないと意味が無いのに また、わたしはおとなになれない
寒くなると嬉しいのは、恋
絶対に忘れないから この当たり前の景色に君を刻みたい きゅうっと縮こまるこの心の 居場所だけここに欲しいよ
夢を見る 君を描く 明日にきっと知る君を 私はまだ描ける まだ知らない君の姿も 私はきっとすきだ