魔法をかけるのよ
どんな服を着ようか
どんな髪にしようか
どんな顔で行こうか
まるで空から降ってくる魔法の粉
みたいなもので
きらきらっと
変身するの
みんなに慕われるあなたは
なんだか本当に
すごい人だなぁ
今日は私にとっても
幸せな日
いつも仲間に囲まれていた貴方
ティンカー・ベルにウィンディ姉弟
岩陰から指をくわえてた僕
貴方がまた一つ大人に近づいた
ある真夏の日
僕は勇気を出して
貴方に近づいてみた
恐る恐るの僕を
一気に引き寄せてくれた貴方
これからはもう少し
貴方の近くに行ってもいいのかな
この先の未来
貴方や周りで沢山の
笑顔の花が咲き誇りますように…
それは、夏休みの最中。
唐突ではあるが、桜木ノアと共にテスト勉強をしていた時のことだった。
勉強をしていたところ、どうにも解けない問題にぶち当たるという、なんともありがちな理由でやる気をなくし、スマホをいじっていた時のことであった。
「さっきからずっとスマホ見てるね」
桜木が俺を見ながら言った。
「いや、もう無理そうだから」
俺は適当に桜木に言葉を返した。
その特に何の意味も込めていない言葉が、俺にとって何の意味もなかったからこそ、彼女を傷つけた。
「……そう」
その声が冷えていることに気づいた。明らかに何かが変わった。けれど、何が変わったのか分からなかった俺は、火に油を注いでしまった。
「……どした?」
「いや、別に。君はそういう、諦めちゃう人なんだなーって」
「いいじゃんかよ、問題の一つくらい……。お前だって諦める時はあるだろ」
「……諦める時?」
その時、再び桜木ノアの中で何かが変わった。けれど今回は分かる。
変わったのは、温度だ。
「諦められるなら私はこんなに苦しんでない!」
それは。
今までに聞いたことのない桜木の悲痛な叫びだった。
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相変わらず投稿を忘れがちな私です。1日遅れでドン。
行きたくない
やるとこが遠いと尚更
どんだけ走るんやよ
家の中で涼んでいたい
こんなにきついとこないと思う
体絞らなきゃ行けないし
外でやるから日焼けがやばい
体力の限界やー
でも負けたくない自分がいる
なんなんだろ、この曖昧な気持ちは
部活したくないのに行かないと罪悪感ヤバいヤバい
あー自分の精神面ヤバいんじゃないかな
きょう
真っ先に思い出したのは
あの夜に聞いた
あなたのその優しい可愛いこえでした
顔なんて知らないのに
その笑顔が私に映るような
そんなこえ
積もる話をし合って
互いの存在を確かめたあの日
1年前から私は
あなたのことを気にして
あなたを好きになって
いっぱいいっぱい気持ちをぶつけたんだ
いつからか
お姉ちゃん
だった
あなたがいないとき
少し物足りなくなったり
あなたが帰ってきた時
すごくほっとしたり
わがままな私は
あなたを困らせたりしたかもしれない
でもいつまでもあなたはあなたで
私が悩んだときは寄り添ってくれたり
なんだろ
だいすき
星たちの遊び場に
僕も飛び込みたい
月に見守られ
自由に駆けてゆく流れ星
あの星たちのように
僕も自由に舞(おど)れたら
どんな物語も 一人ぼっちでは悲劇だ
どんな悲劇も 二人ならラブストーリーだ