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死神

人間の欲とは、実に恐ろしいモンですねぇ
欲望に飲まれてとことん墜ちていく
そうでしょう?そこの旦那?

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 9.エルフ ④

わたしは思わず立ち止まる。
相手は咄嗟に目を逸らした。
「…」
わたしは暫く相手の姿を眺めていた。
白いブラウスに黒いスカート、赤い紐リボンと、近くの高校の生徒だろうか。
高校の制服姿の少女は、気まずそうにそっぽを向いている。
あまりにも気になり過ぎて、わたしは思わず声をかけてしまった。
「あの…どうかしました?」
少女はい、いえ、と上ずった声で答える。
「別に…何でも…」
何だか失礼な事をしてしまったな、とわたしは思った。
どう見ても相手はビックリしているし。
「何かすみません…急に話しかけたりして」
わたしはすぐに謝ったが、相手には届いていないようだった。
「何でも…何でもないんです!」
少女はそうとだけ言うと、駅の出入り口の方へ走り去って行った。
…何だったんだろ。
わたしは暫し呆然とその場に立ちすくんでいた。

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一瞬

あの時、
一瞬でも、
ふたり一緒にいた事実が、
私を淡く溶かしていく。

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うん……

いやわかるよ?
辛いんだろうなって。
優しい言葉ほしいんだろうなって。
でもさ、
なんかさ、
1度優しくしたらさ、
ずっと支えてないといけんのかなって思って、
ずっと負の感情受け止め続けなきゃいけんのかなって思って。
私も新しい環境で、
まだ安定しとらんし、
どこまで受け止め続けられるかわからんし、
というか普通に嫌やし。
なんかいつも私ばっかりやし、
いいよね?
冷たい人間になるね。

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こころのささえ

あなたに会いたくて、
こんな日々も進んでいけているけどさ
あなたがわたしのこと
これっぽっちも待ってなかったらどうしよう

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君の夢や言葉を、たくさんたくさんいただきます。

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感謝

いつもありがとう
今ここで伝えるね
今まで生きててくれてありがとう

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無題

愛の歌を歌おう
君にしか出せない
その歌声で
悲しみの歌を歌おう
僕にしかない涙の色で
愛の歌を歌おう
僕らにしかできない輝きで

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無題

気付いていれば
もっとこうしていられたのに
気付いていれば
もっとこうしていられたのに
いつも いつも
堂々巡り

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狂歌

貴方の誕生を祝うのは
他の誰でもない
自分自身
踊れ 歌え 狂いだせ
貴方を彩るのは
他の誰でもない
貴方自身