雪解けの朝に
雪とともにあなたは消えてしまって
やがて切ない春が訪れる
純白の世界の華
いつでも あなたを あなただけを
愛しています
Snow Flower
気づいたらあなたを
あなたの事を好きになっていました
最初は気の合うだけの二人だったのに
今は
ちょっと目が合うだけで
熱くなって
少し離れるだけで悲しい
照れてるあなたが愛おしくて
笑ってるあなたは誰より輝いてる
LOVE
I LOVE YOU
星が笑った
今日も雨が降る
君が泣いた
明日も雨が降る
Endless Rain
星が笑う夜は決まって雨が降る
君が泣いた次の日も雨が降る
また雨が降る
将来の夢はなんだっただろう
今となっては黒く塗り潰されてしまった
将来の夢の作文
君は昔から不思議な子だったね
テスト期間中も
僕らとにらめっこしながら
頭は全く別のこと考えて
「勉強する意味が分からないよ」
なんて言っちゃって
僕らから手を離した瞬間
やっと君は進むべき道を見つけたんだと
僕はずっと応援してるよと
いつだってそうだっただろう?
確かにもう僕は必要ないし
君が勉強をする意味が分からないよと
泣きながらにらめっこして
笑ってくれた時
本当に悲しくてしょうがなくて
君の涙が僕の心に降ってきて
辛くてしょうがなかったんだよ?
でもこれでやっと
君の笑顔が見られる
そう思ってたんだけどな............
今ではもう
君の姿さえ見えない暗闇の中。
僕の名前は消しゴム。
久しぶりだね。
また勉強かい?
君はダメだね。
しょうがないな。
もう二度と.........
僕から手を離さないでね?
柔らかい沈黙を、優しく破る声。
「それは、見くびりすぎだな。」
「……え?」
英人は目で前方を指し示し、座ろうと言う。
小さな公園だった。ブランコで小さな子どもたちが遊んでいる。ふたりは、緑の葉を鮮やかに身に纏った木の下にある石造りのいすに、並んで腰かけた。
長谷川には黙ってろよ?と自嘲するように微笑む英人。
「長谷川は相当頭の回転はやいし、ああ見えて1番神経質だと思う。ほんと、あんなんだが。」
……ほめている?
「瑛瑠のことも、色々考えてる。フェアじゃないからって、瑛瑠に好きだと伝えたと言われたし、歌名にもそう話していた。
瑛瑠が思ってる以上に、あいつは凄いやつだ。」
石はひんやりとしていて、スカート越しにそれが伝わってきた。
葉の隙間から抜けてきた光が、まばらに降り注ぐ。
「男に肩入れなんてするつもりなかったが、」
不服そうに言う英人だったが、
「瑛瑠が出掛けたいなら、出掛けていいと思う。」
挑戦的に微笑んで、
「安心していい。僕たちの関係は良好にしかならないから。」
なんて。
「……なぜ?」
そう聞くやいなや、英人はぐっと近付き、瑛瑠の耳元に口を寄せて、囁いた。
バレンタイン、どうしようかな。
テスト近いしな。
めんどくさいな、作るのやめちゃおっかな。
ぼーっと考えていたら
いつのまにか君が横に立っていて
「バレンタイン、くれる?」
真っ赤な顔でそっと聞くから
とびきりのを作ることにした。
泣きたい夜空にだって月は
こんなにも青く輝いているから
その姿が見えなくても
貴方も同じ空を見ていたらいい
だからぼくはそれを愛と呼んだんだ
ろくに叶えもしないくせに
夢を欲しがるだけ欲しがる奴
夢は、ドロップスじゃねぇんだよ
缶開ければ出てくる代物じゃない
実際夢なんてなければ
もっと気楽に生きられるだろ
とか思ってても、見ちゃうから。
みんな、夢に呪われている。
君も。僕も。
きっと君にこの気持ちを伝えようとしても
好きだ、
好きだとしか言えないから
こんな朝も早くから君に言葉を紡いでいる
好きと言う言葉よりもっと
綺麗で鮮やかなそんな言葉が君に届くように