「ミル」
本名 ミル・ロット
年齢 16
身長 166㎝
体重 53㎏
誕生日 3月6日
好物 美味しいパン、旅物語
嫌いなもの ネズミ
趣味 木登り
至って普通(本人談)。割と毒舌。
性格は心配症。
朝が早いので、マスターを叩き起こすのが日課。
魔術はほぼ実戦経験がない為、かなり自信がない。
「リンネ」
年齢 568
身長 144㎝
体重 37㎏
誕生日 1月13日
好物 コーヒー、魔法石
嫌いなもの 犬、蛇
趣味 オルゴール作り
超天才美少女魔術師(本人談)。
性格は適当と言うか大雑把。
低血圧の為、ミルと毎朝攻防を繰り広げている。
服装などには興味はなく、色々資格証明のローブやらなんやら付けてて面倒だと思っている。
本人はわかっていないが、かなりの実力者。
「あ、ヴァンピレス」
「え⁈」
どこ⁈とわたし達が周囲を見回した時チョウフウがにやりと笑った。
「引っかかったわね‼」
鴨所はそう言うと、わたし達に向けて駆けだす。
そしてネクロマンサーやコマイヌを押しのけると後ろの外付け階段を駆け下りていった。
「ア、アイツ‼」
ネクロマンサーは思わず大声を上げると彼女の後を追いかける。
わたし達もその後を追って階段を駆け下りた。
逃げ出したチョウフウを追いかけ始めて暫く。
わたし達4人は路地裏を駆け抜けていた。
わたし達が走る20メートル程先ではチョウフウが走っている。
「アイツ、思ったよりすばしっこいな」
めんどくせぇ!と異能力を使うことをやめたネロがこぼす。
「そうする?」
二手にでも分かれて挟み撃ちにする?と師郎が不意に提案する。
悲しみよりも哀しみ。淋しさよりも寂しさ。
体を巡るその感覚が、体を廻るその感情が、
新たな岐路を指し示す。
後悔。 先憂。という静寂
心につのって、全てを
感覚が包み込み、思考を放棄させる。
卒かに訪れた乖離は
数多の業をもたらし、数多の枷で縛り付け、
背負わされ
目をそらし歩み続ける。
ちょっと前に物語のネタを募集して、結局それを全く消化できていないんだけどまた物語のネタを募集します。
ただし条件として、“ぼくが今まで書いた物語の番外編になるようなもの“のみ受け付けます。
例えばあのお話のこのキャラとあのキャラのエピソードだとか、あのエピソードの”その後“、だとか…
まぁなんでもOKです。
ただ今はやりたいこと・やらなきゃいけないことが色々あるので書くのは後々になると思います。
あと“番外編”という条件なので短編のみになるでしょう。
ふわっとした感じでもいいのでレスからよろしくお願いします。
「……誰だい」
種枚は倒れたまま声の方へ目を向けた。彼女から10mほど後方に、抜き身の日本刀を携えた小柄な少女が立っている。
「そいつは、私の獲物だぞ!」
威勢よく言う少女を睨み、億劫そうに立ち上がってから、種枚は一瞬で少女との距離を詰めた。片手は刀身を強く掴み完全に固定し、攻撃の余地を潰している。
「ひっ⁉ お、鬼……⁉」
怯える少女の顔を無表情で覗き込み、背後から肉塊怪異の気配を感じながら種枚は口を開いた。
「……本当にやるのかい?」
「……へ?」
「あれ、君が殺すのかい?」
「っ…………や、やってやる!」
「そうか。頑張れ」
刀から手を放し、少女の肩を軽く叩き、怠そうに少女より後ろに退避していった。
「本当にあの子に任せちゃうんです?」
種枚の隣に下りてきた鎌鼬に問われ、種枚は目だけを向けた。額には既に角は無く、口も人間のそれに戻っている。
「ああ、真剣持ってたし、本人がやるっつってたんだし、別に任せて良いだろ」
「え、あれ本物だったんですか⁉」
「うん。手ェ切れるかと思ったよ」
からからと笑いながら種枚は手近な民家の屋根に上がり、肉塊怪異と交戦する少女を観察し始めた。