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くるしい想い出

私には、
一年生の時に仲が良かったともだちがいたのですが、
その子は学校を辞めてしまいました
その子のともだちいわく、
LINEも全部ブロックしているみたいで、
もう彼女と話す手段はありません
なんとなく、
距離ができた状態で話すことなく離れてしまったので、
ちゃんと話せばよかったなと後悔しています

みんな、
学年が上がるにつれて前のクラスのともだちといっしょに帰っているのを見ると、
「あぁ、私って一人ぼっちだな」
と感じてしまいます
いまさらもう、
他のともだちをつくろうとしたって、
もうあとは卒業するだけ。
結局、
本音を話せるくらい仲良くはなれないんだなと自覚しています

周りの子はみんな明るくて、
笑っていて、
輝いている
たくさんの明るい声がきこえて、
たまに耳を塞ぎたくなる。
今日だって、
ともだち同士でバレンタインチョコを送り合っていて、
羨ましいなぁと思ってしまった

本当に一時期くるしくて、
何も手につかなくなってしまったことがありました
ですがこのくるしい想い出がなければ、
私は成長することができなかったんだと思います

ずっとこの想い出を抱えながら、
結局君を忘れないまま、
少しずつ大人になっていく。

大学に合格して、
また春から新しい生活がはじまるので、
その時は、
笑顔で過ごせることができたら、
すごくうれしいです。