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レモネードはホット

来ない人を待ち続ける不毛さと、レモネードにはちみつをたっぷりと。
かき混ぜていたら、渦に呑まれてぐるぐるとぐるぐると。
なんだかすべてがうそみたい。
初めから無いものだったかのように。
レモネードに溶けて消えたはちみつが君だったのね。
そうなのね。
待てども待てども来ない人は、私を溶かして見えないふりをしているのかしら。
それなら私も、早くレモネードを飲み干そう。
たっぷりと入れたはちみつが甘くて、胸が痛い。

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星降る夜に

静まりきった夜の街

見上げるとそこには雲一つない
真っ暗な星空-そら-

物音すらしない孤独感-ひとりきり-の空間

聞こえてくるのは己の鼓動だけ

茫然と立ち尽くす夜の闇の中で
今何を想う?何を求む?

いくら考えても答えは見つからなくて
もう自分がわからなくなって
ただひたすら祈ることしかできなくて
天を翔ける星に願ったんだ

・・・・・・・

我が祈り 夜空を翔ける 星に込め
叶うと信じ 委ねた想い

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逃げている

気がつけば片手にディスプレイを見てる、目の前に沢山の壁があるのに、画面の中に逃げている。そんな染められた自分に切なくなった。

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大器晩成

物事に“大きい”も“小さい”も
ないのかもしれない。
大きなことはすぐに出来ない
自分が出来るのは小さなことばかりだ。
だが、小さなことを続けると
いつかそれは“大きなこと”となるのだ。
物事に“大きい”も“小さい”もないのだろう。

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無題

10年後の自分に恥じないように生きる。
日々努力というのは出来ないけど、出来ないなりにやれることを少しずつやる。

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ひとごみで

少しずつでいいのかな。
何も持ってない自分でも、大丈夫かな。
孤独を感じても、耐えられるかな。
隅っこに佇んでるだけの、それは小さな小さな塊です。
きっと確かに存在しています。

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無題の詩

人を助けて、自分も傷ついた・・・。
でも、助けなければ間違いなく後悔した。
だからこれで良かったんだ。

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ああ今日も
黒い空気を吸っている
それは脳みそを犯して
心までをも染めてゆく
自分の『色』が薄れてゆく
足掻いて足掻いて残した『色』
それはあの頃の自分の『色』と一緒でしょうか。

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セプテンバー

雨が降る風がふくふく窓の外僕らと関係のない音たち
一匹でなくからセミは悲しくて恋をするのも悲しくて 秋
あの雲のせいだと泣いたいつまでも終わりはしない日曜の午後
何もかも終わったような気さえして 曇り空の日はセプテンバー

もう10月ですね。。。

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苦くて苦くてほんとは甘い。

ひどくくすんだ飴玉ひとつ。
苦くて苦くてどうにもならない苦さに、ずっと一人、頬を濡らしてる。
溶かしきってしまえば、すべて、後味も忘れるくらいに消してしまえば、きっと楽になれるだろうに。
それでも僕は、これを溶かしきる勇気がないのだ。ほのかに香る甘い匂いを消したくなくて、ずっとずっと、頬を濡らしながら。
コロコロ転がす末はいづこに。