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臆病なぼくの、

ポケットに詰め込んだ、きらきらの欠片たち
拾い集めては、またもう一つ

泪の色になぞらえて、奥歯にそっと転がして、

ほら淋しがり、って笑う声が聴こえたら
その通りだねって笑って、両手はポケットに。

失くすのは怖いから、いつだって此処にいる。


(いつもありがとう。いつの間にか七年目です。)
(16だった頃に戻れはしないけれど、今でも変わらないものはあるんだって。)

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青薔薇ノ物語 #0

__青い薔薇の花言葉は、




『夢叶う』『不可能』『奇跡』『神の祝福』





希望を無くした彼女には、この青い薔薇を捧げましょう。




*

どうも、早坂さんです。ネットで違う名前で小説書いてます。
何故か小説書きたくなったので、書こうと思います。(衝動書き)

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どしゃぶりのバス停で13

バス停に向かって歩く。
伊藤君がいるといいな!
いたとしても、こっちからは緊張して話しかけられないのだけれど。
あっ!!あのリュックは!
やっぱり伊藤君だ!
「相葉さん!」
「読んだよ!『愛の証』がとくに気に入った!!ああいう話、西田そうたにあんまりないよね!珍しいなって思って!!あ、あと『三日月にさよなら』も!切ない感じで…あ、ごめん…うるさい?」
「そんなことないよ、あはは。でもまだおはようも言ってないのに…そんなにあの本、気に入った?」
「うん!すごく!ありがとうね本当に!」
伊藤君は少し笑うと、
「俺も、愛の証、気に入ってるんだよね。」
と言った。
口では楽しそうな声を出してる。
でも、私は気づいてしまった。
伊藤君の目が悲しそうなことを。
こんなのきっと思い違いだ。
まさか、私と話すのが嫌なのかな?
いや、それとは違う。
この人は何か悩んでいる。
でもそんなこと聞けないし…
どうしたんだろう?
こないだから伊藤君は様子がおかしい。

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第2の仮面ライダー

レイナは言葉を失っていた
今までで見たことのない惨状、全てが壊されて、細々といる人々...
そこにいた人に聞き、レイナは戦いに赴いた...

「サク様、ちょっといいですか?」
こんな感じで声をかけられたのが1時間後
サクヤの部屋に案内された
綺麗な部屋、無駄がないくらい揃えられた物が、彼女の性格を示しているようだった
「こちらをあなた様に...」
そうして渡されたスーツケースにサクは見覚えがあった
「これ...巧兄ちゃんの...いったいどこで?」
「サク様をこの館に連れてくる2日ほど前に、空から降ってきたのです...」
「まさか...巧兄ちゃんがこれを俺に渡しに...?」
スッキリはしなかったが、スーツケースを開けてみた
「これは...ファイズギアだ...これで戦ってたんだ...巧兄ちゃんは...とりあえず、着けてみるか...」
ベルトを着け、ガラケータイプの携帯に数字を打ち込む
「確か...5...5...5...エンター...と」
STANDING BY!
「で、これをこうして...こうか!」
COMPLETE!
音声と共に、サクの体を赤いフォトンストリームが駆け、アーマーが実体化する...
サクは仮面ライダーファイズへと姿を変えた
「うぉー!スゲー!」
サクヤは言葉が出なかった
「(お...お嬢様でも無理だったのに...)」
その時
何かが砕ける音...それは確かに近く...血鏡館の敷地内だった訳で...
「何事でしょう...サクさん、行きましょう!」
サクはファイズのまま走り出した...

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My sweet revenge

If it were not been for something which I have to do for this world,I would not make a lot of effort like this.
I have decided that I change the world.
Using my heart , using my courage,I'll try.
Spending my life, spending my heritage,I'll never give up.
So,when you see me aging in a few years later, I'll be a girl who you can't imagine now.

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歩きだせ

少しずつ 確実に
つながっていく

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ファヴァー魔法図書館 #67 第7章最終話

『最もカフェテラスが似合う私が下ろす』

「以上が今いるA.L.Nの歴史の一部だよガラシャくん。」
そよ風は時々荒波となり彼女らを襲うがその様な物は効かない。
「そうね...早くアラクサンドラさんに挨拶しないと。」
吹き付ける熱波は核融合を起こす。
「そしてこれがプランクエネルギー炉の試作品だよ。」
目の前にはアルタイルが光る。
「なーんだ、彼女らはたどり着けなかったのね、プランクエネルギー炉に。」
光を百億個集めた珠は突如カタチを崩す。
「そうだね。」
γ線バーストは否応なく悲鳴をあげる。
「ユリ、私カフェテラスに行きたい。」
灼熱の核融合は未だプランクエネルギーには辿り行けない
「そうだね。」
「私は最もカフェテラスが似合うからね。」
グリモワールは有限の無限

NEXT episode8 『真実は虚構より苦なり』

P.S.この章は、色々な物に影響を受けた章でした。平沢進にZUN、他にも色々。
そのお陰でプロットにも修正が入っり...いやぁある種の分岐点です。
これからどうなるんでしょうか。

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どしゃぶりのバス停で 12

お母さんのお手伝いを終えると、私はすぐに2階に行った。
はやく読みたい!はやく読みたい!
『三日月にさよなら』『本当』
両方ともあっという間に読み切ってしまった。
おもしろかった。
内容が面白いっていうのもあれば、伊藤君にもらった本であるというのも大きいのかもしれない。
あとがきはさらっと読んで、机に置いた。
明日は伊藤君と話そう。
この本について話そう。
私の感想に、共感してくれるかな?
盛り上がるかな?
楽しみだな。
早く学校に行きたいな。

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鬼ノ業~序章(拾伍)

「おじ様、早く起きて着替えなさい!」
「もうちょっと…。」
そんなことをいうおじさんの布団を剥ぐ。
「洗・濯!それとも、おじ様が行く?」
「薊殿にお任せいたします…。」
あの日から、13年という月日が経った。おじさんは、すっかり薊に頭が上がらない。朔も、自分で思う。薊には敵わないな、と。
あれから薊は、身のまわりのこと、全て自分でやるようになった。そして、他人のことも。母・薺の代わりをしてくれている。__と云うよりかは、そうすることで、悲しみを埋めているように見えた。
「兄様、先にご飯食べててね。よそってあるから。」
「ありがとう。」
言うと、薊は微笑んで駆けていく。
布団を引き剥がされ、やっと着替えたおじさんが、お膳の前に座る。
「薊のやつ、べっぴんになったなあ。」
朔は笑って返す。