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人間

人間とは人の間の存在と書く
人は人との間に目に見えない価値を見出し、人との間に溝や繋がりを見る
ならば人間不信とは人との間に“信”を持てないことか
いや…きっと違う、
人との間に見える溝や繋がりに囚われ、“信”を虚空の中に見つけられないことだ

「信じるとは同時にそこに“信”を探し、疑うこと」
鵜呑みせず全てを疑え、
そして同じだけ信じたいものを信じろ
そうすればきっと世界はもっと美しい

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対人 2

僕は人間不信だ。
大人、特に親や教師はもちろん、同級生、ましてや自分すらも信じられない。
でも、SOLの職員・生徒、あの一人の友人は、僕を裏切らないと知っている。

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泣きたいのに泣けない。
どこかで悲鳴をあげているはずなのに。
涙を溢しているのはただ私の心だけだった。

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すりぬけるもの。

両手からこぼれるそれは、私がつかんだ光の様で、哀れに下へと落ちてゆく。
あの夜感じた貴方との温度、おなじだったはずなのに、冷めきって今じゃあもういない。
思い出だけが音を立てて鮮明に巻き戻される。
ぎこちなく動くのは、まるで昔の映画のよう。
心だけは確かじゃなかった。

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先生、忘れないよ

先生、
僕、今になってやっと分かったんだ
帰るまでが遠足ってことは、成仏するまでが人生ってことだろ?