ポケットに詰め込んだ、きらきらの欠片たち
拾い集めては、またもう一つ
泪の色になぞらえて、奥歯にそっと転がして、
ほら淋しがり、って笑う声が聴こえたら
その通りだねって笑って、両手はポケットに。
失くすのは怖いから、いつだって此処にいる。
(いつもありがとう。いつの間にか七年目です。)
(16だった頃に戻れはしないけれど、今でも変わらないものはあるんだって。)
__青い薔薇の花言葉は、
『夢叶う』『不可能』『奇跡』『神の祝福』
希望を無くした彼女には、この青い薔薇を捧げましょう。
*
どうも、早坂さんです。ネットで違う名前で小説書いてます。
何故か小説書きたくなったので、書こうと思います。(衝動書き)
バス停に向かって歩く。
伊藤君がいるといいな!
いたとしても、こっちからは緊張して話しかけられないのだけれど。
あっ!!あのリュックは!
やっぱり伊藤君だ!
「相葉さん!」
「読んだよ!『愛の証』がとくに気に入った!!ああいう話、西田そうたにあんまりないよね!珍しいなって思って!!あ、あと『三日月にさよなら』も!切ない感じで…あ、ごめん…うるさい?」
「そんなことないよ、あはは。でもまだおはようも言ってないのに…そんなにあの本、気に入った?」
「うん!すごく!ありがとうね本当に!」
伊藤君は少し笑うと、
「俺も、愛の証、気に入ってるんだよね。」
と言った。
口では楽しそうな声を出してる。
でも、私は気づいてしまった。
伊藤君の目が悲しそうなことを。
こんなのきっと思い違いだ。
まさか、私と話すのが嫌なのかな?
いや、それとは違う。
この人は何か悩んでいる。
でもそんなこと聞けないし…
どうしたんだろう?
こないだから伊藤君は様子がおかしい。
レイナは言葉を失っていた
今までで見たことのない惨状、全てが壊されて、細々といる人々...
そこにいた人に聞き、レイナは戦いに赴いた...
「サク様、ちょっといいですか?」
こんな感じで声をかけられたのが1時間後
サクヤの部屋に案内された
綺麗な部屋、無駄がないくらい揃えられた物が、彼女の性格を示しているようだった
「こちらをあなた様に...」
そうして渡されたスーツケースにサクは見覚えがあった
「これ...巧兄ちゃんの...いったいどこで?」
「サク様をこの館に連れてくる2日ほど前に、空から降ってきたのです...」
「まさか...巧兄ちゃんがこれを俺に渡しに...?」
スッキリはしなかったが、スーツケースを開けてみた
「これは...ファイズギアだ...これで戦ってたんだ...巧兄ちゃんは...とりあえず、着けてみるか...」
ベルトを着け、ガラケータイプの携帯に数字を打ち込む
「確か...5...5...5...エンター...と」
STANDING BY!
「で、これをこうして...こうか!」
COMPLETE!
音声と共に、サクの体を赤いフォトンストリームが駆け、アーマーが実体化する...
サクは仮面ライダーファイズへと姿を変えた
「うぉー!スゲー!」
サクヤは言葉が出なかった
「(お...お嬢様でも無理だったのに...)」
その時
何かが砕ける音...それは確かに近く...血鏡館の敷地内だった訳で...
「何事でしょう...サクさん、行きましょう!」
サクはファイズのまま走り出した...
If it were not been for something which I have to do for this world,I would not make a lot of effort like this.
I have decided that I change the world.
Using my heart , using my courage,I'll try.
Spending my life, spending my heritage,I'll never give up.
So,when you see me aging in a few years later, I'll be a girl who you can't imagine now.
『最もカフェテラスが似合う私が下ろす』
「以上が今いるA.L.Nの歴史の一部だよガラシャくん。」
そよ風は時々荒波となり彼女らを襲うがその様な物は効かない。
「そうね...早くアラクサンドラさんに挨拶しないと。」
吹き付ける熱波は核融合を起こす。
「そしてこれがプランクエネルギー炉の試作品だよ。」
目の前にはアルタイルが光る。
「なーんだ、彼女らはたどり着けなかったのね、プランクエネルギー炉に。」
光を百億個集めた珠は突如カタチを崩す。
「そうだね。」
γ線バーストは否応なく悲鳴をあげる。
「ユリ、私カフェテラスに行きたい。」
灼熱の核融合は未だプランクエネルギーには辿り行けない
「そうだね。」
「私は最もカフェテラスが似合うからね。」
グリモワールは有限の無限
NEXT episode8 『真実は虚構より苦なり』
P.S.この章は、色々な物に影響を受けた章でした。平沢進にZUN、他にも色々。
そのお陰でプロットにも修正が入っり...いやぁある種の分岐点です。
これからどうなるんでしょうか。
お母さんのお手伝いを終えると、私はすぐに2階に行った。
はやく読みたい!はやく読みたい!
『三日月にさよなら』『本当』
両方ともあっという間に読み切ってしまった。
おもしろかった。
内容が面白いっていうのもあれば、伊藤君にもらった本であるというのも大きいのかもしれない。
あとがきはさらっと読んで、机に置いた。
明日は伊藤君と話そう。
この本について話そう。
私の感想に、共感してくれるかな?
盛り上がるかな?
楽しみだな。
早く学校に行きたいな。
「おじ様、早く起きて着替えなさい!」
「もうちょっと…。」
そんなことをいうおじさんの布団を剥ぐ。
「洗・濯!それとも、おじ様が行く?」
「薊殿にお任せいたします…。」
あの日から、13年という月日が経った。おじさんは、すっかり薊に頭が上がらない。朔も、自分で思う。薊には敵わないな、と。
あれから薊は、身のまわりのこと、全て自分でやるようになった。そして、他人のことも。母・薺の代わりをしてくれている。__と云うよりかは、そうすることで、悲しみを埋めているように見えた。
「兄様、先にご飯食べててね。よそってあるから。」
「ありがとう。」
言うと、薊は微笑んで駆けていく。
布団を引き剥がされ、やっと着替えたおじさんが、お膳の前に座る。
「薊のやつ、べっぴんになったなあ。」
朔は笑って返す。