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戦え、あまのじゃく

最初に「きらい」と言ったのは
世界か僕かどっちかなんて
薄れ掠れて覚えてない。
被害妄想は延長戦で
目の下のくまが色濃くなった

深夜、小さな反逆罪

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 3.セイレーン ⑰

「どうでもいいけどキミ達仲良いよね~。もうフツーに仲良くやれば?」
知らない間に話の輪から外れかけていたセレンさんが、わたしと異能力者たちの顔を見ながら言う。
「え、ヤダ」
真顔でネロは即答する。
「えぇ何で⁈」
「…そりゃ、」
耀平があきれたようにわたしに言う。
「ちょこまか付いて来てメンドくさい」
「えぇぇぇぇ⁈」
「いやえーじゃねーだろ」
師郎はがっくりとうつむいた。
「まぁさー、仲良くするのはいいんだよ。いいんだけどさ…なーんも言わずに付いて来るトコがもう…」
耀平は気まずそうにわたしから目をそらした。
「ついでにさ、こういうのってたいてい何か起こすし」
「いやー、もうすでに何か起こってるけど」
ネロは不満げにわたしを見、師郎は苦々しく笑った。
黎は無言でうなずいている。
「…そんな」
予想外の理由に、わたしは体から力が抜けていくような気がした。

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梅雨に始まった青春は
ビー玉に詰まったラムネ瓶のような
もどかしい恋だったけれど
今でも思い出すんだ
不意に触れようと彷徨い出た手と
あなたに生まれたわずかな距離を
そのあとどうなったんだっけ…
変わらないように 思い出を
忘れないように 約束を
涙と一緒に流しても
ちいさく蟠った愛情を
失くさないように 花束を
枯らさないように 幸せも
手をつないでお話をしよう
また昔みたいに

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部活なー

一応高校ではミニ雑誌部、という名のイラストとか描いてる部活に入ったんですけど、最大の心配は自分と同じ新入部員がいるのか分からないってことです… 仮入部では他クラスの子で何人かいたけど、みんな迷ってるって言ってたからな~新入部員ぼく一人しかいないかも。ちなみに先輩は3年生3人しかいない…ヤバイわ、1年のうちはともかく、2年になったらどうすればいいんだ…?(´;ω;`)

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お疲れ様

今日も一日お疲れ様。
また君は忙しくて会えなかったけど
僕らは意外と気長に待っているから
ゆっくりでいいよ
会いたいけどもう分かっているから
君が絶対戻ってきてくれることを。

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くだらない世界のせいで君と僕は別れてしまった
とでも言えば心の傷は癒えるだろうか

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やばい

無とは平衡状態である。
やばいよねー。
米中も依存関係にある。
やばっ。
大型連休はどこも混んでいる。
ショッピングモールやばいらしい。
三流大学出たって箔にならない。
やばいやばい。
俺とつき合って。
それやばいわー。

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………

財布を開いて

小銭ポケットを覗き込む

カチャリと

一円玉同士

虚しい音が蚊の鳴くように聞こえてきた

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0wa

平成最後の何とかとか言ってる間も
時間は進んでいたもんで

初春の令月にして 気淑く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす

そんなカッコイイの俺には
似合わないなと思いながら
いつも変わらず輝く月を見上げる