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ニッチだから分かる人の少なそうな話

もうかれこれ6、7年前(⁈)の一般的には小さいお友達向けのアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」の第1作に、まさかのエヴァンゲリオンコラボ回っていうのがあるのよ。
当時アニメ雑誌にも記事が出るくらい話題になったんだけど、自分はそのエピソードはちゃんと見ていなくて(というかアニメ全編に渡ってちょびっとしかみていない)、恥ずかしながらYouTubeに上がっている当該エピソードの切り抜き集だけ見たことがあるって状態なんだ。
で、その切り抜き集のコメント欄に「シンジくん(言わずと知れたエヴァの主役)に本当に必要だったのは守ってくれるお母さんじゃなくて、頼ってくれる後輩だったのかもしれない」って誰かが書いてたんだよね。
そのコメントを最初に見た時はまぁそうかもな程度で済ませちゃったけど、今になって自分もそうかもなって思う瞬間があって今はなんとも言えない気持ちになってる。
自分はずっと誰かに助けて欲しいと思って助けを待ったり助けを求めたりしてたけど、誰も助けてくれなかった。
でも大学に入学して、こんなへっぽこな自分でも慕ってくれる後輩やよくしてくれる同学年だけど年下の子たちのお陰で今はなんとかなってる。
やっぱ「頼ってくれる人」がいると人間は変わるのかなって思うんだ(たまたまかもしれないけど)。
まぁ「頼ってくれる人」なんて早々出くわせるものじゃないだろうけど。

ちなみに件のコメント「シンジくんに〜」における「後輩」っていうのは、「シンカリオン」世界の主人公(恐ろしいことに小学校高学年なんだよねこれが)のことね。
コラボ元の第1作は本当にちょびっとしか見たことないけど、敵が意外と姑息だったり、中二病要素マシマシのキャラがいたり、ウチの両親のような大きいお友達にしか分からない昔のロボットアニメのネタが仕込まれてるらしかったり、昔のJR東海のCM(♪雨は夜更け過ぎに〜の奴)のパロディをやってたり、見た目から声まで初音ミクのそれであるキャラが出てきたりと話を聞く限りかなり面白そうなのよねー。
でも話数が多い(最近の子ども向けアニメにしては珍しく1年と1クール分放送していた)から、ちょっと手を出す勇気が出ないのよ。
いつか見てみたいアニメ、それがシンカリオン。