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長文です。

お久しぶりです。
受験終わりました。卒業しました。第1志望の学校には落ちてしまったけど後悔のない結果になりました。
やっと卒業して、先生と連絡先を交換して、ご飯に行って、たくさんお話して、告白して、って考えていたのに先生が私が中学生になる前から結婚していたことが卒業したすぐ後にわかりました。
私は中学1年生から今もずっと先生のことが大好きでした。先生が人生の中心で、どの志望校にしたら先生とたくさん関われるかっていう基準で志望校を選んで、英語もそんなに好きではないけど教育実習に来た時に先生に受け持ってもらいたくて英語の道を選びました。先生しか見えてない人生で、先生のために生きている人生でした。6年間、たくさん泣いてたくさん考えてたくさん悩んで、どうせすぐ好きじゃなくなるだろうと思ってたけど結局6年間ずっと大好きでした。卒業したらどうやって仲良くなろうってずっと考えて、卒業をずっと待って、やっと卒業できたのに、きっともう私は先生に思いを伝えることもできません。結婚してるなら最初からそう言ってほしかった。結婚してるかどうか聞いた時にはぐらかさないでほしかった。指輪をつけててほしかった。そうすればきっと諦められてたから。気持ちを抑えられたから。
今思えば結婚してるか聞いた時に先生は肯定はしなかったけど否定をしたこともなかった。私はそれがわからないぐらい盲目になってたのかもしれない。でも私が先生を6年間ずっと追いかけてたことは先生に知っておいてほしかった。それを伝えることも今は迷惑になってしまうかもしれないけど。
20歳になってお酒が飲めるようになったら先生とお酒飲みながら「実は先生のことが好きだったんだよね」ぐらいは言わせてほしいなって思う。

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怪物

エンターテイメントほど得体のしれない怪物はいないと思う。ずっと「仲良し」を見せてきたグループがきれいに真っ二つに割れた。彼ら一人一人はどんな思いでファンに最後の別れをしたんだろうか。私たちに届く情報はほんとの思いに何枚も何枚も包装紙を巻いて、中身なんて絶対に見えないように、きれいにきれいに包装されて届く。そんなプレゼントに私たちは歓喜の声を上げ、ときには涙を流す。
ばからしい。そんな作業なんてほんとにばからしい。そこには本物なんてものは存在してない。奥行きのない、薄い画面の中の、薄っぺらい作られた世界。人間関係だってきっと同じ。みんな必死に自分を何枚も紙を重ねて取り繕って、きれいなところだけ見えるようにしている。だから本当なんてない。見えない、怪物。

そんな怪物を、自分が転がされている滑稽さを受け入れるなんてできない。だから私は、私が大好きなエンターテイメントに会いに行くときには、そんな気持ちに蓋をする。いったん忘れる。でもまたこうして、あふれ出してくるときがある。
こんな暗いこと書きながらなんで私はエンターテイメントを必要としているんだろうな。もう意味わからない。こんなこと普段は絶対に文字に起こさない。文字に起こすことは自分で自分のことを遠目で見ているようで苦しいから。これをここに吐き出したらどうなるだろう。この書き込みが、今のこの思いが後で見たらバカみたいに感じるのかもしれない。

私自身が、いちばん怪物かもしれない。