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明日卒業します!

明日は卒業式。あっという間だったような、長かったような3年間も、泣いても笑っても明日で最後です。正直まだ信じられません。
毎日朝早く起きて、お弁当を詰めて、始発に乗る。そこからさらにバスに乗り換えて学校に通ってきた3年間。この高校を選んだことを後悔したこともあった。なんで私だけこんな思いをしながら学校に通わなきゃいけないんだと何度も思った。定期券を買うお金がなくて、家の近くの高校に転校することも考えたし、学校に行くのが辛いと感じるほど、人とうまく関われなかったりもした。それでも、3年間この学校に通い続けることができた。それは、悩みがあると時間を取って面談してくれたり、お金がないときに給付型の奨学金の受給者に推薦してくれたり、色んな面で寄り添ってくれた担任の先生、お互い気兼ねなく過ごせる関係にまでなってくれた友だちのおかげもありますが、この、SOLも大きな支えでした。校長教頭はじめ、職員の皆さんが寄り添ってくれたこと、同じ悩みを持つ生徒とラジオを通して繋がれたことが、私が学校に通える理由の一つでもありました。
明日の卒業式は節目だけど、ゴールじゃない。人生の通過点であると思っています。だから、これまでの感謝と、これからの希望を胸に、式に臨めたらなって思っています。
明日卒業するみんな、卒業おめでとう!!

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全てが終わり、全てが始まる日

それは受験。
早起きして迎える朝、少し緊張もある。僕は日課の結束バンドミュージックを聴きながら準備を進める。
父親の一言と共に家を出る。駅に着く。母親に見送られる。祖父母からのLINEとともに。
バス停。友達が来る。緊張している。言葉をかける。笑う。
バスにのる。そこまで混んでいない。ラッキー。
バスを降りる。急に人がたくさんいる。緊張。校門をくぐると会場が見える。
友達と別れ席につく。緊張。違う友達が同じ部屋だった。嬉しい。
まもなく一時間目。時が加速する。国語1問目は始め意味不明だった。頭に入らない。3問目で我に返る。見直したら大丈夫そう。
数学。難しい。でも簡単な問題もいっぱいある。意外と出来た。
社会。いっぱい勉強したので自信大有りで望んだら滅茶簡単だった。見直し3回した。
理科。考えるのがめんどくさい。難しい問題も結構ある。でも全部解けた。
英語。簡単。目を疑う。
見直し三回目でスプラトゥーンがちらつき始める。四回目の見直しで間違いに気づく。危ない。

終了。安堵とともに謎の虚無感が襲う。これで本当に終わりなんだな。今度はスプラのことを考えたくとも何故か思考がほどけていく。この気持ちは何?
帰りのバス、友達と問題を確かめ合う。盛り上がる。
バスを降りる。階段を昇る。僕は駆け出す。
 
 そして空が見えた。曇っていたが、僕には輝いて見えた。叫ぶ
   あーーーーーーーーー!!!!!!!!!
 
家に着いた。ドアを開ける。靴を脱ぎ、ドアを開けるとそこには母親がいた。
おかえり!!母は言う。そして僕も言う。

     「ただいま」

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