「アメリカとかじゃ、男の人が女の人にプレゼントを贈るのが普通なんだってよ。」
そう言って君がくれたビターチョコレート。
「苦いほうが好きだって言ってたじゃん?」
何気ないやり取りの、何気ない言葉まで覚えてくれていた。
そのことがやけに嬉しくて、苦いはずのチョコレートはとびきり甘かった。
この気持ちを、
自分の言葉にして、
輪郭をつくってしまうのは、
どうしようもなく怖いから。
嗚呼、
こんなにも甘ったるくて。
今にも蕩けてしまいそうで。
今にも息が止まってしまいそう。
○○風○○○○て○○○○。最○○○○○○ら○○○○。○○○、○や○○○○○○○う。○○に○○○○○○日○○、○っ○○○○○○○○し○○○○○○○○月○○○○○る○○。○○○○は○○好○○○○○○○○○る○、○○○○○○け○○○○○い○。
上の穴だらけの文章を好きに埋めて文章を完成させてください。
ルール
・○一つにつき一文字埋めること。
・○に入れて良いのは、感じ、平仮名、片仮名、アルファベット、数字のみとする。句読点を勝手に足してはいけない。
・当然、句読点を無視してもいけない。
・言うまでも無いことだが、意味の通じる文章にすること。
以上の点を守っていれば、余程のことが無い限り文句は言いません。
タグに「穴埋めポエム」とつけてこの掲示板に書き込むか、覚えとくのが面倒ならこの書き込みに直接レスしてください。多くの方のご参加を、期待しています。
あなたの
ありがとう
に
すべてが
むくわれたきがした
1か月後に
わたされた
クッキーは
甘かったなぁ
みんな楽しそう。
あったかい空気だな。
この感じは嫌いじゃない。
みんながしあわせそうだと、不思議と笑顔になる。
頑張って作ったのかな。
悩んで悩んで渡すのを決めたのかな。
いろんなことを考える。
わたしは心の中で「がんばれ」とエールを送る。
今日がしあわせで包まれたらいいな。
そんなことを考えながら、過ごしています。
ガタッ
「.........ん?」
朝、いつものように始業ギリギリで学校についた。上履きを取ろうとすると、何かが転げ落ちた。茶色い紙袋。
ああ、そうか。今日は十四日だっけ。
そんなことを思いながら拾い上げ、砂を払う。僕の学校の下足場はどれだけ控えめに言っても綺麗とは言えなかった。確かにお話ではよくあるシチュエーションだけど、この下駄箱に入れるのはなあ......なんて、毎年一つもらえれば大歓喜な僕は一人勝手に照れ隠しをするようにいろいろと考えていた。潰さないようにリュックのチャックつきのポケットにしまって、家に帰ってゆっくり食べよう、なんて思った。
自宅。サボりがちな部活に久しぶりに出て、くたくたになって帰ってきた。もちろんテンションはいつになくハイである。
ベッドに腰掛け、今朝の包みを取り出す。中からは、丸い生チョコ(?というのか)と、四つ折りになった小さな紙。
早速チョコレートをいただく。うまい。文句なしだ。しかし、いったい誰が。僕には検討もつかなかった。チョコレートを頬張ったまま、僕は四つ折りの紙を取り出した。中にはこんな一言。
「いつも見てます」
それだけ。それだけ?名前も何も書いてない。けれど、それを見た僕は、何故だか酷い情動に襲われた。普段泣くことなんて滅多にない僕の目からは、一筋だけ涙が流れた。
一年と少し、一緒にいた彼女と別れてから、僕の中からずっと何かが抜け落ちたようなままだった。それが、ほんの少しだけ、埋まったような気がした。
見たことのない字。たった7文字しか書いてなかったけれど、僕にはそれで十分だった。
今でも送り主は知らない。知ろうとも思わないけれど、そのときのことは、暫く忘れられそうにない。
例によって放課後。しかし今日いつもと違うのは、歌名も待ち組であるということ。望を待つ3人の間に会話はなく、しかし穏やかな時間が流れていた。
瑛瑠は本を読んでいた。肩まで下ろした髪はたまにこぼれ落ち、流れるようにそれを耳にかける。そして、ページをめくる。英人は瑛瑠のそんな様子を眺めていた。
伏し目がちな透き通った目、形の整ったつやめく唇。
また、ページをめくる。すると、優しい香りが鼻腔を擽る。
「……甘そうだな。」
思わず呟く。
瑛瑠が顔を上げ、視線をこちらへ向けたことで、自分の声が漏れていたことを悟った。
思考が停止してしまい、対応できない。歌名の視線が痛い。睨み殺されそうだ。
次の瞬間、瑛瑠はふわりと微笑んだ。
「なんだ、バレちゃっていたんですか。望さん来てから渡そうと思っていたのに。」
そう言って、可愛らしく包まれたひとつの小さな箱を取り出し、英人の机にことんと置く。
「甘そうに感じたのは、たぶんこのチョコレートの香りでしょう?こちらの文化に乗ってみました。英人さん、ハッピーバレンタイン。」
──そうか、今日はバレンタインデー。
同じように歌名からも渡された箱には、今挟めたかのような2つ折りのメモ。
“瑛瑠が鈍くてよかったね。今年は甘そうな瑛瑠が作った甘いチョコレートで我慢しなよ!”
今年は,なんてフレーズに友人の愛を感じ、甘いなと今度は苦笑してみせた。
今日はバレンタインデー
女子は特別な思いを持って
男子はドキドキしていて
告白しようって思った人
友達同士で交換した人
あなたのことを想って
私はチョコを作ります
今日はバレンタインデー
チョコと一緒に私の想いよ
あの人に届け!!
日差しがゆらゆらと揺れている。
ひとり部屋の中でぼうっとそれを眺める。
君の笑顔を時折思い出して、そしてまた悲しくなるんだ。
君の笑顔に会うために僕は生きてきたはずなのに。「正しい」なんてそんな簡単に変わるものなのかい?
「愛は偉大なる原動力だね」
って君は言った。
僕の脳内でその言葉が君の声で何回も再生される。
そして、声を殺して泣いた。
心の中で君を抱きしめた。
あたたかい君の体温を肌で感じた気がするんだ。
そうだ、畏れるものなんて何も無いんだ。
僕と君の愛の行方を探しに行こう。
形のないものならいつも感じてればいい。
僕はいつだって君に許されていたいんだ。
空っぽの心だけれど。
欲しがるばかりじゃやりきれないね。
僕にも愛をくださいって打ち明ける。
今がチャンスだったんだ、隙を見逃さないよ。
僕を快楽へと突き落として。
ああ、終焉はもうすぐだ。
遠い今日を撃って、粉々にしよう。
さあ、明日が来る。
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何かが崩壊しているものさん!
リクエストありがとうございました!!
ほんっっっとにお待たせしました!
2日連続企画第2弾!(昨日2個書いたから3弾かな?)
いかがだったでしょうか?
これで一応、この間のリクエスト分は全て書き終わりましたー!*\( 'ω' )/*
いやー楽しかったけど、疲れたw
感想とか思ったこと、…私への激励の言葉(小声)…
など!ありましたらじゃんじゃん書いちゃって下さいねー!
またこのような企画をする時は、リクエスト待ってまーす!(*´罒`*)
今日はバレンタインですね…
そこで皆さんにリクエストさせていただきます。
バレンタインに実際にあった経験を、小説や詩にして書き込んでください。
事実は小説より奇なり、といいますから。
ぜひ、参加お願いします。
タグは
リアルバレンタイン
で!