ありがとう
こんな私に
愛を与えてくれて
ありがとう
こんな私に
誰かを愛することが出来るようにしてくれて
ありがとう
こんな私に
自分を愛する術を教えてくれて
ありがとう
まだまだ私は
愛が何か語れるほど
愛を知らないけど
だけど
愛そのまんま人間にしたみたいな
貴方と出会って
少し分かったよ
貴方のその涙を
拭いたいと思う
それが愛なのかもしれないと
ちょっとさむい台詞を
26日まで連載(投稿)していた小説の、あとがきみたいなものです、コレ。ホントは昨日投稿するはずが、書き込み確認へボタンを押したら、書き込み吹っ飛びました…だから今日書き込んでます。「Advent」という物語は、クリスマス(12月25日)に開催される、「クリスマスフェス」という架空の音楽イベントに向けての日々を、6人の中3男女の視点で描いた、わたしのちょっとした思い付きからできた物語です。全31回(実質は全25話。第25話はそれぞれの視点⦅side R/Sa/I/Y/Su/K⦆の6回とホントのホントの最終回に分かれている)で、12月1日~12月25日まで毎日投稿!のつもりが、最終回は26日に投稿しちゃいました(笑)。まぁこの物語を投稿して分かったことは、自分には計画性ってないな!ってことです… でも書いてて楽しかったな。物語が進むにつれ、キャラにどんどん血が通うようになっていくというか、自分の意志を持って動くようになったというか…彼ら・彼女らは、1人の人間になったんですよね(笑) 物語の中のキャラクターじゃなくて、我々と同じ人間… ちなみに!各主人公の名前は、クリスマスや冬に関係する言葉にしていて…紹介するとこんな感じ↓
・柊リイ(ひいらぎりい)→クリスマス飾りのリース⇒リースからスを抜いてリー
=リイ。柊(ひいらぎ)もクリスマスの飾りから。
・十文字参太(じゅうもんじさんた)→サンタクロース=サンタ⇒漢字を当てて、参太。十文字はキリスト教から(クリスマスはもともとキリスト教の行事)。
・栗木イチゴ(くりきいちご)→イチゴはクリスマスケーキに載ってる苺から。んでもって、クリスマスケーキを無理やり省略・当て字で栗木。
・郡雪夜(こおりゆきや)→雪の夜で雪夜(ホワイトクリスマス。ちなみに彼の住む町は雪国)。郡(こおり)は、氷の当て字。
・神宮寺鈴(じんぐうじすず)→クリスマスソング⇒ジングルベル⇒ベル=鈴。ジングルベル⇒ジングルをもじって神宮寺。
・入間コウ(いるまこう)→イルミネーション⇒イルミ⇒当て字で伊留美(初期設定)⇒もじって入間(いるま)。イルミネーション⇒光⇒音読みでコウ⇒違う字を当てて洸⇒カタカナ表記でコウ。
とりあえず、「Advent」って物語は完結しましたが、彼ら・彼女らの人生はこれからも続いていきます。読んでくれたみんなありがとう!
君の人生を変えたものは何?
僕の人生はね、あの音で変わったんだ。
あの音聞いてごらんよ。
めっちゃかっこいいだろ?
好きなことを純粋に追い求めると
人間はどこまでも成長出来るんだ。
いきなりぐわって、ぶわって。
かと思えば、じわじわって水が染み込むみたいに。
そんなことにわくわくしてどきどきして。
でも、もやっとしたりいらっとしたり。
そういうのが、
きっと、I like. なんてね。
探してみたら
実はすぐそこにいた
あんなに手の届かない場所だと思っていたものが
目と鼻の先だった
僕が本当に欲しいものは
決して目にさえ見えないというのに
昔の頃、大きくなればもう作らないだろうと思いながら作っていた大きな雪だるま。
高校生になっても、家の前に小さな雪だるまが訪れます。
考え得る限り最悪の結末である。
――君がたったひとつ、眉を困らせて微笑を浮かべたことが。
その瞳は【ワタシ】という他人を見つめていた。
みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。最近色んなことに手を伸ばしすぎて勝手に忙しくなっているmemento moriです。
さてさて、題にもあります通り、ちょっとした連絡と告知を。
この年末年始、みなさんも同じだとは思いますがとてつもなく忙しくてですね。しばらく見る専に回ると思います。はい。レスとかふと思い付いた詩とかは書き込むんですが、This is the way.はしばらくお休みです。でもアイディアはきちんとあるので、来年までおやすみということで。どれくらいのひとが見てくれていたかは知りませんが、是非楽しみにしていてくださいね。
次回からはしばらくアーネストに雪山を闊歩してもらいながら、もう一人の主人公の話をしたいと思います。お楽しみに。
それから、ショートポエム選手権、是非奮ってご参加を。何度でも応募(?)OKです。待ってます。
memento moriでした。
望は今まで聞き手に転じて、ずっと考えを組み立てていたのかもしれないと思いながら、目の前の彼を見つめる。
「みんなスルーしちゃってたから覚えていないかもしれないけれど、エルーナは、彼の父が“扉が開いた”って言っていたと話していた。……瑛瑠さん、そうだよね?」
急に振られた瑛瑠は急いでノートをめくる。たしかに、そういう記述がある。覚えているかと言われればノーだ。1週間前の自分に問いかけたい悔しさがあった。
「そうです。」
「それって、ぼくたちも通ってきたあの扉のことじゃないかな。」
押し黙る。望の言おうとしていることを、知りたいような知りたくないような気持ちで、次の言葉を待つ。
「神殿には、いくつかある扉のうちのひとつがある。それも、僕が思うに、規模の大きいものが。それが開き、人間界に繋がった。そう考えるのが自然だと思うのだけれど。」
「つまり、どういうこと?」
歌名は恐る恐る尋ねる。
「つまり、」
お前に嬉しいことがあると俺も嬉しい。
お前が怒っていると俺にも怒りがわいてくる。
お前が哀しがっていると俺も哀しい。
お前が楽しいと俺もなんか楽しい。
なんでだ?意味わかんねぇよ!?
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解説
「俺」と「お前」は腐れ縁の幼なじみで(ベタですが)、「俺」は「お前」に自分が気がつかないうちに恋をしていて、まだ自覚していない、という設定です!(やっぱりベタですね笑)
私がだまると決まって君は
怒ってる?って聞く
怒ってないよって
別に嘘じゃないからそうゆうと
本当に?って聞く
こんにちは、純粋な眼球を買いに来ました。
ええ、そうです。2つ。
え?どのような理由でご所望か、ですって?
いやね、ご主人。私は言葉を書く人間なんですけれどもね。どうも最近は曇ってしまっていけない。それで街を見渡してみますと、澄み渡った視界じゃない。昔、というのは少年時代辺りでしょうか、見えていたものが全く、見えなくなってしまったんですよ。逆に扁平な形になったので視野は広がりましたけれどもね。物書きをさせてもらっている私からすれば、木や鳥や、人がうまく見えないっていうのは些か問題なわけでして。
それで、ですよ。ご主人。訊くところによると、眼球が曇ってしまうのは、どうにも”眼に入れた言葉”とか”耳に入れた言葉”が眼球を傷つけているからだそうな。それでこいつはなかなかに不可逆的な、例外はあるそうですけど、そういう現象らしくて。ええ。まあ大抵の大人はそんなこと気にしないで生活しているそうなんですけれども。視野が広い方が何かと便利ですし、ね。でもほら、先程の通り私は物書きでして、そうではいやはや困ってしまうのですよ。
ええまあ、そんな理由で。それで純粋な眼球というのは何処にあるんで?
ああこれですか。いやでも、これはなかなかに……まあ、小さいですな。ここに並んでいるものはすべて子供用ですかな?はて、大人用は何処にありや。
え?ここにあるものが全て?困りましたな。では他の店を当たってみるしか……。なんと、他の店にも売ってない?それは何故。
眼球というのは、ほう、成長すれば勝手に言葉が入ってきて曇り始めて。それ故まだ幼い眼球しかない、と。これ以上は曇った眼球しかないのですな。
なる程。分かりました。私は間違っていたようで。眼球は曇ったら交換できるものではなく、眼球が曇らないように丁寧に言葉を入れなければならなかったのですな。いやはや、今となっては手遅れかも知らないが、せめてこれから気をつけましょうか。
ご主人、ありがとうございました。また機会ができたら、いつか。
それにしても、ご主人。あなたも歳がいっていながらこれまた随分ときれいな眼球ではないですか。大切にしていればそんな硝子玉のような眼球にもなるものか。
ええ、ではまた。御機嫌よう。
待宵草の花明かり
織姫と彦星の星合に零れ落ちた
きっとふたりはいつまでも
逢瀬の宵には口づけを交わすのでしょう
待てど待てど
あなたの代わりに見た月夜
こんなにも想わなければ
泪さえ流さずに散りぬるを
きみにしかわからないことばで
どうやって伝えようかなんて
あいなんてもののかたちを
らくして伝えようだなんて
雨の中嘆いた
いつから僕の人生は
狂ったのだろうか
叫ぶしかない
喜怒哀楽がはっきりしてない
感情があるのかさえわからない
これからどうすればいいのか
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キャラクターポエムっていうのは、キャラクターの独り言みたいなものです!
忘れた昨日
何気ない今日
見えない明日
忘れられない昨日
進めない今日
募る不安明日
思い出せない昨日
寂しさの今日
一条の光明日
間違えた昨日
間違えた今日
決意する明日
いつもの昨日
いつもの今日
なにか違って欲しい明日
空が青いのに空気は透明
そんな嘘みたいな本当が
「当たり前」って言われる時代に生きてきた僕らが今更「当たり前」なんて言うな、偽善だ
なんて筋違いにもほどがあると思う
君は気づいてないかもしれないけど
僕はきっと人間じゃないんだ
並外れた何かが僕の中にある
だって 街中で人の体調が乗り移るし
みんなの声が聞こえる気がするし
植物も叫んでるし
怖いんだよ
なんて言ってもまだ、僕が人間だって信じるの?
ほら
当たり前じゃないでしょう?
そういうとこだよ。