かじりかけの林檎茶色く放って
月光に醜く照らしては忘却の彼方左様なら
なにも見えない
暗闇手探りさえもすることなく
ただ膝抱え込んで背まるめて座るだけ
なんのために生まれたんだろう
なんのために死ぬんだろう
最後の居場所を自分で真っ黒に塗り潰した
嗚呼居場所がないなんて
他人事みたいにへらり嘲笑って踊る
水深1mのプールで足が着かないなんて溺れて
必死にもがいてる水しぶき
ぜんぶビー玉の中に閉じ込めた銀河
掌でころころ弄んでは眺めてる
瞳から雨粒が落ちた
何粒も何粒も
心の水溜まりには波紋が広がって
溢れかえりそうになったとき
気づく
雨はいつか止むのだと
雨で壊れた道も自分の力で創れるのだと
もう一度、歩きだせるのだと
ほら
雨が上がった
注
マインドマップ:あるテーマである「幹」から連想される物を「枝」として繋げていった図(真ん中の〇からどんどん線と〇を繋げていくものです。連想ゲームみたいな。きっとどこかでやったことがあるのではないでしょうか…)
では本文
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君を真ん中においたマインドマップを
考えていたんだ
え、おれ?!って君しかいないでしょ笑
君は冬の晴れた日の太陽
君はあったかいココア
きみはもふもふのブランケット
君はお風呂に張られたお湯
君は乾燥機をかけたばかりのおふとん
全部全部僕のだいすきなものなんだ
あったかくて
暗いところに寒いところにいるのに
それがあるとぱっと明るくなるみたいな
なにか大きなものに包まれている安心感みたいなそんな感じ
寒い帰り道、日陰から日向に出たとき
あったかいココアを飲むとき
ブランケットに包まって本を読むとき
お風呂に浸かったとき
久しぶりに乾燥機をかけたおふとんに入ったとき
君のことが浮かぶの。
こんなこと少し前までは考えられなかったのに。
君は僕のだいすきなものとしか繋がらない
なんでだろうねって笑う君が見えたり
見えなかったり笑
あの感覚だけが
今でもはっきりと刻み込まれてる
もうこの世界のどこにも君は居ないのいうの?
なら僕も連れて行って欲しい
それだけ愛していた
それだけ強く
僕だけが
僕だけが
現在法廷では、彼の刑についてまもなく判決が下されようとしているはずだ。極刑だろうな、とネロは思っていた。この国はそんなに甘くない。なめていたわけではないが、逃れられないことをしたのだ、受け入れるしかあるまい、そう思えるようになったのはつい最近だ。
あの「ティルダの怒り」から三週間。あと五日かそこらでこの年も終わってしまう。「年の日」の祭りには、何人かの罪人が恩赦を受けるというが、まあそれも自分にはないことだ。残り少ない己の命を、どうすることもできず持て余している。それが彼の現状だった。
ふと気がつくと、微かに牢獄の囚人たちのにぎやかな声が聞こえてきた。薄暗く時間感覚のないこの独房で、唯一日付が変わったことを知れる時だった。そのにぎやかな声の中、それとは逆にネロの瞼は次第に下がっていった。そして、久しぶりにこんな夢を見た。
ピタン。ピタン。
既に何の音もしなくなった惡獄層に、雨垂れの音が響く。規則性があるようでない、淡々としたリズムに、ネロは耳を澄ませながら、物思いに耽っていた。と、そこへ遠くから軍靴の音。
カツーン。カツーン。カツーン。
暫くして音が近づいたかと思うと、ネロの独房の扉の前で止まった。
ガンガンガンガン。ガンガンガンガン。
「No.2。起きてるか」
「............」
「開けるぞ」
甲高い音をたてて軋みながら、扉が開いた。看守の、この男は確か、オヴィアスと言ったか。その手には1枚のトレーが乗っていた。
「ボスはようやくお前さんの飯のことを思い出したようだ。さっき許可が出た。あまりがっつくと良くないからゆっくり食べろ」
「...............」
トレーの上に乗っていたのは、二つの乾いた細長いパンと、卵が1つ、水が一瓶だった。カタン、とトレーを床に置くと、オヴィアスはこちらに目を向け、暫く見つめた後、扉を閉めて去っていった。
看守が去ると、ネロはムクリと体を起こし、トレーに手を伸ばした。前回の食事の時よりパンが小さい気がするが、小さなソーセージから卵1つに変わっているのは正直嬉しかった。ネロはパンに手を伸ばすと、先程の看守の忠告など無かったかのように、あっという間に食べてしまった。卵を殻も剥かずに噛み砕き、一息に水を飲み乾した。小さくおくびをすると、ネロは再び体を横たえた。
もう三ヶ月もこんな日々が続いている。一日一度食事があれば良い方で、運が悪いと五日間飲まず食わずなんてあり得ない話ではない。その度に看守は、忘れていると言っているが、この間隔が計画的であることに、ネロは薄々気づいていた。まばらな間隔のせいで、空腹感が増したり、食事を抜く苦痛が酷くなったりするのだった。
それゆえに、下手に空腹にならないため、ネロは必然的に活動をしなくなっていった。常に寝てばかりいると、当然体は衰える。しかし食べないものだから体力を維持する力さえも得られなくなっていた。
人の目線気にして
仲良くする友達を選ぶのは人生損してる
自分の仲良くしたい人と話して
笑ったほうが生きてる感じがする。
合わせたり、顔色伺ったりそれはただ
嫌われたくないだけ。みんなに好かれたいだけ。
一部に嫌われても
一緒に笑ったり助けたりしてくれる友達がいる
みんなに好かれる必要ない。
好きな人達と
思い出作ったり楽しい事する時間にかけた方が
自分のためだ、成長もできる。
友達は、都合のいい時だけ寄ってくる
人のことではない。それは、ただの知人。
いざとなった時支えてくれる存在は
本当の、友達だ。
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出逢ったら
別れなくてはならない
立ち止まったら
前に進まなきゃいけない
泣いたら
涙を止めなければいけない
”私”が恋する相手は
”君”でなければいけない
夏は暑く
冬は寒くなければいけない
死ぬ前に
生きなくちゃいけない
死んだら死んだで
手を合わせて想わなければならない
花は枯れ月は沈み
太陽が昇らなくてはならない
社会はディストピアでなければならない
感傷は痛くなければならない
私は苦しまなければいけない
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しかし無法者は、美しい
じっくり考えて放ったことばが
誰かのこころを苦しくしたり
なんとなく放ったことばが
沢山のひとの共感を得たり
言えないおもいをことばに託したり
大好きなアーティストがことばを紡ぐように
誰かのこころを打つようなことばがある
ことばって面白い
ことばってすごい
ことばって残酷だ
そんなことばが好きで私はここにいる
はやく、ことばを美しく使えるようになりたいと思った
私はことばが好きだ