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殿堂入りメモリアル

殿堂入りしている思い出は数えてみればかなりあるが、やはり1番印象に残っていて、かつ再現したいと思うのは中学の卒業旅行だろう。
高校受験の試験翌日の土曜、つまり地元の東京がコロナ禍に突入するのも時間の問題とされた2020年の2月22日に中学時代の鉄道ファン仲間の同級生2人と卒業旅行で京浜急行電鉄の「みさきまぐろきっぷ』を利用した。
この切符の特典でまぐろ料理を食べた後、店の前の海岸で3人の記念写真を撮り、ついでに波打ち際でしばらく遊んだ後、同じく切符の特典で京急系列の城ヶ島のホテル(老朽化のため2020年5月に営業終了)の日帰り温泉に入り、男3人で露天風呂で語り合った。
俺はその後予定が入っていた関係で2人より一足先に帰ったが、帰り際に乗った2100系車両から見た横浜から先のJR線との並走を見た後、都内に戻った頃に彼らから送られた新逗子駅の写真を見た時に感極まって泣いた記憶がある。
この時期は新逗子、仲木戸、花月園前、産業道路といった京急のさまざまな駅の改称直前であり、またJR東日本では旧田町電車区の土地を再開発する一環として高輪ゲートウェイ駅の開業直前、伊豆と東京を結ぶ特急踊り子の車両置き換えに伴う185系特急型車両やスーパービュー踊り子用の車両が引退する直前という大変革の直前で、馴染み深い風景や鉄道車両、列車との別れの象徴であり、また俺たちも別れるという意味だと思ったからだ。
残念ながら、その直後にコロナの流行で緊急事態宣言が発令されて登校不能、そのまま卒業式までの数週間は誰とも会えなくなり、卒業式にはこの卒業旅行に参加した1人の仲間が家庭の都合で欠席となったため、我々3人が集まって腹を割って話すことのできたのはこの卒業旅行が最後となった。
ただ、当時一緒に行った2人のうちの1人で、当時の卒業旅行を企画した親友とは今でも連絡を取り合っており、今度は俺が発案者として当時をなるべく再現できるように同じ切符で同じ場所に同じメンバーで行く卒業旅行の計画を練っている。
流石に俺が当日の朝に寝坊して電車を2本ほど遅らせるところは再現しないだろうけどな(笑)
最後に一言:往年の名トリオは復活する!

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心の色

今は赤、青、黄緑オレンジ、黄色の5色
JR常磐線でかつて活躍した特急フレッシュひたちの車両と何故かそっくりwwww
まあでも、全然フレッシュひたちとは関係ないけどwww
赤と青は今度の卒業旅行で乗ることになっている京浜急行の車両の色(京急にはブルースカイトレインという青地塗装の車両が実際に存在するが、メインはやはり赤)、オレンジは俺が大好きなプロ野球チーム、読売ジャイアンツのチームカラー、黄色は三崎口〜三浦海岸駅間の線路沿いに植えられている菜の花の色
ここまでは自分でも分かるんだけど、黄緑は…
アレか!思い出した!
横浜線や常磐線の取手以南の快速、俗に言う緑快速のラインカラー!
確かに、思い悩んだ時は横浜線で淵野辺の駅メロ聞きに行ったり、常磐線を北千住で降りてあの有名な駅メロ、常磐3-1番を聴きに行ったりしたなぁ
淵野辺の駅メロって、想い人のあの子がいる街の最寄りの新幹線発着駅の駅メロとアレンジこそ違えど曲が同じだから聴きに行ってたけど、横浜線にはあの子と俺を繋ぐ新幹線と接続する新横浜の駅があることもあって、あの子に会えない上にあの子がいる街の新幹線駅、つまり俺の地元、東京から見た新幹線の多くの便の終点と同じ駅メロで聞いてたらつらくなるってことに気付いてパッタリ行かなくなったなぁ
淵野辺で降りて、後続の電車でに乗って八王子に行って八王子の駅蕎麦屋で八王子名物の武蔵野うどんを食べて時間を潰して、そのまま中央特快に乗り換えれば次は豊田、日野とあの子が行きたがってた日野市の駅が続くから遠く離れた街の想い人が喜ぶ光景を想像して電車に乗りまくってたのも懐かしい
彼女できれば、まだこの気持ちはマシになるんだろうけど、現実的に考えてあの子ほど理想に近い異性と知り合った経験がないからなぁ
当分は夜の相模線の車窓みたいに暗い色も少しずつ心の中に入るのかなぁ