表示件数
0

BUMP OF CHICKEN トーチ

震える足でも進めるように
自動的に空が転がるように
次々襲い来る普通の日々
飲み込まれないでどうにかつないでいけるように

1

重命

世界のどこかで、
今日も誰かが生まれて、
今日も誰かが死んで、
でも、それは俺の生活にはほとんど影響なくて、
命って軽いな、って思うけど、
誰かが生まれてなかったら、
誰かが死んでなかったら、
今の俺はいないかも知れないな、って思ったら、
急に、命って、重いな、って思ったり。

0

negative machine

きみはぼくを不安にさせる
消極的にならないで
あちら側へ行ってはダメだと
引き止めるぼくが
引っ張られそうで
怖くなるよ
不幸体質だなんてほざいて苦笑をもらしたきみに
なんて声をかければいい?
気にしないでなんて呟いてどこかに行ったきみに
どうして声をかけられる?
どんどんどんどん深くなる
手首の傷
煌めいた涙
フラッシュバック
きみはぼくを不安にさせる
どこにもいかないで

2

待ち合わせは午前10時

お洒落なバーでお酒を飲めば
どこかの街角で大胆に愛し合えば
大人になれるでしょうか

子どもでいいから
来週の日曜は動物園に行こう
まだまだ子どもでごめんなさい

だけど貴方が好きなんです

3

感情

好きなことには嫌いになるまで好きになった方がいい。

好きな音楽は楽しい時も苦しい時も泣きたくなる時も聴いた方がいい。

好きな人には好きって言った方がいい。

自分が好きなことくらいはちゃんと言った方がいい。

だって好きなんでしょ?
自信を持って言ってみた方がいい。

0

楽しく過ごしたい

自分にしてみれば大半の事は面白くない。
だから空気を読まずに意見を出しまくって日常を
楽しいものに変えたい。
それが自分にとっての未来の鍵。

0

僕、雀

朝方の 重い体は支えられ

細い足が 何処まで運ぶ

駅へ向かう 自転車の群れ

なんだか笑えて にやつく顔が

車の窓に 写ってる


その日 雀が道端で

ひっくり返って 死んでいた


次の日にはもう

消えている


あの日 見えないふりをする 君に

忘れられない 僕は消えた

あの日 聞こえないふりをする 君に

呼びかけている 僕は消えた


あんまり 空気が似合うから

僕は いない人になった


何処かへ 旅に出かけよう

行き先は カラスの胃袋か

0

いくじなし

LINE追加できる勇気があるんだったら
とっくのむかしに好きってゆってるよ。

0

いとあざとし。

きみはこの手のこと
ぼくの気持ちを知っててやってるのかな
好きになっちゃうよ
太陽みたいに笑って
たまに凛と真面目な顔をして
その少し掠れた声でぼくの名前を呼んだりして
きみはこの手のこと
ぼく以外の子にも簡単にやっちゃうのかな
好きになっちゃうよ

1

楽しくない

文化祭なんてどうでもいいんだよ。楽しくないんだから。僕は楽しい事しかしない。文化祭には絶対行かない。もっと楽しい事があるはずだから今それを探してる。

1

御礼

先週はサイダー、ソーダ、ラムネをお題にしたたくさんの素敵なポエムを届けて下さり、ありがとうございました!遅くなりましたが、この場を借りて感謝の言葉を述べさせていただきました。
またこの企画やりたいと思いますので、そのときはまた目に留めてもらえるとうれしい限りです!
たくさんのご参加ありがとうございました!

0

正しい綺麗事

いなくていい人なんていない。

どんな人にだって価値はある。

もちろんそれは正しいことだけど。

じゃあなんで

「消えちゃえ」

って言葉を平気で他人に言えるの?



いまある命はご先祖さまから

繋がってきた大切なものだから

大切になさい。

もちろんそれも正しいことだけど。

じゃあなんで

「死んじゃえ」

って言葉を平気で他人に言えるの?


正しいことは、
正しいと解られているだけで。

解られているだけの正しいことは
きっと綺麗事なんだろう。



ただ、帰りの電車の中

もう会えない人のことを考えていたとき

思ったのは…




綺麗事でもなんでも、



正しくありたいと思うんだ。




その人がそうで在って欲しいと私に

願ったから。



祖先がそうで在って欲しいとその人に
願ったから。






さようなら。

ずっとずっと大好きだよ。

0

10

子供を大人に変えるのは
いつだって大人たち
お堅い思想をぶつけ幼い心はボロボロ

大人たちだってかつては僕らと同じ
大人たちはかつての大人たちの被害者なのである

この世には大人にならなくてはいけない時がある

子供のままでいたいのに
無理やり大人にされる時がある
子供に戻りたいのに大人のままでいなきゃいけない時もある

大人と子供
思った以上に難しい

大人と子供の間にいる僕らは
今どっちにいるのだろう
どっちになれば良いのだろう



0

boring daily

朝おきる
夜ねむる
毎日の繰り返し
ねむりすぎて
疲れてしまった昼下がり

ループ
ループ
ループする社会
抜け出して
今すぐきみに会いに行きたい
あのとききみと逢ったように

朝おきる
夜ねむる
毎日の繰り返し
さびしくて
見上げた空
きみと同じ空

1

星座の性格の正確さ

天秤座の僕は
星座で悩んでいたことがある
天秤座には何も乗っていないから
常に公平だと思っていた
でも何も乗っていないからこそ
これから自分は
その空いた天秤に物事を掛けて傾けて
そんな生き方を するんじゃないか と
不安だった
他の星座ならこんなに悩まなかったのか
それとも他の星座なら他の星座なりに
悩んで不安になったのか
来なかった未来と来た今とを
僕は天秤にかけている

0

未練 または 恋心

この想いなんて、淡く弾けて失くなってしまえば。

ひとつ上の君への想い。

隣のクラスのあの子への想い。

隣の席のあいつへの想い。


この想いなんて、清く砕け散ってくれたら。

ひとつ下の君への想い。

同じ部活のあの子への想い。

隣の家のあいつへの想い。


そう、この想いはあるべきものではないのです。

そうでもなければ、相手の方々に迷惑をおかけしてしまいます。


なので、この想い達には

淡く、

清く、

弾けて、

砕けて、

散っていただかなければいけません。

名残惜しい気もしますが、相手方を思えばそうするしかないのです。



そうしなければと、分かっては、いるのです。

0

うたうたいの独り言

今日も明日も明後日も

もちろん昨日も一昨日も

わすれるわけがないじゃない。

化けてでくるか、

夢の中で脅すのか、

一生好きだなんて嘘ついて。

もう5月も真ん中で

桜もとっくに去って

いつのまにか梅雨前線と追いかけっこ。

そしてあっという間に盆が来て

君とこんにちは。

君とまた今度。

秋雨前線が桐生君より早く通り抜け、

吐息の色が滲む季節に。

君の好きな花を渡して

知らず知らずの鐘の音。

手先を真っ赤にさせて

鼻が痒くなる。

そして、また歳をとる。

君に一つ嘘を言えば、

また1年後だよ、

…なんて。