雨は昔からずっと好きだった
嫌な感情、流してくれるから
だけどあの日から変わってしまった
大好きだったあの人を失った日、雨だったもの。
雨が降ると、大好きだったあの人を思い出す
つらいつらい
つらいという言葉が私の頭に降る降る
雨のように
降る
降る。
規則があったらダメ、とは言わないけど、
規則を破れ、って規則を作ったなら、
それはパラドックスに陥る。
規則はみんなを守るもののハズなのに、
いつの間にか、人を傷つける規則ができる。
そしてまた、パラドックスに陥った。
破ったって仕方がない規則でも、
破ったら説教が待ってる。
それは、パラドックスに陥るハズだ。
どうせ矛盾する規則なら、ない方がいいんじゃねえか。傷つける規則なら、無理矢理ねじ曲げるべきじゃないか。破られるような規則なら、昔に戻って破ってやりたい。
理不尽が蔓延る世の中で、それを修正させるのが規則なんじゃないのか。
音楽の道からはずれようとしたら
届いた言葉
言われたことが嫌で
引き返す
だけどそれでも苦しくなって
元の道へ戻る決心までついてしまった
さよなら
涙目の知ってるようで知らない君
さよならだね
悲しい心のまま答えた
寂しい気持ちが溢れてしかたない
悲しい気持ちにさせてしまったこと
謝りたいけど謝り切っても
気持ちが変わらないことには変わりない
君が悲しい気持ちのままなのは変わりない
だから手を伸ばす。
精一杯。
でもその伸ばした先に光が見えない。
音楽はどうしても違うと心が叫び続けて気づけば元に戻っている
音楽は僕から一番遠い場所。
だから僕は行くよ。
元いた道に行くから。
でも君たちのことはずっと心の中で祈っておくよ
なにもかも遠い空に瞬く星のような君たちのために
憧れよりも遠いような
誰よりも特別な君と友達のために
そして君たちには君たちの1日があるように
僕は僕の1日を僕なりに頑張るよ
ユートピア実現を目指して
あっち行けなんて言わないよ
君の目の前で翔んで見せるから
感づいて避けて突き飛ばしたあの日の苦い想い
一生に懸けて振り落とされたハノイの塔
にゃーと鳴いて わんと吠えれば
生きていられるのに
あーだと喚いて こーだと叫べば
居場所なんてなくなった
ぐるぐる回って方角見失って
うるうる毎日のように涙ためて
ぶるぶる震えたあなたに見つめられても
くすぶる心に問いかけて願いこめる
下校中の小学生が
雨が降ると空に向かって口を開けていた。
ばっちいと思えた僕は大人になったのかな。
小さい頃の僕は美味しいと言って
口を開けるのかな。
きっと開けてただろうな。
周りになんて言われてようが、
俺にとっては、
貴方が一番可愛い。
…何て恥ずかしくて言えないけど。
君の全てが好き。
君の声も、顔も、身長差も。
本当に好きかもしれない。
こんなに夢中になれる恋は、
初めてではないけれど。
でも、こんなに幸せで
叶わないからと罪悪感を抱くような恋ではなく
純粋に君を好きでいられる事が嬉しいんだ。
ただ、もっと君に話しかけたいな。
今は君に笑顔を見せることしか出来てないよ。
君のシャツからチラリと覗く鎖骨
その格好良さは当社比無限大
男の人ならではだね、その格好良さは。
雨上がりの生ぬるい空気
雨上がりのなんとなくぬかるんだ校庭
雨上がりのなんだか重たい頭
それらが僕は嫌いだから
雨も嫌いだった。
でも、ある日
僕の大嫌いな雨が降っている日、
電車の車窓から見えた丘の上で
両手を広げて、
雨を纏って踊る君がいた。
そのとき、偶然にも日が差してきて。
キラキラとした雨粒を纏い踊る君は
なんだかとても綺麗に見えた。
たった一瞬のはずの時間が
ぐっと引き伸ばされて。
君と目が合った気がした。
君は微笑んでいた。
電車の速度と
同じ速度で過ぎ去っていく窓の外の景色
と共に
君の姿は遥か遠くへ過ぎ去っていった。
首を精一杯伸ばしてみても
君の姿はもう見えなくて。
ただ、綺麗だったなぁって思うんだ。
雨の日になる度に
君を探している僕は
気がついたら雨までも好きになっていた
僕の世界は汚れた真実で出来ている
何が正義で悪かなんて
下らない争いを繰り返した
過ちにまみれ僕らは汚れた真実がはびこる今を生きる
誰も知らない誰も分からない真実の先に
何度願ったか
どれほど望んだか
どれほど歩み続けか
汚れた砂の城の上
嘘に嘘を重ね僕らは静かに汚れ堕ちていく
僕らの真実の先にあるのは嘘
嘘の果てにある真実を知らぬまま生きる
嘘に嘘を重ねた僕らのこの手はもう嘘しか掴めない
汚れきった僕らの手に真実の光は射すのだろうか
何度願ったか
どれほど望んだか
どれほど歩んだか
汚れた砂の城の上
共に崩れ去る僕ら
今もこの手は汚れたまま