皆さんこんばんは、今日も今日とてメメントです。
すっかり冬と言っても差し支えないくらいの気候になって来ましたね……。いかがお過ごしですか。
こんな寒い時期にはやはり詩をかきたくなるというもの(初耳)。というわけでこちらを開催します。
【第三回】ショートポエム選手権!!!
帰ってきましたショートポエム選手権です。
第一回は盛況だったものの、第二回は私の個人的な都合により悲しくも自然消滅……。今回はそのリベンジ、というやつです。
初めましての方は、初めまして。私の投稿を遡れば第一回の様子が見られるよ!(かなり昔)第一回に関しては近々まとめを作る予定なので参考にしていただければと思います。
詳細に関しましては、明日また書き込もうかと思っております。
期間は、今のところ2021/12/1~2022/1/31の予定です。長いですね……。
というわけで奮ってご参加ください!
「参加したいです!」「いとをかしきもよおし……」「ご両親の結婚記念日おめでと!」などなど、なんでもレスに書き込んでくださいね。
ではでは、メメントでした。
自分の身を削り続けて努力して、やっと生きていけるようなこの世界において、努力を続けろという叱咤激励は、確実なダメージであると同時に、自分をこの世に繋ぎとめる手段でもある。
ボロボロの心に「あなたは十分頑張った」「もう頑張らなくて良い」なんて言われてしまったら、無理やり保たれていた精神はぺきっとへし折れてしまうだろうから。
だから、ただ「もっと頑張れ」とだけ、言い続けてくれ。
君と出会って7ヶ月。第三章の終了。
もう初雪の降ったこの街。でもすんなり初雪の解けた地面。
-私-と−君−を閉じ込める様に包む霧、白い息。
さぁ、第四章が始まる。
−-−-−-−-−-−-−-−
【第一章】
桜の舞い踊る、薄赫(ピンク)の春。
君に落とされた、薄赫の春
すぐに終わった、薄赫の春。
〜
【第二章】
陽射しの眩しい、薄蒼(ミズイロ)の夏。
結局夏祭りには誘えなかった、薄蒼の夏
夏休みは哀しかった、薄蒼の夏。
〜
【第三章】
落葉の謳う、薄茶の秋。
葉の音に何度もかき消された笑い声…取り戻した、薄茶の秋。
長い闘いだった、薄茶の秋
〜
【第四章】
景色が白くなる、儚白(ムショク)の冬。
色がなくなって、振り出しに戻るこの季節に―
この冬限定の
新しい物語(ハナシ)を作りたい。
この冬限定、儚白の物語(ハナシ)。
この時限定、儚白の物語(ハナシ)。
禁断の果実を吐き出して
飲み込む前に胃に入って
嘔吐く準備はできていた
上半身だけ残しては前進
別れてる血肉が呼び合う
個人差の貴方だけ別行動
醜い私は見せられないわ
だなんてさあ!!!!!
馬鹿馬鹿しいって本当に
吐き気がするわ及び腰に
2019年11月20日以来の登校です。こんばんは。
あの頃かわいいぬいぐるみだった彼女は
気がついたらいくつか歳を取り
甘い日々ばかりではなく
現実をも見るようになりました。
冬に咲く花を可哀想と手折るのも
優しさなのではないかと思うようになりました。
また今日から少しずつ。
よろしくお願いします。
コップいっぱいに注がれた水
フチから膨らんだ
一滴 一滴
まだ溢れない水
一滴 一滴
今日もまた。
今日はちょっと早く家を出て、いつもより気持ち人が少ないかなと思われる電車とバスを乗り継ぎ学校に到着。階段を駆け上がり、向かうは教室。ドアを開ける。誰もいない。
生徒のせわしない足音。息遣い。葛藤。きっといろいろなものがいくつもしみついているであろう学校。朝の教室は、ちょっぴり寂しい。
授業を受けたり、友達ときゃっきゃっと騒いでいるあのいつも教室とはまったく別のもの。
教室って、どこか特別感があるの。
授業を受けてるときは、なんてことないのに。
深呼吸をして、たくさんの空気を吸い込む。
今日もまた、はじまる
頑張れって言葉が嫌いだ
今、一生懸命に生きている人たちの
背中を強く叩くから
頑張れ!頑張れ!もっと頑張れ!
ねぇ、もう頑張れないよ。
もう、進めないよ。
頑張れよ!本気出せよ!
そうじゃない。そうじゃなくて、本当は、
頑張ってえらいね。大丈夫。
君は、だいじょうぶだよ。
こんなに頑張ってるじゃないか。
こういう言葉が欲しいんだ
「にしても、あの精霊が人工精霊かもしれないとは…」
「ま、あくまで仮定なのだけどね」
不安そうな顔をする屋敷の主人に、グレートヒェンはこう答える。
「どこかの敵対者が放った刺客かもしれないし、そうでもないかもしれないし」
そう付け足して、グレートヒェンはまたティーカップに口を付ける。
「別に今回の依頼は精霊退治なのだから、正体なんてどうでもいいんだけど」
出来るだけ、魔術師同士のいざこざには関わりたくないし、とグレートヒェンは笑ってティーカップをテーブルの上に置いた。
「まぁ明日もあることだし…今日はもう御暇させて頂くわ」
もっと領内の調査もしたいことだし…精霊を捕まえる罠も作らなきゃね、とグレートヒェンは言い終えて、ふと思い出したように屋敷の主人に尋ねる。
「そう言えば”アイツ”は?」
姿が見えないけれど…とグレートヒェンは辺りを見回す。
「あぁ、”ナハツェーラー”ですか」
屋敷の主人は静かに答えた。