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約束

ずっと心に秘めていた言葉
僕は明日君に伝えるんだ
「好きだ」って

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LOST MEMORIES ⅢCⅨⅩⅡ

カーテンを開くと、一気に朝日が部屋に流れ出した。
窓からはまだ、ひんやりとした冷気が伝わってくる。
結局あのまま寝てしまった瑛瑠は、一度うんと背伸びをして、今日の予定は何かとめぐらせる。
すると、良いタイミングで扉をノックする音が聞こえてきた。
「お嬢さま、おはようございます。
今日の予定ですが、私と一緒に出掛けませんか?」
扉越しに聞こえた声。一時停止。
瑛瑠は驚いた。チャールズからの初めてのお出掛けのお誘いである。そして、断る理由はない。
「い、行きます!
ちょっと待って、急いで支度をするから!」
ただ、あまりに急なのと、あまりに驚いてしまったので、慌てる瑛瑠。
その様子に、扉の向こうでは笑った気配がする。
「まずは朝食にしましょう。急がなくてもいいですよ。」

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いつかどこか、なにかで

北の大地で1人震える
あなたに書いてるこの手紙

南の海で1人泣いている
あなたに向けたメッセージ

通りすがりの原付が
僕の心を轢いていく
それでもきっとひとりじゃない

くだらない旋律じゃ
君の涙も拭けないけど
なんだか届いている気がしている

自分勝手な僕からの
あなたに向けたこの手紙

精一杯の僕からの
あなたに向けたこの言葉

届いているなら流行りの電波で
寂しい返事でもきかせて
寂しい返事だけでもきかせて

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もう

あいたくない
あいたくない
あいたくない
あいたくない

眺めるだけの恋ならしなきゃよかったんだ
全部、全部、あなたが悪い
あなたが恋の沼に突き堕とすから

堕ちて
嵌って
甘くて
苦くて

過ぎていく時間が今はただ恨めしい

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もう二度と会えないって思ったら楽かな
あなたの姿はもう見れないのかな
あなたと緊張しながら話すのももうないのかな
あなたの可愛い笑顔はもう見れないのかな
あなたと一緒にいたいと思うのも終わりかな
あなたは他の女の子と恋に堕ちるのかな

切ない想いも甘い気持ちも
あなたへの想いは終わりなのかな

嫌だけど
終わらせたくないけど
苦しいのはもう疲れちゃった

好きだと伝えてあなたの前から消え去るから
どうか
どうか
私のことを忘れてください

いいや、忘れないで

大好きだよ

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詩の妄執(踏襲)

僕の詩は世に放たれて

何にも掠らず

そこいらに転がって

誰も気に留めず

目もくれてやらない

独りよがりの言葉など

誰が求めたでしょうか

誰が欲しがったでしょうか

こんなにも思いは溢れるのに

こんなにも言葉は消えていく

こんなにも明日が欲しいのに

こんなにも昨日がしがみつく

今、

ふと立ち止まる

帰り道だと思っていたのは

よく見ればラブホテルへの曲がり角だった

悪魔でさえ首を吊った

ここ大阪の北端で

名も知れぬ歌うたいだけが

空しくその穴を埋めようとしていた

僕の詩は踏みつけられて

なんにも芽吹かず

そこいらのカラスがついばみ

誰も気に留めず

言葉は有限の連なり

言葉は神聖な文句

言葉は巨大な志

言葉は

言葉は

消えていく

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言葉で伝わるもの伝わらないもの

僕が「さよなら」と言った時、君が「またね」と言う情景が浮かぶ。
僕らの意思は交わらない

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辛い

辛いことがあっても自分を信じてあげなくちゃだめだよ
大人に相談するなり方法はいくらでもあるから

そんな気休めなんていらない
欲しいのは
頑張ったね
お疲れさま
って、言葉だけ

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お休み。

明かりを消した暗闇の中で、毛布と敷布団を各二枚、交互に重ねたその下に潜り込んだら、ぬいぐるみと広辞苑を抱き締めて、ラジオから流れる小粋な音楽を子守唄代わりにして、心底リラックスした状態でお休みなさい。

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君の花と僕

君は、ずっと一人で心のなかに閉じこもっているほんとは、綺麗なのに何でなの?
君に聞いても君は、無視
なにか悩んでるの?

ねーいい加減に閉じこもるのやめよーよ
君は、世界一素敵な花を持ってるから
花を咲かせて輝いて