ずっと前から、「頑張れ」と言われると落ちていく自分がいた。
でも、決意の後の「頑張れ」はなんて心地いいのだろう。
どんなに真っ直ぐだったって
“深い”言葉は存在する
何も婉曲ばかりが文芸じゃない
何も熟語ばかりが語彙じゃない
だって、ほら 君がたった今放った
あまりにも素直な「好き」は
嗚呼、“海より深い”なんて
なんとも在り来りな喩えが
こんなにも良く似合う
君のマイペースに少し怒っちゃうときもあるのに
なんでだろう
君の目を見ると一緒にいると
そんな炎すぐに消えて
ああ大好きだなぁ親友だなぁって
心が勝手に思ってるの
君に出逢えたのはすごく奇跡みたいに思うし
君のおかげで広がる世界が輝くのが嬉しいから
離れ離れでも心は繋がっていたいよ
深海をユラユラと歩く、何かを探している。僕は呼吸をいつしか忘れて横たわる、骨になった僕を陽が差す、いつもいつも光は遅い、僕を照らすのを。
諦めが蔓延る世の中で
それでも君だけはと固く誓ったあの夜さえ
するするとほどけてゆくのです
私は雨が嫌いだ。
傘で視界が塞がれ世界が狭くなるから
大好きな青空も見えない
でも今は雨が大好きだ
あなたがいるから
星さえ見えない夜
隙間から見えた月は
悲しくて泣いてるようだ
街は静かで誰もいなくて
店はシャッターだらけ
街灯は寂しげに僕を照らしてた