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プロ野球物語〜タイガース編〜①

大正から昭和に時代が移ってまだ然程時間が経っていない横浜の港に野球の母国・アメリカのプロ野球選手団が日本の学生野球選手と親善試合をするために日本プロ野球の歴史は始まった。。
当時から野球が盛んで有名、かつ東京の学校ということでのちに東京6大学という独自のリーグを構成することになる6校からそれぞれの代表と全日本代表が交互にアメリカ代表と対戦した。
結果は、日本代表の全敗。
米国から取材に同行した新聞記者を中心に発行された新聞記事を通じて日本の学生選手のプレー能力の高さが明るみに出たことで日本側は学生とお金に絡むスキャンダルが起こることを危惧して海外からのプロ選手との試合を禁止する規則を設けた。
しかし、そんな規則ができるのと同じ頃当時の主要メディアの新聞会社を中心に「日本にも職業野球を」という声が高まった。
そうして当時から有名な新聞社の一つを中心に発足したのが日本初のプロ野球チーム、東京野球倶楽部と日本初のプロ野球リーグだ。
この東京のチームこそがアメリカへ遠征試合をしに行った際、最初の試合で対戦相手の監督から球団名が分かりにくいと言われてチームの英語名を「ジャイアンツ」とし、それから90年以上が経ったこの令和の世でもジャイアンツやその日本語訳の巨人という名前で親しまれているあの球団の前身だ。
ジャイアンツの遠征は日米選手の実力の差を如実に現したけれど興行としては大成功を収め、当時から「大学野球の聖地・明治神宮野球場」と対になる学生野球のもう一つの聖地とも呼べる「阪神甲子園球場」を抱える関西でも職業野球チーム発足を求める声が高まった。
そうしてジャイアンツの1年後、西暦で言うと1935年に大阪で生まれた日本プロ野球第2号のチームがこの物語の主人公だ。
その名は大阪野球倶楽部、英語での愛称は「タイガース」でのちに親会社の名前を冠したチーム名に改称されるも90年と言う歴史や伝統を誇り続ける日本屈指の人気球団、阪神タイガースだ。
関西の猛虎、タイガースの90年の歩みを振り返ってみよう。

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企画変更のお知らせ

ご無沙汰しております。
ロクヨン男子です。
現在執筆中の『Trans Far East Travelogue』ですが,読者の皆様もご存知の通り国際情勢の変化に関する描写が多いです。
現在リアルタイムでの国際情勢の変化と動きが重なる部分が多くなり、今後紛争地帯となりかねない地域も多く登場する関係で皆様への混乱と誤解を招きかねないため一時的に執筆を中止します。

また,今後の作品については熟考を重ねた末,1つの結論に達しました。
それは,プロ野球です。

この2025年には、東京ヤクルトスワローズの球団マスコットとして世代を超えて愛されたつば九郎を一人で支え続けた職員さん,現役時代は守備の名手でトラの牛若丸として親しまれ,監督としては古巣を初の日本一に導いた吉田義男氏,前人未到の日本一9連覇に貢献したミスタープロ野球こと巨人の長嶋茂雄終身名誉監督と言った時代を築いたプロ野球の功労者が亡くなりました。
彼らへの弔いとして、そしてつらい出来事が続いた過去の僕に生きることの大切さを教えてくれて居場所も与えてくれたプロ野球に対して感謝の意を込めて,それまで野球に興味のなかった人でも楽しんでいただけるような作品を投稿してまいります。
これからも応援,よろしくお願いします。


ラジオネーム;ロクヨン男子

PS;新企画の初投稿では広島カープを扱います。

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受信2:10ゼタクリック前

レポート1405
995原住生物と再び接触、一体の鹵獲に成功
記憶メモリーからおおよそこの星の戦闘の現状は把握した
私の支配下におく改造を施し都市に帰還させる
解析してみたが面白い仕組みの兵器だ、『思考』を『物質』に変換させるらしい


レポート1406
都市内に潜入成功
どうやら私が995原住生物と思っていたものはただの兵器だったらしい
旧995原住生物の名称を995鉱物兵器に更新
この995は有機生命体のものだった、以後はこちらを995原住生物と呼称する
それにここは一番エネルギー値が高い
もしかしたら『原石』があるかもしれない
調査を進める


レポート1763
調査を開始してから5ゼタクリックが過ぎた
少しまずいことになった、995原住生物による995外生物の掃討作戦によって惑星■■■■■側も本気になったらしい
都市もいつまで持つのか予測してみたがあまり長くはなさそうだ
それに妙な反応が惑星外縁付近にある、それを見ていると魂に刻まれた恐怖が呼び起こされる
嫌な予感がする
危険な賭けだが、戦闘で破壊されるくらいなら無理矢理にでも原石の確保に向かうことにする
5ゼノクリックの内に絞り込んだ候補地は3つ
とにかく時間がない、私も995に降下しようと思う


レポート----
\(*^▽^*)/

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ハイパードライブ

船が軋んで地面にめり込み始めた、この惑星の何百倍かのGがかかっているらしい。
まぁ残念ながら私には効かないが
私は船の入口を遮蔽に腕をブラスターに変形させアナスに向けてエネルギー弾を発射した。
「ライノサス!」
弾道に何かが割り込んできてエネルギー弾は消失してしまった。
「悪くない威力だ、この金剛のライノサス以外にならな!」
「く…」
そういえば五人一組が基本だったな
となるとあと3人が船の周りに…万事休すか!
残りの時間はどうだ、■■■■■は今どこに…
探していた反応は妙な場所にいた、ちょうどこの場所なのである。
「さ、観念してもらおうかエイリアン」
「ま…まて、何か来た」
「気を逸らそうったって無駄なんだよ」
アナスが飛びかかる、その瞬間虚空からアリエヌスが出現してアナスを丸呑みにしてしまった。
「アナスー!」
「何だ今の!?」
必死に体内のレーダーをフル稼働させるも状況が全く読めなかった。
船周囲で次々に悲鳴があがる、アリエヌスに囲まれているのかとも思ったがそれにしては反応が少なすぎる…
「貴様!」
「待て!動くな!」
「問答無用!」
ライノサスが突撃してくる、その足元が突如として割れてその中へと沈んでいった。
そのタイミングで周りの景色が一瞬で変わる、亜空間航行だ。

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空想少年要塞都市パッセリフォルムズ:告鳥と悪霧 その①

全高約30m、両脚が翼のように変化した上下逆さの巨人のような、鉱石質のアリエヌスが、パッセリフォルムズの“天蓋”に衝突した。鋭い爪を具えた両手が障壁に衝突し、火花が飛び散る。
何度かの攻撃の施行の後、アリエヌスがふと顔を上げた。上空から、小さな影が迫っている。轟音を響かせ、小さな『脅威』が、確実に接近している。
「どっせりゃああああッ!」
気合の入った掛け声とともに、脚甲のブースターで超加速された蹴りが、アリエヌスの肩に叩き込まれた。身長約165㎝、決して恵まれた体格ではないながらも果敢に一撃を決めたその少年は、手に鎖の先端を握りしめている。鎖は慣性に従ってアリエヌスの首の後ろに回り込み、別の少年が鎖から繋がった刃を、アリエヌスの背中に叩きつけた。刃は深々とアリエヌスの身体に突き刺さり、鎖使いの少年はそこに着地する。その小脇に抱えられた毒蛇を模した金属製の杖を握った少年が、蛇の咢をアリエヌスに向けた。
「発射!」
蛇の毒牙から腐食液が発射されアリエヌスの体表から煙が上がる。アリエヌスが咆哮をあげながら身を捩り、鎖使いと蛇杖使いは空中に放り出された。その二人を脚甲使いの少年が空中で受け止める。
「ナイスキャッチだリーダー」
「あいつデカ過ぎんよリーダー。おれの腐食液が弾切れしちゃうよ」
“リーダー”と呼ばれた少年、カズアリウス・カズアリウスは“天蓋”の上に着地し、ニタリと笑った。
「何、問題無ぇ。俺達はとにかく真っ先に突っ込んで、ヤツらの周りをウロチョロしくさりゃ良いんだから」
「そういやリーダー、ケイ先とゾッさんは?」
鎖使いの少年、サジタリウス・サルペンタリウスが尋ねる。
「あの二人は高校生だからなァ、何か、定期テストでどうしても抜け出せないんだと」
「はぇー、大きくなるって怖いなぁ。できれば早めに殉職したいもんだ」
蛇杖使いの少年、ピトフーイ・ディクロスが呟いた。
「お前なぁ、怖いことを言うんじゃありません」
「ゴメンナサイ」
その時、3人の背後から巨大な斬撃エネルギーが飛来し、アリエヌスを両断した。
「……終了、お疲れ!」
「今の誰かなぁ」
「規模と威力的に“鳳凰”か“八咫烏”じゃねッスか?」
3人は墜落していくアリエヌスに背を向け、駄弁りながら帰還を開始した。

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魔法少女学園都市レピドプテラ:天蟲の弔い合戦 ロノミア・オブリクァの扱う『刀』一覧

・破城(ハジョウ):全長3m超の斬馬刀。攻撃対象の『防御の意思』に反応し、その防御を破壊する。

・幽鱗(ユウリン):全長90㎝程度の日本刀。刀身の損傷を、表面だけが割れるように剥がれることで完全に修復する。修復の度に刀身自体の耐久力が少しずつ落ちていくので、実質的に修復が使えるのは50回程度。

・血籠(チゴモリ):赤い刀身を持った全長85㎝程度の日本刀。使用者の血液を媒体にして、深紅の流体が刀身の傷を埋める、本質的に不壊の刀。流体の生成効率は、消費した血液の10倍程度。
・異称刀“稚児守”(イショウトウ:チゴモリ):“血籠”の別側面。使用者より年齢の低い者を守る際、刀の耐久力と使用者の身体能力が更に向上する。

・緋薙躯(ヒナギク):赤い刀身を持った全長80㎝程度の日本刀。直刀だが刀身にうねるような刃紋が刻まれている。刀身を自在に伸縮・変形させられる。
・異称刀:否凪駆(イショウトウ:ヒナギク):“緋薙躯”の別側面。この刀を振るった場合、完全に振り抜くまでその斬撃は止まらない。”否凪駆”の能力使用中は、刀身の変形効果は使えない。

・癖馬(クセウマ):奇妙な形状の刀身をもった刀。刃渡り75㎝程度、全長100㎝強。その形状と刀身の密度の僅かな差から、一度振るうと標的を捉えるまで遠心力によって無限に、不規則に回転し続け、速度と威力を増していく。制御は極めて困難であり、十分に勢いの乗った刀身の挙動を読むことは不可能に等しい。

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魔法少女学園都市レピドプテラ:天蟲の弔い合戦 キャラ紹介・甜花編

ササキア・カロンダ
Sasakia charonda(オオムラサキ)
年齢:17  身長:168㎝
固有魔法:『実力』に『評判』を上乗せする
メディウムの魔法:変身、身体強化、耐久力強化、追加武装、自己回復
説明:甜花学園生徒会会長。自己鍛錬を怠らず、道徳と規律を遵守し、学園生徒からの信頼も篤い。まさしく『正義の人』。その才覚は学園外にも知られているが、本人は自身の魔法を「地味な魔法で、決して大したものでは無い。もっと強い、凄い魔法少女は学園にたくさんいる」と認識している。謙虚な態度も大人気。

ニファンダ・フスカ
Niphanda fusca(クロシジミ)
年齢:16  身長:158㎝
固有魔法:時間と空間を掌握する
メディウムの魔法:変身、発光体の生成
説明:甜花学園の生徒。高等部2年。時空間を自在に支配するという『最強』と呼んで差し支えない魔法を有する『規格外』であり、自身の魔法を恐ろしいものだと認識しているので、普段はあまり使いたがらない。メディウムに封じた魔法は、掌大の光る球体を生成するもの。懐中電灯代わりに便利。趣味は友達の部屋でのお泊り。

エウメタ・ジャポニカ
Eumeta japonica(オオミノガ)
年齢:11  身長:144㎝
固有魔法:『無』を生成する
メディウムの魔法:変身、望遠、魔法障壁展開
説明:甜花学園初等部6年の児童。誕生日は3月中旬。モリヤマ双子の友達。固有魔法は視界範囲内に『無』を生み出すもの。『無』とは真空の上位互換のようなものであり、周囲の空間や物質、エネルギーなど全ての事物は、空間を埋めるために『無』へと引き込まれる。ブラックホールの遠い親戚みたいなものだと思えば何となくのノリとしてはまあまあ合ってる。甜花学園の次代を担うことを期待された『規格外』の1人。

※甜花学園:強力な固有魔法を扱う『規格外』を集め、一か所に隔離することを目的とした学園。圧倒的な強さを保持することで、有事の際の秘密兵器としての運用を期待されており、総務局との繋がりも強い。ネットでその他の学園から叩かれてそう。
ちなみに過去にいた『規格外』の魔法には、時間移動や強力な召喚獣の使役、透過能力や単純な超高火力攻撃など色々ある。

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魔法少女学園都市レピドプテラ:天蟲の弔い合戦 エピローグ

甜花学園襲撃の翌日、ボンビクスとアンテレアは、友人のエウメタ・ジャポニカを連れてロノミアとの『秘密基地』にやって来ていた。
「へー、ここがモリちゃんとマイちゃんの秘密基地?」
「そうだよー」
「くぁちゃんはもう来ないから、私たちだけの秘密基地なのー」
「くぁちゃん……あ、いつも話してる二人の師匠さん? どうしたの?」
「くぁちゃんはね、魔法がおしまいになったんだって」
「へー」
適当な段差に腰を下ろし、エウメタが口を開いた。
「そういえば、昨日うちの学園に、襲撃が来たんだって。危ないからって、初等部の私たちは早めに帰されちゃった」
「あっ、それくぁちゃんだよ」
ボンビクスがさらりと言う。
「え? じゃあ、あの中等部の校舎真っ二つにしたのも?」
「そうだよ、すごいでしょ!」
「生徒会長さんも倒したんだよ!」
双子が自慢げに胸を張る。
「すごーい! あの人、負けるってことがあり得るんだぁ……で、お師匠さんは今は?」
「総務局に怒られてるの」
「私たちも一緒にいたんだけど、私たちは無罪になったんだって」
「へー、なんで?」
「「さぁ……」」
その後も3人は、他愛も無い世間話をして過ごした。
「あ、そういえば」
ボンビクスが不意に口にする。
「どしたの?」
エウメタの問いかけに、双子はピースサインを向けた。
「私たち、中等部から甜花学園に通うことになったから、よろしくね?」
その言葉に、エウメタは目を輝かせた。
「えっ本当? やったぁ!」
「4月からよろしくねぇ、メタちゃん」
「今から楽しみー」
「うん! 二人ともよろしくね!」