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Daemonium Bellum : 用語解説

創作企画「Daemonium Bellum」の用語解説です。

〈天使:Angelus〉
秩序を以って地上に平和をもたらそうとする勢力。
基本的に人型で背中に羽根がある。
地上に巣食う悪魔とは敵対している。
少し前に全天使の三分の一が反乱、地上に逃亡・追放される事件が起きたせいで人手不足気味。
集団行動が多い。
人間からは崇められたり、迷惑な存在とされたりとさまざまな扱いを受けている。
悪魔と繋がっている者や人間に協力する者、悪魔に宥和的な者もいるらしい。
首と心臓が弱点で、これらを破壊すれば倒せる。
逆に弱点以外に攻撃しても怪我はその場で治ってしまう。

〈悪魔:Diabolus〉
混沌を好む地上の勢力。
本来は異形の姿をしているが、普段はほとんどが人間に近い姿をとっている。
天界に住む天使とは敵対している。
天使のように1つの勢力で動いているのではなく、個人個人で戦っている者がほとんどである。
人間からは崇められたり、迷惑な存在とされていたりと様々な扱いを受けている。
天使と繋がっている者や人間に協力する者、天使に宥和的な者もいるらしい。
首と心臓が弱点で、これらを破壊すれば倒せる。
逆に弱点以外を攻撃しても怪我はその場で治ってしまう。

〈堕天使:Angelus Lapsus〉
天界から諸事情で追放された/逃亡した天使のこと。
追放された者は大抵片方の羽根を切り落とされいる。
天使や悪魔に協力する者、第三勢力として動く者、人間に溶け込む者など様々な者がいる。

〈人間:Human〉
地上に住む無力な存在。
数だけが取り柄。
文明レベルは中途半端で停滞気味。
よく天使と悪魔の戦いに巻き込まれている。
天使や悪魔を崇める者、利用する者、協力する者と様々な者がいる。

以上です。
創作企画「Daemonium Bellum」は5月2日からスタートです!
どうぞお楽しみに。

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Daemonium Bellum : 予告 〈企画予告〉

どうも、テトモンよ永遠に!です。
突然ですが企画です。
企画名は「Daemonium Bellum」(読み:デモニウムベルム)
天使と悪魔が果てしない争いを続ける世界の物語を、ポエムでも小説でも何かの形で皆さんに書いてもらおうという企画です。
少し前から温めていた企画で、やっと日の目を見ることができました。
少しでも多くの人の人に楽しんでもらえたら幸いです。
開催期間:5月2日(月)21時〜5月6日(金)24時
準備期間:この書き込みが掲示板に反映された時〜5月2日(月)21時
参加資格:参加しようと思う気持ち

今回の企画は前回開催した企画「魔法譚」の反省を活かし、準備期間を設けることにしました。
参加を迷っている方はこの期間に好きなだけ悩んで欲しいです。
多少のフライング・遅刻も可です(笑)
あ、投稿作品にはタグ「Daemonium Bellum」もしくは「デモニウムベルム」を付けてね。

さぁ次は用語解説です。

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Daemonium Bellum : Diabolus 〈企画予告〉

「南の町でまた襲撃があったんだって」
悪魔が2人もやられたってよ、と古びた屋敷の小さな部屋で金髪の人物は言った。
「ねー聞いてるのー?」
金髪の人物は目の前にいるメガネの人物を揺すった。
メガネの人物はむっくりとテーブルから起き上がる。
「…聞いてる」
ホントにー?と金髪の人物は首を傾げる。
「そう言ってる時に限って聞いてないこと多いじゃんぼすー」
ぼす、と呼ばれてメガネの人物は不機嫌そうにそっぽを向く。
「…ぼすって呼ばないでって前に言ったじゃん」
もうそういう立場じゃないから、とメガネの人物は呟く。
「わたしはもうそういう偉い奴じゃないんだ…天から落とされたダメな奴…」
そう言いつつ、メガネの人物はまたテーブルに伏せようとする。
「…そんなことばっか言ってんじゃねぇ」
不意に部屋の入り口から声が飛んできた。
2人が見ると、帽子を被った人物が立っている。
「あ、アモン」
金髪の人物は呟く。
「そういうことばっか言ってると体に悪いぞ」
ただでさえお前は弱っているのに、と帽子の人物ことアモンはテーブルに近づき席に着いた。
「それでも前天使長か」
「うっ」
メガネの人物はたじろいだ。
「…それ、1番聞きたくない」
わたしの黒歴史…とメガネの人物はそっぽを向く。
なんだよ、とアモンは脚を組む。
「お前らしくないな」
「それはもう1人のわたしだよ」
メガネの人物はぽつりと呟く。
「もう一人のわたし、ルシファーじゃない何か…全部、あいつのせいだ」
天界がああなったのも、わたしが堕ちたのも、とメガネの人物はまたテーブルに伏せった。
帽子の人物は呆れた表情をする。
金髪の人物はそんなこと言わないで、とルシファーの頭を撫でた。
ルシファーはされるがままになっていた。

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Daemonium Bellum : Angelus Ⅲ 〈企画予告〉

「あの頃に戻ったみたい、ね…」
執務室でみーちゃんことミカエルは呟く。
窓の外には空が見える。
その下には地上、悪魔達がいる世界だ。
「あの頃に戻れたら良いのに」
ミカエルは寂しげにこぼした。
ずっと昔、まだ何も知らなかった頃、愛しい愛しい“あの子”がいた頃…
ミカエルは窓から地上を覗き込む。
この下には”あの子”がいるのだ。
ミカエルは誰に言うまでもなくぽつりと言った。
「いつか会えるわ」
そしてミカエルは微笑んだ。

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Daemonium Bellum : Angelus Ⅱ 〈企画予告〉

演説が終わって暫く、ブロンドの髪の天使は執務の為、仕事場に戻ろうとしていた。
「みーちゃん」
背後から呼び止められて、天使はぴたりと足を止めた。
振り向くと、明るい茶髪の天使と青い目の天使が立っている。
「演説、良かったわ」
さすがは天使長、と茶髪の天使は笑う。
「どうもありがとう」
ブロンドの天使は微笑んだ。
「いつもより盛り上がってたね」
青い目の天使は楽しそうに言った。
「少し前に天界の三分の一がいなくなっちゃったけど、あの頃に戻ったみたい」
その言葉を聞いて、明るい茶髪の天使は微妙な顔をした。
ブロンドの天使も悲しげな顔をする。
「あ、ゴメン、今のはあんまり言わない方が良かったよね…」
青い目の天使は慌てて謝る。
「特にみーちゃんは…」
青い目の天使は申し訳なさそうに俯く。
明るい茶髪の天使も気まずそうな顔をした。
「…大丈夫よガブリエル」
ブロンドの髪の天使は微笑んだ。
「”あの子“はいなくなってしまったけど…私は大丈夫」
ブロンドの天使はそう言ってガブリエルの頭を撫でた。
ガブリエルはうん、と頷いた。

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Daemonium Bellum : Angelus Ⅰ 〈企画予告〉

その昔、地上は混沌に満ちておりました。
悪魔達が蔓延り、人間達は苦しい日々を送っておりました。
それを見かねた神は地上に我々天使を差し向けました。
我々は神から与えられた力を以って悪魔達を制圧、地上には希望の光が差しました。
「それでも尚、悪魔達は抵抗を続けております」
美しいブロンドの髪をなびかせた天使は壇上で告げる。
「彼らは今も地上を混沌の渦に陥れようと画策しているのです」
天使は続ける。
「我らが望むのは秩序、秩序を以って地上に救いをもたらしましょう」
そのためには、と天使は言った。
「悪魔を1人残らず駆逐することが必要です」
天使は壇上で微笑んだ。
「さぁ、我らの手で悪魔達を一掃しましょう」
我々には神から与えられた力があるのですから、と天使は言う。
「我々の力で、地上に救いを、秩序をもたらすのです」
天使のその言葉に、演説を聞いていた無数の天使達は鬨の声を上げた。
天使は黙ってその歓声を浴びていた。

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天ノ弱

みんなが好きって言った途端、
嫌いだってなって、
耳を塞ぐ。
みんなが興味無さそうなそれを、
大事そうに抱え叫ぶ。
私はこれが好きなんだと。

天ノ弱さんは殻に閉じこもるのがお好きなようで。