クラスが違う
君とクラスが違う
分かっている事実なのに
私は信じたくなかった
登校日の今日
君のいない教室
分散登校だからもう一つの教室にいるのかな
そんな訳ない
君の名前のない名簿
先生、これ間違ってますよ
嘘だ なくて当然なんだ
下校する時に聞こえた君の笑い声
君を呼ぶ男子の声
ほら、君はいるんだ
やっぱり名簿が間違っていた?
私の入る教室が間違っていた?
ううん、何も間違ってない
君とクラスが違うという事実を
私が信じたくないだけ
ういーん ういーん
冷蔵庫の音
コトン カッ コトン カッ
卓球の音
ギィー バタン
ドアの音
ズルズル
お味噌汁をすすっている音
キャン キャン
子犬のなく音
ざわざわ カサカサ コツコツコツ
ショッピングモールの音
世界にはたくさんの音があるなぁ
自分は涙を流した 彼女の為に泣いたんだ
彼女がどれだけの痛みを背負ってどれだけの重荷を
背負ったのだと考えると涙が出てきた
初めて人の為に泣いたんだ 大切なあの人の為に
私が彼女を愛し続けるのは何の為?
何の為愛し続ける。彼女の痛みは計り知れない
自分がどれだけ分かろうとしても到底分かり得ない
彼女にしか分からない。傷は癒えない。
だからこの人生を捧げる。自分の一生を捧げる
自分は彼女の為に生きたいんだ。
わたしの存在を知っておいて
この際誰でも いいからさ
わたしの存在を知っておいて
この際誰でも なんて言いたくないよ
朝に俯くあのお花も
夜に寂しさを増す空も
四六時中生きてる人間も
わたしをやさしく包みこんで
生きていていいのだよとおしえて
わたしとあなたで包みこんで
今だけ 今だけ このままで
ぽつぽつ あめあめ
パンの焼ける香り 音立てるやかん
ぱらぱら あめあめ
窓辺に腰掛け 傍らに珈琲
ばらばら あめあめ
ギターと雨音のハーモニー
ぱらりぱら ぽつりぱら
ぱらりぱら ぽつりぱら
屋根叩く雨の 子守歌
誰も分からない なにか に期待して
誰も分からない いつか に期待して
何かも分からない なにか
なにか に期待して 明日に懸ける
なにか に期待して 明日へ駆ける
なにか に期待して
なにか に傷ついて 悲しくなって
なにか を責めて
なにか を傷つけて 安心してる
なにか を期待して
希望を 燃やして
意味もよく分からない
未来もよく分からない
不確かな明日に 未来に いつかに 懸ける
不確かな明日に 未来に いつかへ 駆ける