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ウルド

過去を変えたい
ウルドに頼もう
しかしウルドは断る
ウルドは過去を見れても干渉することはできない
枝分かれしたもう一つの選択肢
それは一度決めたら消えるのだから
ウルドはそう言い放った

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とあるぼくときみのはなし。

きみはいつも哀しげな表情(かお)をしているね、って、ぼくはくびをかしげた。
そしたらきみは、なんにも哀しくないよって、寂しそうに笑った。
だからふと、きみの手をとって繋いだら、きみはおどろいた表情(かお)をして、照れたように笑ったんだ。
僕はただそれが嬉しくて、ふいに顔をそむけたきみの瞳が、うつむいていたことにはきづかなかったよ。
だからなんだろう。きみが手を離したのは。
だからなんだろう。寂しげなその瞳が、なにも語らなかったのは。
ぼくはただひとり立ち尽くして、知らなかったふりをした。

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本日の魔法講座 その236

黙って笑っているだけじゃ
なんにも 伝わらないよ って
そんなの君は
とっくに知ってるはずでしょう!

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No title

強く握った手のひらに、溢れるほどの思いを詰めた。壊さないように慎重に、それでも強くつよく握った。
勝つための方程式を考えては、弱い自分に何度も絵の具を重ねた。求めている色が無いなら、自分で作ってしまえばいいと思ったんだ。
正解は、私が、私のために、私を信じて、生み出してやる。

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決意

悲鳴が響き渡った
その日、ロマノフが無に返った...

「あら?目覚めた?」
担ぎ込まれて3日、サクはその間眠り続けていた
「いったったった...あれ?」
サクはキョトンとした顔で言った
「うーん?」
「あーもうちょっと寝てなさい」
天津神禍の近くでサクは再び眠り始めた...

シンジの傷はほぼ完治していた
「ねぇ、シンジ?」
「ん?」
「ちょっと相談なんだけどさぁ、強大な敵がいたらどうする?」
「そりゃあ、なんとか頑張るよ」
「なんとかって?」
「うーん...なんとかは、なんとかだ」
「そう...質問を変えるわね。勝てないと思って挑むのはバカ?」
「俺は...戦わなければならないのなら、やるだけやる...たとえやられても、俺はやる。だから、バカじゃないって、俺は思う」
「ありがとう...ごめんね。こんな質問して」
「いや、いいよ」
オラクルは決心を固めた、たとえシンジ一人を残してでも、自分自身が滅びても、この世界を守ると...

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ファヴァー魔法図書館 #70

『サリツメノヒコ神社』

二礼、二拍手、一礼。
.........。
境内には太い御柱が4本。
ここはサリツメノヒコ神社である。
祭神『サリツメノヒコ』は豊穣の神である。

「ねぇユリ、なんで私たち豊穣の神様なんかに祈りを捧げているの?」
「さぁね、そこに神様が居たからじゃ無いかな?」
「相変わらずね、ユリったら。」

時の流れは揺らいで、ひらりひらり落ち葉みたい。

To be continued #71 『魔装図書館』

P.S.見知らぬニンゲンに後ろ指指されて笑われる経験を初めてしました。
いやぁ最近の中学生は怖いですね。(←最近まで中学生だった癖に笑)

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逃げのことば

私の言葉にいつもついてる「たぶん」とか「いつか」。それは間違ってた時に、できなかった時に、自分が傷つかない様にするための言葉。もっと強くならなきゃ。

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鬼ノ業~序章(弐拾弐)

「只今戻りましたーっと。」
外から、薊の張りのある
凛とした声が響く。
思わず朔とおじさんは顔を見合わせ吹き出した。
「おう、おかえり薊。」
「洗濯物干しちゃうね!」
「頼むぞー。」
そしてまた薊は外へ出る。
朔は、力が抜けるように、長いため息をついた。そして微笑って言うのだった。
「ほら、おじさん。
後ろには薊がいる。」
__こうやって、薊に守られている。知らない方が良いこともあるって、薊が護ってくれているんだよ。
「だから、聞かないでおく。」
言葉にされていない部分に、時間差が生じたように感じたが、朔の中では、ちゃんと繋がっていたのだろう。そう思い、やっとおじさんも、薊の手料理に箸をつけた。

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知りたい

今我慢すれば 未来の自分は笑ってくれるのかな

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景色の中に

初めてキスをしたあの場所
ふざけて笑いあって帰った、夕日に照らされたあの道
手袋貸してくれたあの交差点
離れた時も、お互いを思って自転車を飛ばした帰り道
朝の道でも、君に会いたいと願った

朝も、夕方も、夜も
君と一緒に歩いた全ての景色
一つ一つ、通り過ぎるたび、目に映るたびに、そこであったひとつひとつがビー玉のように転がって

この景色を、君と見られなくなる日が来るなんて
ビー玉のひとつひとつを拾いながら、
拾ったものを胸の中にしまいながら、
なんの変化もない景色を、色付けてくれた君に感謝しながら
離れたくない気持ちを、整理しながら、
君と最後の日を。
伝えられなかった、大好きも、ありがとうも、間違った伝え方をした、自分の思いも。
今日、全部伝えられたらいい。君に、届けばいい。
君に、届いて欲しい。