昔好きだった女の子
もう名前も出てこない
ただいたことだけは覚えてる
きっと
どこかですれ違った彼は
お父さんを亡くしたばかりで
どこかですれ違った彼女は
今にも死にそうな辛い思いをしていて
どこかで話した子供は
たくさんの夢を持ってて
どこかで話した老人は
孫の顔も見れずに死んだ
そこにいたことさえ忘れられた物語は
誰かにとってのバイブルで
僕の頭の中から
いつか全て消えてしまう
あなたのことだけ
僕は愛していた
笑顔がない。動揺する(相手の自意識を刺激)。冷笑。譲らない。へりくだれない。敬語が使えない。沈黙。視線を合わせない。等、すべて攻撃とみなされる。なぜなら人間は社会動物だから。
石器時代の日本の人口は野生動物よりも少なかった。社会動物なんて幻想だ。人間はいくらでも孤独にたえられる。誰も味方がいなくなっても、春はあなたの味方だ。
さあ行こう。
普通ってなんだろうね
誰を基準にしてるのかな?
誰が決めているのかな?
『ずっと一緒にいよう』
淡くて儚い口約束を
「ありえない」で壊すなら
普通なんていらないや
懐中電灯を放り投げて、転がっていくひかりが
地球を七周半、まわるまで数えてる
小さな紙っ切れを無くして探し回ってる
ぼくの世界は矛盾でできていることを知っていて
そこから流れだしたどろどろが右廻りの渦を巻く。
1gの不安もない朝を最後に迎えたのは
いつだろう
中学生の頃のあの夏か
それとも小学生までさかのぼるか
小テストの不安も
満員電車のムんとした空気も
太陽が沈むよりも帰宅が遅くなる事も
寝癖を直さなければいけない事も
何の憂鬱も不安もない朝
チェックメイトの数手前
輪廻を意識し出した僕に
1個だけ願いがあるとすれば
凡庸な僕を愛してくれたあの子についての
凡庸な記憶だけはこの身に纏わせてくれないか
懐かしいあの味をどうか覚えたままでいさせて
醜態をこれでもかと晒してきた
嘘を必要以上についてきた
くそったれ、と空に呟けば
理性が、それはお前だろ、と返した
痛みを甘さで中和できるものか
無に帰することなどできるものか