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あーあ。

今日、体育の授業でマットをして、片付けるときに私は、男女関係なく重そうにしていたら手助けにいったし、誰も運んでいなかったマットを取りに行ったりした。別に誰かに認められたいとかじゃなくて、なんか足が向いたからやったことだった。
でも、それを見ていた体育教師が私に、「こういうときに動かないんだよなー。男子なのに。力仕事だったら力が弱い女子を助けてやれば良いのにな。このクラスは女子が頼りだな。」って言ってきた。そのうえクラスの子からは「点数稼ぎかよ。男子にばっかり行ってさ。キモ」って明らかに私にいっているのが聞こえた。(ぼそって言おうとしたんだろうけど聞こえますよー?)
え?どういうこと?男子より女子が動いていたら男子は情けなのか?女子が男子を助けたら男子は恥ずかしいのか?そして、女子が男子と喋っていたら少しでもおかしいことなの?
そもそも男女関係ないって今世の中は言っているわけじゃん。女が男を助けたら恥ずかしいとかそういう思想を変えようっていっているし、授業とかでも言ってますよね?男女の仲は無いとか断言できなくない?中学に入ってから男女差別が目に見えるように分かるようなった。私は今、自分の性別は女じゃないと思っている。これを学校で言ったら一気に孤立するんだろうな。こんな環境が嫌だ。こんな世の中が嫌だ。そういうことをすぐに思っちゃう自分が一番きらいだな。

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怪物

エンターテイメントほど得体のしれない怪物はいないと思う。ずっと「仲良し」を見せてきたグループがきれいに真っ二つに割れた。彼ら一人一人はどんな思いでファンに最後の別れをしたんだろうか。私たちに届く情報はほんとの思いに何枚も何枚も包装紙を巻いて、中身なんて絶対に見えないように、きれいにきれいに包装されて届く。そんなプレゼントに私たちは歓喜の声を上げ、ときには涙を流す。
ばからしい。そんな作業なんてほんとにばからしい。そこには本物なんてものは存在してない。奥行きのない、薄い画面の中の、薄っぺらい作られた世界。人間関係だってきっと同じ。みんな必死に自分を何枚も紙を重ねて取り繕って、きれいなところだけ見えるようにしている。だから本当なんてない。見えない、怪物。

そんな怪物を、自分が転がされている滑稽さを受け入れるなんてできない。だから私は、私が大好きなエンターテイメントに会いに行くときには、そんな気持ちに蓋をする。いったん忘れる。でもまたこうして、あふれ出してくるときがある。
こんな暗いこと書きながらなんで私はエンターテイメントを必要としているんだろうな。もう意味わからない。こんなこと普段は絶対に文字に起こさない。文字に起こすことは自分で自分のことを遠目で見ているようで苦しいから。これをここに吐き出したらどうなるだろう。この書き込みが、今のこの思いが後で見たらバカみたいに感じるのかもしれない。

私自身が、いちばん怪物かもしれない。