表示件数
0

レモネードはホット

来ない人を待ち続ける不毛さと、レモネードにはちみつをたっぷりと。
かき混ぜていたら、渦に呑まれてぐるぐるとぐるぐると。
なんだかすべてがうそみたい。
初めから無いものだったかのように。
レモネードに溶けて消えたはちみつが君だったのね。
そうなのね。
待てども待てども来ない人は、私を溶かして見えないふりをしているのかしら。
それなら私も、早くレモネードを飲み干そう。
たっぷりと入れたはちみつが甘くて、胸が痛い。

0

星降る夜に

静まりきった夜の街

見上げるとそこには雲一つない
真っ暗な星空-そら-

物音すらしない孤独感-ひとりきり-の空間

聞こえてくるのは己の鼓動だけ

茫然と立ち尽くす夜の闇の中で
今何を想う?何を求む?

いくら考えても答えは見つからなくて
もう自分がわからなくなって
ただひたすら祈ることしかできなくて
天を翔ける星に願ったんだ

・・・・・・・

我が祈り 夜空を翔ける 星に込め
叶うと信じ 委ねた想い

0

逃げている

気がつけば片手にディスプレイを見てる、目の前に沢山の壁があるのに、画面の中に逃げている。そんな染められた自分に切なくなった。

1

大器晩成

物事に“大きい”も“小さい”も
ないのかもしれない。
大きなことはすぐに出来ない
自分が出来るのは小さなことばかりだ。
だが、小さなことを続けると
いつかそれは“大きなこと”となるのだ。
物事に“大きい”も“小さい”もないのだろう。

0

無題

10年後の自分に恥じないように生きる。
日々努力というのは出来ないけど、出来ないなりにやれることを少しずつやる。

1

ひとごみで

少しずつでいいのかな。
何も持ってない自分でも、大丈夫かな。
孤独を感じても、耐えられるかな。
隅っこに佇んでるだけの、それは小さな小さな塊です。
きっと確かに存在しています。

0

無題の詩

人を助けて、自分も傷ついた・・・。
でも、助けなければ間違いなく後悔した。
だからこれで良かったんだ。

0

ああ今日も
黒い空気を吸っている
それは脳みそを犯して
心までをも染めてゆく
自分の『色』が薄れてゆく
足掻いて足掻いて残した『色』
それはあの頃の自分の『色』と一緒でしょうか。

0

セプテンバー

雨が降る風がふくふく窓の外僕らと関係のない音たち
一匹でなくからセミは悲しくて恋をするのも悲しくて 秋
あの雲のせいだと泣いたいつまでも終わりはしない日曜の午後
何もかも終わったような気さえして 曇り空の日はセプテンバー

もう10月ですね。。。

1

苦くて苦くてほんとは甘い。

ひどくくすんだ飴玉ひとつ。
苦くて苦くてどうにもならない苦さに、ずっと一人、頬を濡らしてる。
溶かしきってしまえば、すべて、後味も忘れるくらいに消してしまえば、きっと楽になれるだろうに。
それでも僕は、これを溶かしきる勇気がないのだ。ほのかに香る甘い匂いを消したくなくて、ずっとずっと、頬を濡らしながら。
コロコロ転がす末はいづこに。

2

本日の魔法講座 その187

いままでのことも
これからのことも

知らないふりふり ふらんけん

できたららくらく
でもですね

誰かの言葉でつぎはぎ生きてる僕だけど
その中 あなたの物語だってあることが
あなたもつぎはぎ生きていて
その中 僕の物語もあることが
ときどき痛くて
ときどき嬉しい
ゆらゆらゆらゆら ふらんけん

2

笑いたい時は本当に笑顔になりな
泣きたい時はとことん泣きな
怒りたい時はむっちゃ怒りな
寂しくなったら寂しいっていいな
それが人間なんだから
誰もあなたを嫌わないから

0

みんな

一人一人の力があれば世界は変わる
戦争なんてなくなる
みんなが力を合わせればなんだってできる
私もその1人だ

1

冬の空と私。

星の綺麗な夜だった
寒い寒い日の事だった

今にも星が落ちてきそうで

遠くで声がした
今日は星が綺麗だね、と

それに答える貴方がいた
だって冬だから、と

この光の中を
貴方の隣で歩けたら
星が綺麗だと私が言ったなら
貴方はどんな言葉を私にくれる?

もうすぐ あの季節がやってくる
貴方のいた季節がやってくる

0

睡眠時間

布団に入って 眠るまでの時間が好きだ
1人の部屋の しっとりとした沈黙が
紛れもない 僕だけの時間

暗闇に慣れた目に
隣で眠る君の顔が映ったら
それが眠るベストタイミング

夢に君が出てきてくれれば勝ちだ

0

少しだけ

最近、少しだけ運がないの。
しょうがないわ。
それはたぶん、免れられない。
少しだけある恋心は、たぶん、思い通りにはならない。
でも、そうでもいいの。
そういうところがいいの。
たぶん私は、偏屈だけどまっすぐしたいだけなのかもしれない。
(思い冷めぬ夜。私は少しだけ憂鬱を抱えながら。)

0

傷跡

「少しづつでも忘れなきゃダメだよ」
貴方は私に言いましたね。
前に進む為に必要だと。
でも私は絶対に忘れるなんて無理なんですよ?
だって憶えてるのは私じゃない。
憶えてるのはあの人が傷つけた私の心だから。

0

ここでコーヒーを淹れ続ける理由

今夜のカフェ“ポエム”は、コーヒーを淹れ続ける理由編です。
[祐月さん。コーヒーください]
「ん?良いよ。ちょっと待っててね」
[はあい]
「…お待たせ。どうぞ」
[いただきます。…ねえ、祐月さん]
「ん?」
[祐月さんが、ここでコーヒーを淹れる理由って、何ですか?]
「フフ、唐突だなあ」
[ふふっ]
「そうだなあ。みんなに、出逢いたいからだよ」
[祐月さんらしい]
「フフフ、そうだと思うよ」
【ほそぼそと、このお店も4年以上やってきました。皆様のおかげです…、本当にありがとうございます。これからも、ゆるりと、お店をやっていきます。今後とも、よろしくお願いします】