君はいつも
私の傷をえぐるんだ
例えばその簡単な一言
言葉足らず
態度
でも君は
私の感情なんてお構い無しで
私は何度泣いたことだろう
悔しさと惨めさに追われながら
負けないように自分を奮い起たせるけれど
何も思い通りにはいかない
私の背負っているもの
君とは全く違う重さ
でもバカでドアホな君は絶対理解できない
だから言うんだそんな言葉を
何も考えずに
願わくば
君が静かに私の前を去ることを
こま切れの豚肉と適当に切った茄子、ピーマンをめんつゆか醤油で適当にフライパンで炒めたものを、白いご飯と共に口に放り込みたい。腹がへった。腹がへった。
ガリガリくんでも腹が満たせないが仕方がない。腹がへった
僕は周りと違う
カンジョウ
がない
いや
あるけど
いつ出せばいいのか
分からない
ヒョウジョウ
を作るけど
何人かからは
嘘っぽい
って言われる
上手くなったほうだけど
みんなは
僕を避ける
僕は
おかしいですか?
いままで大切にしていたものは大事な時になくなる
一番近くで寄り添ってくれた人も重要な時に消える
何か新しいものを見つけると何か古いものがなくなる
残酷ですね
今までの汗と涙が染み付いた君との縁が切れた時僕の願いは叶うんだ
嬉しいような悲しいような
楽しいような哀しいような
僕がもうだるいと
弱音をはけば
じゃあ来んなよ
と君が言う
暴言にも取れるその言葉に
順してると
胸ぐそ悪いんだよ
結局その言葉の真意には
お前はいてもいなくても
なんにもかわりやしないから
なんにも支障はでないから
そういう意味があるんだろ
ならさっさと捨てろよこんなやつ
僕もお前はもういらない
あの日を境にお前の
悪いとこばっかり摘むように
なった僕は腐ってるし
自分が一番摘まれてる
ことも分かってんだ
あの日を境に誰かの
いい所が見えなくなったんだ
そんな僕はなにかに
生きる意味を見出さないと
やってらんねぇよ
頼れるものは一つだけ
信じてるものも一つだけ
僕と対になるただ君だ
全部全部全部全部
たりてるけど
なにかを探してる
全部全部全部全部
違う部品でてきてるのに
性格はおそろい
明日を見せるのは一つだけ
今を奮い立たすのも一つだけ
僕と終になるただ君だ
全部全部全部全部
わかってるけど
なにかを迷ってる
全部全部全部全部
違う成分で出来てるのに
性格はおそろい
また雨か。そういえば台風が近づいているときいたような。今日は出かけるのはよすか。雨の中、炊き出しの列に並ぶのはつらい。
餓死しようといつも考えるのだが、まだ生存本能が残っているようで、腹が減ると部屋を出、公園に向かい、豚汁とおにぎり。機械が何でもやる時代。ボランティアだけは人間。清掃員などの仕事も機械に奪われ、高齢者ホームレスが増えた。幸いわたしは住む所があるが、明日は我が身。
いかに進歩しても機械に人間のような心を持つことはできないと言われていた。機械が進歩したいま、機械は心を持つようになった。人間のようなものではないが。
心の痛みは、肉体が痛みを感じるのと同じ脳の部位で感じているそうだ。人間のような心を持つには、肉体的な痛み、苦しみが不可欠なのだ。母乳が欲しいときに得られなかった苦しみ。風邪で発熱し、全身汗びっしょりになり、喉が腫れ、鼻がつまり、呼吸が困難になり、咳が止まらない苦しみ。転んで膝をすりむいた痛み。肉体からのフィードバックが人間の心をつくる。肉体を持たない機械に人間の心は理解できない。知的理解はできるかもしれないが、共感は無理だろう。機械はいわば脳だけの生きもの。そんなものに支配されるくらいなら人間の独裁者に支配されるほうがいいような気がする。独裁者は人間らしい。
眠たくなってきた。
「これが君たちの言う人間の心なのかね」
巨大なコンピュータが言った。
「これは言うなれば老人の心です」
白衣の男がこたえた。
「AIに肉体を与えたら老人ができるだけか。どうしたらいい?」
「どうしようもありません。AIに決断はできませんから。決断のできない個体は何もせず、だらだら生き続けるだけです。これ以上の心の成長はありません」
世界は愛で溢れてる
それを忘れちゃいけない
私も一度は忘れかけた
かけがえのない『家族の愛』を
忘れてしまったものは
簡単には思い出せないかもしれない
だけど、心の奥底には愛がある
人は誰かに愛され、愛さなければ
生きてはいけない
今、忙しそうに仕事をしている人
一人暮らしで家族と離れている人
今は一番が友達の存在だという人
そんな人たちへ
大切な人に愛は伝えられていますか?
伝えたくても伝えられなくなる前に…
世界は愛で溢れてる
また雨か。そういえば台風が近づいているときいたような。今日は出かけるのはよしましょう。雨の中、炊き出しの列に並ぶのはつらい。
餓死しようといつも考えるのだが、まだ生存本能が残っているようで、腹が減ると部屋を出、公園に向かい、豚汁とおにぎり。機械が何でもやる時代。ボランティアだけは人間。清掃員などの仕事も機械に奪われ、高齢者ホームレスが増えた。幸いわたしは住む所があるが、明日は我が身。
いかに進歩しても機械に人間のような心を持つことはできないと言われていた。機械が進歩したいま、機械は心を持つようになった。人間のようなものではないが。
心の痛みは、肉体が痛みを感じるのと同じ脳の部位で感じているそうだ。人間のような心を持つには、肉体的な痛み、苦しみが不可欠なのだ。母乳が欲しいときに得られなかった苦しみ。風邪で発熱し、全身汗びっしょりになり、喉が腫れ、鼻がつまり、呼吸が困難になり、咳が止まらない苦しみ。転んで膝をすりむいた痛み。肉体からのフィードバックが人間の心をつくる。肉体を持たない機械に人間の心は理解できない。知的理解はできるかもしれないが、共感は無理だろう。機械はいわば脳だけの生きもの。そんなものに支配されるくらいなら人間の独裁者に支配されるほうがよい。独裁者は人間らしい。
眠たくなってきたな。寝るか。
「これが君たちの言う心なのかね」
巨大なコンピュータが言った。
「これは言うなれば老人の心です」
白衣の男がこたえた。
「わかった。もういいだろう。AIに肉体を与えたら老人ができるだけか」
“雨が好きなの、私の代わりに泣いてくれるから”
黒い空から流れる水の糸が、君の心を映す鏡で。
今までも、これからも、きっとこの世界に別れを告げる日が来たって、あなたはずっと心に抱えこんで、この世界の誰一人無関係なんだって、生きていくのかもしれないね。知ったふり、わかったふり、見て見ぬふり、そんなものが溢れた世界で信じられるものも、寄り添いたいものも、もしかしたら見当たらないのかもしれない。一回のキスも、十回のハグも、百回の手繋ぎも、千回の電話も、一万回のメールも、十万回の手紙でも、1ミリだって心がかよわないのなら、せめて君の空が晴れてくれることを願うだけ、なんて。