知ってるか? ガラスのモース硬度って、実は6くらいあるらしいぜ。6っていったらそこそこ優秀な硬度よ。割れやすいのはただ単に靭性がゴミってだけで。 そういうわけだ。そう簡単に折れてないで、もうちょっと柔軟性ってものを身に付けてみたらどうだ?
目が合った あなたと話せた 私に向けて話してくれた それだけで、と言うけれど それだけで嬉しいの ねぇ またこういうことがあっても いいよね?
いつか誰かが 私の心をみて「だっせー」とか 言うんだろうか いつか私が いまの心とさよならして 鼻で笑ったりするのだろうか それでもいいから いまが愛しいから 満足できる今でいい
もういっそ私の人生だからって 不安を許す 少し走る 疲れて、 少しの達成感
明日が来るのが怖くなって 眠れない私は『昨日』に取り残される。 いっそのこと眠り姫になれたらな。 そう思いながら今日もしょうがないなと眠りにつく。
保育園での一コマ。保育士は、子供に向かい歌った。「幸せなら手をたたこう♪」園には沈黙と静寂が訪れた。
ポニーテールをいつもより高く結んだって 誰かがいきなり私のことを好きになったり 無理して笑ったって 誰かの心をはっとさせたり そんなことは私にはきっと出来ないけれど あなたを笑わせられるなら いつもより可愛くなれるよ おかしなことだってできちゃうよ 勝手にとくとくと騒ぎ出す心臓を 止める必要も感じないくらい あなたのためなら わたしのためなら なんだってできる
初恋の人が今日結婚する。結婚相手はホント幸せ者だ。今頃どんな顔してやがるんだろうな。気になって、鏡を見た。
昨日の満月に誘われて 黄色い瞳の美猫が一匹 尻尾の短い野良さんが 地面に大胆に寝そべり こちらに視線を寄越す 「もっとがんばれよ」 って言われた気がした
大きなまるい月が、暗闇からの出口にしか見えないんだ。
初めて、君と、バイバイ、のその先を共有した。 また14時にね、って。
ずっと暗い所にいると 慣れちゃうんだよね だからかな 明るい所に行けなくなった
ねぼけまなこでベルトがあった場所をなぞる 僕にだけ与えられるアイテムと音声と決め台詞と、 一緒に戦ってくれる仲間がほしい。
部屋からはみ出した 隣人の灯りと談笑が 癪にさわって夜空をにらんだ 八つ当たりされた月が雲隠れして 心の狼は爪を隠した 残った豆柴みたいな焦燥をぷかぷか吐くと にべもない夜は一層更けていった
ほっとこほっとこ ほおって置きましょう
運命なんて簡単で便利な言葉。 君と私が別れるのも運命とか。 あいつと私が出逢うのも運命とか。 簡単で便利すぎる言葉に惑わされて それが運命と解釈する。 運命なんて便利な言葉で片付ける。 きっとこの世界には、 たくさんの都合の良い言葉がある。 別れるときも 出逢うときも 簡単で便利な言葉を並べないで。 別れるのも運命なんて悲しいから。 運命なんて言葉で片付けないで。
勇気を出してLINEした。 返信が来てるのにドキドキしちゃって、 なかなか見れない。 別にどうってことない用事だけど。 誕生日近い友達のためって 嘘ついて、 あなたのおすすめ教えてもらった。 歌詞動画が作りたくて。 ほんとはね、 もうちょっと先のあなたのためだよ。
どうしたらいいんだろうね。 正解がないんだよね。 私にできることなんて、 声を掛け続けることしかできなくて。 そんなことしても、 何も変わらないのわかってる。 意味無いのわかってる。 少しでもいいから、いいことありますように。 幸せな瞬間が、ちょっとでいいからありますように。 かしこ
きみに会える気がして 駆け抜けた百鬼夜行 何度も前髪なおしてみて 早くわたしのことを見て 偶然は高望みだ 足よ、成せよ旋風の如く 街が冷えぬうちに せっけんの匂いが消えぬうちに
僕はとある人に恋をした。 恋に気づいたのはあの子と僕で話してた時とても笑顔が素敵でかっこよくてかわいかった。それから、ずっと忘れずあの子が他の子にあの笑顔を見せた時だった。でも、僕は焦らなかった何故ならその恋は叶わないから。絶対に叶わない恋だった 彼は男であり僕も男であるから。 さよなら初恋の人よ、お幸せに。 それと、辞書のうそつき 「恋」 異性に思いを寄せること
ー最後の夏、あいつと夜空を観に、山へ登った。 少し肌寒い、髪を揺らす風が2人の間を駆け抜ける。 目を細めて笑ったような顔をしながらあいつは言う。 「都会の夜空って、なんであんなにも自分には響かないんだろうね。 明るい夜なんて、つまらないでしょ?」 それから、こう続けた。 「それにさ、君がいないと、もう価値を見出せなくなりそうで。 やっぱり1人で見るもんじゃないと思うな、夜空は。」 そう言ったあいつの顔は、暗くて何も見えなかった。 微かに震えたように聴こえた言葉尻を確かめる術は、もう無い。
どこからか、金木犀の香りがする。 やわらかいかぜが知らせる、あなたの気配。 わすれてたわけじゃないよ。 記憶の奥に、仕舞い込んじゃってただけ。 でもだいじょうぶ。 金木犀が、一気によみがえらせてくれたから。 あなた(秋)が来る。
友達の言葉をなぞった。 あの子なら…と思考を追いかけた。 困った時は彼女を思い浮かべた。 気づいたら『ぼく』はいなくなっていた。
見なくていいよ。 →見てほしい! できたらでいいよ〜^ ^ →やってほしい 読まなくていいよ笑笑 →読んで。助けて。 大丈夫☆〜(ゝ。∂) →壊れそう。限界。 いたんはぶんぜ
弾けないピアノに指のせる あ~きみが~好きなんだ~ 即興の歌詞添えだだだーん 無意味に成長したわたしは 幼さを捨てきれずに生きる そんな自身のことを初めて 好きだと思えた九月の純粋
こころにあなたばかりいること、 てのひらにあらわれていたらどうしよう。
月も出てきて夕日も残る、世界が揺れ動く時間の空は綺麗でした。 がたがたな道を抜ければ、その世界は広がってます 綺麗な空は、珍しいくらいです。 でも、珍しいから綺麗なんだ。そんな君も。 すーっと伸びた薄黒い飛行機雲と、合わさって ねぇ、私。 って君に伝えて 永遠の時を過ごしたい
生まれ変わったら鯨になるわ そして貴方の空を覆い尽くす だってほら 空が青いのは それはそれは大きな鯨が 空に住んでいるから 澄んだ空気を 泳いでいるから。 そして貴方さえ隠れるほど この星ごと覆い尽くしてあげるわ。
愛になりきれないこの気持ちを 恋と呼ぶことにしました。 恋になりきれないこの好意を 愛と呼びたいのです。
「誰もお前を必要としてない」 って、さっき言われたんだけど 必要とされるために生きてない わたしがわたしを必要としてる だからいまここに生きてんだよ って、言い返してやりたかった
「いきててよかった」って言ったって、 薄っぺらくみえちゃうもので。 「死にたい」って言った時は みんな慌て出しちゃって そんなものなら 生きてる喜びも分かち合ってみようよ
夏の終わり 見た景色 眩しい夕日 君の涙 まだ、これだけ
きらりと光るピアスが 耳の裏へと流れる川に映える 夏休みあけの少し大人なきみの笑みが ぼくを底知れぬ空虚へと突き落とした
デッサンだけで今年も 描き終えなかった夏休み とじ込めて蓋をした またおいで、夏休み いつしかぼくも長袖で 布団にくるまって 湯槽の底で温んでる またくるね、夏休み ふうりんとコオロギ 暮れる西の空 太陽が愛しくなったら またおいで、夏休み
この式の解はありませんなんて そんなつまらない解はいらないのです だから私の言葉に返事をして ねえ 答えのない問題なんて 私は出さないからね あなたが答えるまで、 これは大問題だね
それはまるで終わらない夏休みのように
不器用な君のまるごと全部が だいすきで いとおしくて とっても、とっても、大切なんだ
夢の狭間で切られたしっぽ 戯れの猫が咥えて駆けてゆく 腐食したマーマレード 網戸ごしの昼下がり 朝顔が咲いていたプランターに 吹きだした種が芽をだした 一瞥した太陽に中指を 飲み干したあくびの予兆 光と影の両生類 今宵は水底 攫われたしっぽに思い馳せ、
未来は過去へ、過去は記憶の彼方。 誰も知らないままに。 誰かの過去は誰かの未来の礎となり果てゆくのでしょう。
よく人はあの子天然だよなどという だが天然な人間なんてどこにいる? みんな養殖されているよ 親に養殖されているんだ
ポエム掲示板に書いたポエム。 きっと大人になって見返したとき 何言ってんだ自分(笑)って笑うんだろうなぁ
君と別れたこの日より 曖昧な「出逢いの日」を覚えていよう。 最後に見た君の涙より 初めて君と笑った日を思い出そう。 後悔などないはずがなく 取り返しのつかないことも山ほど。 最後に見た表情は 最後に伝えた言葉は 最後に行った場所は 最後にあげたプレゼントは と。 まあ、それはまた別の話。
空が狭いよ、苦しいよ 息継ぎができないよ 何で皆平気なの? 私は溺れそうなのに そっか、息をすることを忘れちゃったんだね
その芯は 今の すべての 気持ちと 夢を 乗せて 今 走り出しました 〜 そしてまた 気持ちと 夢を 乗せて 僕は歩みはじめました
ナンバーワンになれそうもないから、 オンリーワンになりたい
✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ❀ ❀ ❀ ❀ ❀ ❀ 三度目の夏。 僕の目の前を舞うピンクは、 確かに、桜だった。 確かに、君だった。 ❀ ❀ ❀ ❀ ❀ ❀ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿
ライン や インスタ のように ともだち や フォロワー が沢山増えることは無く 大切な人だけ 連絡を取る人だけ 連絡先を交換して。 メールを開けて 既読とか付かないから、 ただ返信を待って。 スタンプなんて送れないから シンプルな顔文字で精一杯の気持ちを込めた文章で。 ぽちぽちボタンを押す動作とか ちっちゃい画面とか ああ懐かしい愛おしい あの頃の時間も懐かしい愛おしい
私が好きだと伝えたのが 1度だけだったと気づいたとき なんだか少し好きでもないのに好きと嘯く 君の方が正常なのかと思ってしまった けど、1度の好きをいつまでも信じて抱える君も 結局私と同じだ
『待つ宵に更けゆく鐘の声聞けば飽かぬ別れの鳥はものかは』 千年前の乙女が詠んだ歌 時代を超えて私に響く 私の場合は 来るはずも ないのだけれど 叶わないと わかっているのに 想い続ける 今日も、明日も。
世界には感動が溢れすぎた 誰もかれもが日々 まるで朝餉のように感動を啜り しかし感謝の一つも述べようとせずに 夕餉の感動を買い求める だから清算しようと思う 世の感動は我々が掌握し その流通を制限し 人々を感動に飢えさせ しかる後に一滴ばかりの感動を与えるのだ 皆が感動を享受する喜びに打ち震える そして感動を与える者たちに これ以上ないくらいの感謝を述べさせるのだ さあ、我が善にして義なる企てのため 我々は世界を征服しよう