きのうから言おうと思ってたんだ。 みんなには聞かれたくなくて、 がんばって言わなきゃならない、 すごく大切な話。 きづいてくれた?やっぱここは自分で言わないと だめかなぁ。
嘘つきは泥棒のはじまりだよ だから嘘はついちゃいけないよ そう言われて育ってきた 少し背が伸びて大人に近づいた頃 テレビの中で発言を撤回する大人を見た 謝罪する大人を見た 嘘をついちゃダメなんだよね? でも世の中にはたくさんの嘘がある もう何が何だか分からないや
わたがしって ひらがなのほうが ふわふわしてるようにかんじる イライラッテ カタカナノホウガ オコッテイルヨウニカンジル 変かなぁ でも私はそう思うんだ
ちいさいころの私は おとなになるって自由になることだって すてきなことだって思っていた そのココロの純粋さはずっと持っていてほしい。 でもね、私 おとなっていいことじゃないかもしれない もっといろんなことを知って 縛られることが増えて いつかきっと こどもっていいよなぁ なんて言うだろうから
君が笑っていた 君との距離は驚くほど近いのに 何も音が聞こえなかった 君は素直な笑顔を見せてくれた 初めて会った頃の笑顔みたいに 私と君の間に何もなかったかの様に 憎しみや恨みなどない その感情自体を持っていないかの様に 清々しい気分になれる笑顔を見せてくれた 驚くほど近かった距離はいつの間にか遠のき やがて姿が見えなくなった 意識がだんだんなくなって 目を覚ますと朝だった 何も変わらない平凡な朝 覚えていた夢は一つだけ 君が笑っていた
私と君で過ごした1年 酸味の強いオレンジのような時間と ほろほろ崩れてしまうクッキーのような関係と サーカスの綱渡りのような私のココロ そんな片想いをしていたんだよ 私はそのクッキーを壊すのを恐れて 綱から落ちるのが怖くて オレンジをかみしめたくて ずっと言わないでいた 言わないでいたらずっとオレンジがあると オレンジはなくならないと思っていた それは間違いだったね 君はオレンジだと思っていなかった
まだ見えない幸せを追い求めるよりも 目の前の幸せに気づく方が効率的だと思う そんなことを思うのは 何か目の前の幸せを失ったから。
私のココロの中にある海 今日は波が高い モヤモヤして過ごす日々 不安になって迎える夜 それを吹き飛ばすように 豪快に波をはね上げる ココロの中の海 モヤモヤが無くなれば 不安が無くなれば 海はようやく穏やかになるのに 誰かの言葉 あの人との思い出 覚えてたくもない記憶が大きな波になって 海が荒れていく
ふと思い出した 君との会話 聞こえないはずの 君の声が響く 「二代目さん!」 呼んでくれた時の私の心臓の鼓動 手が重なった時の私の顔の赤さ 君は何も知らないでしょう? でも それと同じくらい 私も君のことを知らない 私も君のことを知らないんだ 今 君が何をしているのかも どこにいるのかさえ 知らない こんなに知らないんだ 私 知らないんだなぁ
4月の入学式のクラス写真 真ん中あたりにいる にこにこ顔の君 その5つ隣に ぎこちない笑顔の私 まだ何も知らなかった頃の二人 まだお互いを知らなかった頃の二人