学校のプールがやけにきれいで
制服のまま落ちそうになった
歌詞なんかに出てくる『君』
なんてのはいなくて
僕はただ、夏の真ん中に
ずっとしゃがみこんでいた
こんばんは、今日は本当に特別な日にしてもらいました、ちょっぴり成長したピーターパンです。大切な人たちから頂いた素敵な言葉の数々、本当に本当に嬉しかったです。バックアップとって保存しておきました()
正直、誕生日のこと、当日まで完全に忘れていたんです。それくらい、自分のなかでの誕生日の位置づけって大したことのないものだったのだけれど、気付いてくれた人からの派生がすごくって。自分でも、こんなにお祝いしてもらえるだなんて予想だにしていなかったものですから、本当に驚きと嬉しさで、どうにかなってしまいそうだったんです。他人事みたいですけれど、私、愛されているんだなって。
顔を合わせたことがなくて、文字や言葉だけで、掲示板という繋がりだけと言えばその通りでもあって。どこかで軽く話したことがあるのだけれど、私たちは出逢っていなかったかもしれない集まりなんですよね。私も含めて、たまたま、今、ここにいるだけで。ただ、そのたまたまのおかげで出逢って、しかも、自分がこの世に生を受けた日を祝ってもらえることって、それだけで特別なことだと思うんです。
今日1日祝ってもらって気付いたんですけど、喜んでいるのが、感動しているのが、私だけじゃないんですよね。それがまた、嬉しくって。大好きな人と同じ時間を共有できることの幸せを強く感じました。みんなには感謝しかありません。私と出逢ってくれてありがとう。
「…あ、でもネロ的にははぐれたままの方が良かったかもな〜。そうだろ? ネロ」
不意に黎がそんな事を言ったので、わたしは数メートル離れた所にいる彼女を見やった。
「…」
ネロはわたしと目が合うと、気まずそうにうつむいて、そばにいる耀平の陰に隠れた。
「おーいそこに隠れてもモロバレだぞ〜」
「それな」
師郎や黎が隠れても無駄と笑っても、ネロは耀平にくっついてるままだった。
あんたは?
わたしは天使だ。
じゃあ、俺は死んだんだな。
そうだ。
俺が死んだら、世界の治安は誰が守るんだ。
君は十分活躍したよ。当分世界は平和さ。……幸せな人生だったかね?
幸福とは、痴呆である。
誰の言葉だっけ?
俺の言葉だ。
君のような超人はもう現れないだろう。両親にありがとうだな。
俺の両親は、俺を捨てた。感謝なんてできるか。
君の能力は、先祖代々の遺伝子の集大成だ。先祖の人間性なんてどうでもいいじゃないか。わたしだったら遺伝子をめぐり合わせてくれた両親に素直に感謝するね。
いずれにしても、俺がラストヒーローさ。そろそろ行こうか。
気が早いな。まだいいじゃないか。地上に降りるのは久しぶりでね。もう少しこの世を見物したい。
見るべきものなんてない。あるのは人工知能だけだ。さっさと連れてってくれ。俺はもう戦い疲れたんだ。
人類のたった一人の生き残りになってから百年。いったい君は何と戦っていたんだ?
孤独。
だろうね。
俺の人生って、何だったのかな。
「プログラムだ」
人工知能が言った。
普通、一言目ってハッピーバースデーなんじゃないの?
なんてね。
あのときの沈黙、今思うとおかしいったらありゃしない。
例年の夏よりかは涼しくも、湿度が高くて寝苦しくて、それでもたまに吹いてくる風に肌を撫でられながら、全神経を研ぎ澄まして聴いていたのは私の好きな音。
たまに聞こえてくる咳さえも。
ただ、心配してしまうから、そういうのはよくない。
ずるいと連呼するくらいのやきもちと
やめてと連呼するくらいのいじわる
ナメクジとプラナリアが友情出演したのは
日頃の先輩の圧力への報復かしら
モスキートとの大戦闘と深夜徘徊、
可笑し気な話ばかりね。
自重して抑制して、それでも文句を言われましたけれど、
そんなの、お互い様よ。
知れば知るほど違うところしか見えてこないのは
きっと、そういうこと。
ヒトリジメ、甘美な響きね。
ナイモノネダリ、私たちを繋ぐもの。
スキ、そういうとこだよ。
PS:ここで夕日を引っ張ってくるのは、本当に本当にずるい。フック船長のせいで、ピーターパンおかしくなりそう。
毎晩 赤いスイートピーが
俺に言うんだ 「きっと死ぬわ」
俺はギター 無理に構えて
小さく鳴らして 夢をみる
今日はおめでとう どっかの誰かさん
上手くいえない ボウヤの俺
ハツコイは 済ましちゃったんだけど
おめでとうは 間に合うかもね
おくるよ 秘密の拍手
近寄り過ぎたら 恥ずかしくって
上手く言えないから拍手
ポエマーらしく くさい台詞で
ネバーランドはきっとここじゃない
少なくとも 俺には
もしあなたも探してるんなら
まだわからない きれいなやつ
見つけ次第 俺にも教えて
「…いたっ‼︎」
予想通り、駄菓子屋に先に着いていた”彼ら”を見つけた瞬間、わたしは思わずそう叫んで駆け寄った。
「あ、やっと来た…遅くね?」
まさか道に迷ったのかぁ?、と師郎は皮肉げに言う。
「迷ったっていうか、置いてかれたっていうか…」
「とりあえずはぐれたんだろ」
「うぐっ」
黎にしれっと突っ込まれ、わたしはちょっとうろたえた。
まぁ大体そうだけど…
君はとある王子に仕える執事
私は航海を助ける甲板手
毎日山を散歩する君だけど
もし海を散歩してくれたら
最寄りの港が君の住む
街の港だったら
そう願って毎日灯籠流すよ
もう君に逢えない
君と分かり合えないのは知ってても
海と陸は混ざり合わない
分かってる、分かってるの
西の方に君がいたら
そう思うと海と違う水が湧く
東に君がいても
もう分かんないや
コンパスも指し示さない恋の行方
もし私たち結ばれたら
一緒に火の中に飛び込んでくれる?
私がもしあの国の姫だったら
君がもしこの船の船員だったら
何か変わってたのかな
夜になってたら 虹になってたら
私は君のことを愛せたかな?
あの国の執事の君しか
愛せなかったかな?
どうだろう
でもやっぱり灯籠は毎日流すね
君に届くように
明日は確実にある。本当にそうですか?
あなたに今日大好きと言ってくれた人は、本当に明日も生きていますか?
あなたがいる場所は、本当に明日も現存していますか?
あなたにとっての当たり前は、本当に明日も当たり前ですか?
明日、もしかしたら自分が通り魔にあったり、大きな地震が起こったりするかもしれないです。だから、いつ自分が死んでもおかしくないように、今を大切に生きましょう。