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一方通行

夏休みが終わって
久しぶりにおはよって言えたことを
嬉しく思ってるのはきっと私だけ。

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霧雨の内

あの優しい雨の中 濡れながら自転車動く
君の姿を 君の奏でるトロンボーンの音を
探しながら霧雨に手を伸ばして
でも手がどんどん濡れて霞んでく君
なんだかひどく色っぽくて
なんだかひどく儚くて
きっとあれは…幻覚だ
心に雨が降り注ぐ
一人で進む霧道を
切ない想いを胸に秘めて
既に十分冷え切った身体だけど
胸には一つ小さな灯りがきらめくの
それは私の顔を夕焼け色に染めるもの
つまり君への想いです
またあの綺麗な夕焼けを君とみたい
そう思いながら霧雨の内君を想う

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遠くへ

君の見ているもの
私も一緒にみたい

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ま。

凄い勢いでこけたけど
そのうちまた立ち上がるんやろな
私のことやから

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もう、わかんないや

違う。こんなアタシじゃない。
なんで
上手くいかな行かないんだろう
もう、嫌だ。
本当に気分がおかしい。
どうすれば良いんだアタシは。
今どうすれば良いんだろう?
アタシに出来る事は
精いっぱいやってるつもりだけど。
もうダメだ。
いっその事この世から
居なくなりたい

1

あのね

大好きだよ

何があっても親友だって

言ったじゃん。

見方だよって言ったじゃん

居場所はある。

あなたがアタシといて

楽しいなら。

嫌いじゃないなら。

陰で悪口言ってないなら。

表面だけの親友じゃないなら。

それまではあなたの

いちばんの見方だよ。

あなたの一番の見方だから言う

頼って。

1

あはは

涙がぽろり

涙が 涙が

とまらない

自分が嫌い

大嫌い

涙が 涙が

今日もお風呂で

ボーっと

あの時間は

現実と向き合わない

涙が 涙が

明日もくる

学校に行かないと

涙が 涙が

流れる

とまらない

辛いけど

どうしようもできない

涙が 涙が

心に深い傷が

居場所はないから

自分で闘うしかない

涙が 涙が

あはは

最終的に

笑う事しかできない自分

1

ストレス

嫌な事をさせられる学校。
悪口を言うみんな。
明るく笑ってる自分。
自分を偽ってしまっているアタシ。
全部アタシの中では
ストレスでしかない。
苦しみや辛さでしかない。
今日友達に相談したけど
すっきりしなかった。
だけど、周りに迷惑をかけたく
ないから学校を
楽しんだ。元気だねって
言われるくらい。
これは良い事か分かんないけど
今のアタシはこのままが
似合っているのかな?
偽ってるアタシが。

3

無題。

心地良い秋晴れの朝に
雨が降ればいいと思った

敷き詰められた夏は
徐々にその色を薄くして

ラムネの中のビー玉みたいに
そこに在るのにないような

そんなもどかしい
“とうめい”
になった

君のいない夏は酷くつまらなくて
ブルーハワイも蜃気楼もスイカの種も
夏には染まらなかった

1

雨降り即興詩。

降りだした細かい雨が愛しくなって、そっとワイパーで払ってみた。
ちょっと早めのライトを点けて、もう仕事どころじゃないね。
このままどこまでも…遠くまで転がっていきたいのに、
日が暮れて、灰色から蒼く沈んでいくのをずっと眺めていた。

1

あの

信頼って何だろう。
友達って何だろう。
今のアタシには分からない。
学校では元気に見えたかもしれないけど
今のアタシには不安がいっぱい
元気に見えたのは
不安を出さないように、皆に
苦しい事感づかれないように頑張った
だけだよ。皆の楽しい感じを
あたしの気持ちで潰したく無いから。
ただそれだけ。アタシもアタシなりに
努力してるんだよ。
皆の前では。

0

no title

永遠なんてないけど、ないからこその
今 この 一瞬 が大事なのね
君が隣にいたらな
君がまた僕をからかって笑ってくれたらな
そしたら僕も笑うのにな
君と手を繋いでいれば どんな夜も越えられるのにな
ほら君が 僕をみつめればな

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χ

ワイドショーを賑わす連続強盗殺人事件
月光が照らすは何の変哲も無い一軒家
夫婦仲は悪く夫は今別居中だ
家庭を顧みなかった彼には当然の報いか
妻の体には至る所に刺し傷があって
幼い息子が一人取り残されて
犯人の映像は監視カメラにあって
推定するに二十代後半 未だ逃走中で

こんな夜は探せばそれなりにある
だからどうした? 吹く風はいつも冷たい

誰からも愛された事の無い人は屈折して
心の大きな穴を何かで埋め合わせたくて
それを合法的にするのは思うより難しくて
誰が悪いとか誰かに勝手に決められたくなくて

涙で見上げた月が滲んだ
涙で見上げた月が滲んだ

暴力とは物理的なものだけでは無くて
むしろ鋭い言葉の方が彼を傷つけて
母親に捨てられたのだと彼は思い込んで
部屋には多数の酒瓶 臭いが充満して
彼は人前で笑顔など見せた事は無くて
心配してくれる人も少なからずいたが
そんな懇意は沈黙により尽く打ち払われて
いつしか彼の胸には狂気が潜んでいて

こんな夜は探せばそれなりにある
だからどうしても吹く風は冷たくなる

理由があれば何でも許される訳じゃないけど
衝動が形成される過程は確かにあって
その引き金は往々にして外からの刺激で
結局性格は生まれた場所で決められて

涙で見上げた月が滲んだ
涙で見上げた月が滲んだ

数日後犯人が呆気なく捕まると
誰も彼もがこの事件に興味を失くして
娘を失った遺族は人知れず泣いた
事件解決を喜ぶ世間に隠れて泣いた
母を失った少年が理解するのは数年後の話
憎しみが連鎖するのは至極当然な理
忘れてしまいそうになるが人間も動物
頭の中で思っている通りには行動できない動物

こんな夜は探せばそれなりにある
だからといって吹く風を冷たくしないでよ

怒りの対象が常に形あるものとは限らず
社会構造に殴られる事だってある
綺麗事なんかさらさら言う気は無いけれど
こんな夜はさっさと明けてほしいんだよ

涙で見上げた月が滲んだ
涙で見上げた月が滲んだ

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とても好き

すごく好き

ちがう、そんな簡単な言葉じゃない

言葉じゃ表せないくらい

好きだよ

どうすればうまく伝えられるかな